CBR1100XX | マフラー開発奮闘記

CBR1100XX 編・序章

  • 投稿日時:2006年06月03日
  • カテゴリー:CBR1100XX

★ ブラックバードだ! ★

 今年も頭ッからぶっ飛ばしていくぜ !!
まずは強烈なラブコールに応えて、インジェクションの特性に徹底的にこだわったブラックバード用超高性能チューニングマフラーPURE SPORTの開発だ。インジェクションはハヤブサや12Rでわかっているけど非常に難しい。・・・時間が掛かる。一体どれくらい時間が掛かるかわからないが、12Rの時のように8ヶ月間なんてことにならないように気合い入れて頑張るぜ!応援よろしく!!


CBR1100XX 編・其の壱

  • 投稿日時:2006年06月03日
  • カテゴリー:CBR1100XX

★ うちのスタッフが一番! ★

 久しぶりに、仲間が所有している新車同然のブラックバードに乗ってみたぜっ。素晴らしいね!「ほんとにこのバイク、インジェクションなの?!」って疑いたくなるぐらい良く出来ている。まったくインジェクションのデメリットがない。本当に素晴らしい!パワー特性もフレームに対して文句の付けようがない・・・。これ以上このマシンを良くするのは大変だし、やっぱりマフラー作るのやめるかぁ〜?・・・・・どうもそうはいかないらしい。ブラックバードの熱狂的ファンから「早く面白いマフラーを作れ!」ってかなりプレッシャーをかけられているそうだ。インジェクションのシビアな特性をコントロールしながらパワー特性を作っていくのは非常に難しい行為なんだ。たぶん世界中にマフラー職人と呼ばれる人間がもの凄い数がいると思うが、このインジェクションの癖を扱わせたらうちのスタッフが一番だろうなっ!

・・・と言うことで、少し時間をかけて方向性を決めるとするか!


CBR1100XX 編・其の弐

  • 投稿日時:2006年06月03日
  • カテゴリー:CBR1100XX

決定!こんな感じ ★

 方向性を探っていろいろ走ってみたが、なかなか見つからない。そこで、今度は改めてライバルマシン達にも乗ってみた。すると12Rのエンジンフィーリングが良い。ずぶといトルクとクリアーな伸びいかにも男らしい。このエンジンをブラックバードに積んでみたら、最高のフレームワークに男らしいずぶとい走り・・・う〜ん、決定!こんな感じ。
 そこで、ワイルドにトルクを引き出しトータルバランスでライバルマシンを引き離すってことにする。まずはクラッチミートから大きく引き離されているトルクを徹底強化、そして2500rpm〜8000rpm域のパワー・トルク・ピックアップを徹底的にいじってみる。それ以上の回転域については、今までの経験上、黙っていてもパワーは上乗せされる。だからあまりこだわらない。こんなふうに開発担当に指示を出した。
あとは一発目の試作を待つだけだ。


CBR1100XX 編・其の参

  • 投稿日時:2006年06月03日
  • カテゴリー:CBR1100XX

★ なんだこれ?! ★

 さあ、最初の試作が上がってきたぞ。シャーシで計ったパワーラインを見ると、俺が指示したところがドキドキするぐらいに盛り上がっている。こいつは良いぞ!・・・・ところがいざ走ってみると・・・・
なんだこれ?! ぜ〜んぜんわからない。

 確かにワインディングに入ると少し動きは良くなるが・・・、ほとんど走りに変化がない。これはダメ〜、ノーマルがフラットで癖がないせいか、ちょっとやそっとでは良さがアピールできない。でも、ワインディングでの走りがほんの少し良くなっているってことは、方向性は間違っていないと思うから、もっともっと差がでるまで開発をつづけさせるとするか!

