CB1300SF '03 | マフラー開発奮闘記

CB1300SF 03編・序章

  • 投稿日時:2006年06月03日
  • カテゴリー:CB1300SF '03

★ 次は当然・・・! ★

 さ〜あ「モンスターパワーの次は当然PURE SPORTだろう?!」ってユーザーからの声がガンガン高まってきたぞ!もともとノーマルでも「PURE SPORTがついているんじゃあないか?」と思わせるぐらい、スタートからパワフルな設定になっているマシンだから、PURE SPORTの開発はきっと大変だぞ〜。

まあ、楽しみにしていてくれよ。


CB1300SF03 編・其の壱

  • 投稿日時:2006年06月03日
  • カテゴリー:CB1300SF '03

★ イー加減にしろよ・・・! ★

 まずは、いつものPURE SPORTらしくクラッチミート直後から徹底的にパワーを引き出すように、指示を入れておいたんだ。なにしろ軽くなったとはいえども“220kg”と言う重量がどっしりかかってくる。スタートダッシュでは、微塵でもトルクを落とすわけにはいかない。もしここで少しでもトルクを落とすと、そのまま加速が悪くなりディチューンにつながってしまう。最近の《解っているライダー》達が、いわゆる集合管をつけたがらないって言う理由もここにある。[ビッグマシンでトルクが落ちる=遅くなる]ってことさ!・・・と言うことで一発目のたたき台に乗ってみた。

 っかぁ〜! 限度ってモノがあるだろう。

 クラッチミートからこんなにドッカ〜ンとパワーが出たら、ギクシャクしちゃって楽しくないぜ。パワーもふん詰まりだし、イー加減にしろよ・・・!スタートから2500rpmまでをノーマルプラスアルファーそこを超えたらガッツンとパワーを炸裂させるんだ、解ったな・・・!

次回にこうご期待。


CB1300SF 03編・其の弐

  • 投稿日時:2006年06月03日
  • カテゴリー:CB1300SF '03

★ インパクト !!! ★

 今度は俺の指示通り、シャーシダイナモとにらめっこしながらキッチリ特性を創ってきたらしい。パワーラインも何となくそれらしいぜ。さあ乗ってみるか。

 う〜ん。おもしろくな〜い。

 確かに俺の指示どおり創っているようなんだが、インパクトに欠けるんだ。1速2速で走っているときには何となく良いような感じがするんだが、3速以上を使うとボロがでる。アクセルに回転が着いていかないんだ。ノーマルの車両よりはましなものの、4000〜5000rpmでパンチ不足、インパクトがないんだ。

 まあなんにしろ、2500rpmからもっともっと強烈にパワーを炸裂させる。そのまま4000〜5000rpmを越しても一切おとろえさせない。強烈なトルク&パワーを引き出す。
・・・まずはここからだ・・・ 。


CB1300SF 03編・其の参

  • 投稿日時:2006年06月03日
  • カテゴリー:CB1300SF '03

★ グワッシ! ★

 あれからさんざんパイプの長さ・太さ・組合せ・バイパスパイプの太さ・長さ・位置・etc・・・をいじりまくったが、なかなか変化が現れず、さらに極秘のチューニングポイント数十カ所を徹底的にいじりまくって何とかパワーを出してきた。今度はどうだ!

 うんっ・・・いいぞ、いいぞおもしろいぞ。
 右手の開度にビッタリリアタイヤが着いてくるぞ
   ・・・グワッシ! なんだ?!
 ・・・あっぶね〜、ぶっ飛ぶところだったぜ。

 右側だけバンク角がないんだ!走る前に注意は受けていたけどまさかこんなにひどいとは・・・。ふっざけるなっ、あ〜驚いた。
 この結果はもう少しまともに乗れる形状になってから報告するぜ。


CB1300SF 03編・其の四

  • 投稿日時:2006年06月03日
  • カテゴリー:CB1300SF '03

★ 足りない、まだ足りない。 ★

 前回までのバンク角を直し、しっかり走れる状態までもってきたんだ。
 さあ、性能はどうかな・・・

 ふふ〜ん、な〜んだそうか。

 前回は左しか曲がれない中でかなり良いと思ったけど、やっぱりリズムが刻めないな。このパンチを効かせたままで、伸びが足りないんだ。それと、ペースが上がってきた時に“わくわく”させてくれるずぶといトルクもまだまだ足りない。低い速度域ではかなり面白くなってきたけど・・・もう少し欲しいんだ。