・・・っと言うことで、乞うご期待。


CBR1100XX 編・其の四

  • 投稿日時:2006年06月03日
  • カテゴリー:CBR1100XX

★ いい感じだっ ★

 今度の試作は、低い回転域1500rpmからさらに強烈なトルクを引き出した。さて性能は?
 ・・・・うん!面白い!
 今まで何となくセンサーが反応してアクセルを追いかけるようにグリグリグリした感覚で加速がついてきたものが、今度はアクセルと同時に反応するようになってきた。ワインディングが結構面白い。アクセルを積極的に動かすような時にいい感じだっ。普通マフラーを変えるとインジェクションのラグがでてくるものだが、さすがにうちのスタッフは優秀だ!ラグをしっかり埋めながらパワーを作っている。そう、この感じをもっともっと強調したら、本当に楽しいぞぉ。

 もうひと頑張りしてもらおうかねっ、スタッフ諸君!


CBR1100XX 編・其の伍

  • 投稿日時:2006年06月03日
  • カテゴリー:CBR1100XX

★ こいつを何とかしないと・・・ ★

 開発スタッフは、あれからさらにトルクを上げるために徹底的に頑張ったらしい。1500rpmからピークに至まで出来る限りトルクを上げてきたんだ。マフラーのかたちも、今までとまったく違う。どちらかというと12RのPURE SPORTに近い形状になった。そして走りは・・・・・・!

 おっ!凄いこのトルク感、12R以上だっ。特にワインディングなんかに行くと、今まで味わったことのない、まるでジェットエンジンのような「ギュィーン」っていう感覚(!?)で、あらゆる回転域からアクセルに対しリニアにグングンついて加速する。これはめちゃくちゃ速い!これは本当に面白い!これでOKか?・・・と気分を良くした帰り道、一般の車と同じように60Km/hぐらいのスピードで流していたら、出たよ出たよっ、出てきましたよっ、インジェクションならではのギクシャク感てやつがっ。あまりに強烈なトルクを急激に引き出したせいで、ガツンガツンして結構やばい。さ〜あ困ったっ。こいつを何とかしないと、このマフラー売れないぞぉ。
大変だっ。


CBR1100XX 編・其の六

  • 投稿日時:2006年06月03日
  • カテゴリー:CBR1100XX

★ PURE SPORT for ブラックバード !! ★

 あのガツンガツンしたやばい感覚、これは今までの12Rや隼の時のようなインジェクションのラグではないことが判明。そこで今回は、トルク特性でこれを改善しようってことになった。

 現在うちの開発スタッフは、マフラー各部の長さ・太さ・テーパー・容積・集合角・バイパス設定など、高気密一体構造ボディーのあらゆる寸法を駆使し、ほぼ1000rpm刻みでパワーやトルクの特性をコントロールできるまでに技術が育っている。そこで、今までインパクトを付けるために1500rpmから急激に立ち上げていたトルクを、スタートから2500rpmまでをなだらかに・スムースに引き出し(ノーマルよりはかなり強いが)、そこから3・4・5000rpmと急激にトルクをのせていったんだ。
 すると・・・・・、
 車の流れに合わせて走っていても、少々荒々しさは残るものの扱いにくさは無くなり、逆に強いトルクで走れるから気持ち良いし、結構楽なんだ。そしてなによりも、PURE SPORT特有の、まるでハイコンプのピストンでボアアップしたような強烈なトルクが、ワインディングから超高速域にかけ炸裂する。トップギアでもずぶといトルクで強烈に加速する。回転の上がりも一気にピークまで持っていける豪快さだ。もちろん全ての動きが右手に連動して、完璧にコントロールできる。これも楽しい。PURE SPORTの開発に対してプレッシャーをかけ続けてくれた熱狂的な走り屋の諸君っ!、性能はこれで完璧だ!

 これからまたカウルクリアランス・oilドレン・フィルター・センスタ、そしてフルバンプ状態でのバンク角のなど、基本的な機能を全てクリアした上で最高のスタイリングに仕上げてから販売だっ。乞うご期待!


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