 やっぱり完成度の高いマシンのマフラーはかなり難しいぜ。


CB1300SF 03編・其の伍

  • 投稿日時:2006年06月03日
  • カテゴリー:CB1300SF '03

★ 「高気密一体構造」 ★

 実際このマシンを生かすも殺すも5000rpmまでの特性にかかってると思うんだ。だいたいこのマシン、どんなマフラーをつけても5000rpmからのパワーは勝手に盛り上がって行く。でも実際、ホンダの作ったこのエンジン、そんなに回さなくっても充分速い!なにしろ1300ccもあるんだから・・・。
 そこで、一番特性造りに重要なのはスタートから5000rpmまでの域、とくに2800rpm付近から4000rpmまでの域が最も重要。まぁここの回転域はシリンダーの充填率によって特性を造っていかなければならないから、一般の集合管と呼ばれるようなマフラーではまず造れないよな。ここに高気密一体構造の意味が存在するんだ。
 と、言うことで、今回は集合部の容積・形状を中心にいじって、前回の問題点をクリアーしてきた。さ〜あ、どんな感じかな。

 ・・・う〜ん、かなり意図する特性に近づいてきたぞ。スタートからのパワーも良い、伸びもかなりでてきた。特に2800rpmからがかなり楽しい。いいぞ。この勢いだ!

 この特性をさらにもっともっと強化すればパーフェクトだ!さあ、頑張ってやってもらいましょうかね!


CB1300SF 03編・其の六

  • 投稿日時:2006年06月03日
  • カテゴリー:CB1300SF '03

★ ガッツンガッツン ★

 さらにインパクトをつけるために2800rpm付近からさらに強烈にパワーを引き出させてみたんだ。さ〜あ、どんな感じかな?

オッいいね〜。軽いよ、軽い、軽い。

この軽さが気持ちいいよ。トルクのおかげだね。すごく気持ちいいよ!高回転のパンチもあるしいいね!

・・うんっ・・おっと問題発生!
これはまずいな、ドンツキ感が出てきたぞ。

 車の間を縫ったりストリートで気持ちよくフットワークをしようと細かいアクセリングをしたときに、ガッツンガッツンと出てきているんだ。いや〜、まいった。こういうドンツキ感はダイナモのラインではまったく現れないから直すのも結構大変なんだ。
 原因は、アクセルワークに対してエンジンの反応がほんのわずか遅れる、その遅れが”ため”になって「ガッツン」と来る。これはインジェクション独特の特徴で、一般的な考えとは逆にピックアップを鋭くすることでだいたい解決できる。いじるところは、気密を保つために一体構造で仕上げられた集合部の容量と、テーパー角。これを中心にいろいろいじる・・・ここさえクリアできれば完成だ。

最高に楽しいマフラーが出来る…、楽しみだぜ!


CB1300SF 編・其の七

  • 投稿日時:2006年06月03日
  • カテゴリー:CB1300SF '03

★ 「優越感」 ★

 か・な・り・苦労をしたみたいだ。基本的にうまく出来上がった特性を壊さずに、あの忌まわしいガッツンガッツンのドンツキだけを消すため、完璧にピックアップを仕上げてきた。空ぶかしの段階でその違いはひしひしと感じてくる。これなら大丈夫だ!・・・ではテスト。

・・・ほ〜お、たぁ〜のし〜い!

 この軽さ、このピックアップ、本来持ちあわせているCBの特性のいいところを徹底的に強化しているからめちゃくちゃ気持ちいいんだ。この雄大なトルクが通常より1〜2速高いギアでの走行を可能としてくれる。それもかなり自然にだ。これこそが優越感!!「まさに1400cc!」って感じの仕上がりだ。いや、それ以上かもしれないな・・・!

それでは、またどこかのキャンペーンで、この気持ちよさを実際に味わってくれよなっ。


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