忠さんが陣頭指揮をとってマフラーを開発していく実際のストーリー|マフラー開発奮闘記

2023Vストローム250 パイプ編 其の七

★3000rpmから6000rpmまでのトルクラインが、更に雄大になった★

あれから、また色々いじってみた。
集合部分の容積を変えることで、
3000rpmから6000rpmまでのトルクラインが、更に雄大になった。
これは最高に『気持ちイー!』

しかし・・・・
期待していた、2000rpmからの3000rpm付近には変化が起こせなかった。

実際にはもう少し回転をあげた域で、
クラッチを繋いで走り出すので走りの影響は全くないのだが・・・
この2000rpm〜3000rpmまでのトルクラインを完璧に仕上げると、
一瞬にして走りの質感が向上するんだ。
まるで1250のあのアドベンチャーバイクにも匹敵するような気持ち良さ、
そして充実感なんだ。
この回転域は、来週から開発に取り掛かるPOWWRBOXサイレンサーに期待しよう。

2023Vストローム250 POWERBOXパイプはこれで完成。
また日本全国あちこちで開催している 快感体感試乗会 ライドオンキャンペーン 
で試乗車を用意するからぜひ一度体感してほしいな。

SP忠男開発チーム

 

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2023~レブル250 サイレンサー 編 序章

★サイレンサーを使って解決することが出来たらいいな・・・★

POWERBOXパイプの開発の際にどうしてもパイプだけでは、
引き出せない魅力やちょっとした課題もあった。
今度、その課題をサイレンサーを使って解決することが出来たらいいな・・・
そんな風に考えている。 
さあ、2023~レブル250 POWERBOX パイプユーザーに
更なる『気持ちイー!』を体験してもらうために、
更なる笑顔を見せていただくために。
頑張るぞ。

SP忠男開発チーム

 

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2023Vストローム250 パイプ編 其の六

★この域をいじると、せっかくの中回転域トルクが激落してしまうんだ★

最高! 
3000~6000rpmまでの逞しい加速感。
6000を超えてレッドゾーンへと一直線に駆け上がるパワーライン。
『気持ちイー!』最高の走りだ。

40~60Km/h付近で、田舎道をトコトコ走っても、
ワインディングをグングン走っても、
高速走行もかなり余裕がある。
いいね、良い出来だ。

あと贅沢を言えば、ごく低回転域に少しフラットなトルクラインを引き出せれば、
更にVストロームとライダーの一体感というか、信頼感というか、
そんなところが、更に高まって、
ライダーの神経をフラットに出来るとベストなんだけど・・・
この域をいじると、せっかくの中回転域トルクが激落してしまうんだ。
どおする?

SP忠男開発チーム

 

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2023Vストローム250 パイプ編 其の伍

★シャーシダイナモ(出力特性測定器)のラインは完璧!★

全体的な長さを調整して、メインパイプの太さも変えてみた。
シャーシダイナモ(出力特性測定器)のラインは完璧!
さあ、実際の走りはどうだろう・・・・。

SP忠男開発チーム

 

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2023~CRF250Lパイプ編 其の伍

★かなり質感の高い出力特性となっている★

いいねぇ〜 気持ちイー!
3000,4000,5000rpmと、とても心地の良いトルクラインが引き出されている。
しかし、2023年モデルの場合思った通り、
2500rpm付近の低い回転からのパイプを交換した事によるメリットはあまり感じられないが、
3000rpmからの懐の大きな走り、おおらかさ、逞しさ、がすごく良く出ている。
そして、7000,8000rpmと、どんどん伸びていく爽快な特性もとても良い。
全体的にみて、かなり質感の高い出力特性となっている。
気持ちイー!

このままでも充分に製品としての価値はあるが、
もう少し乗り込んで、更なる高みを目指したいと思っているんだ。
ものすごく沢山のCRF250Lユーザーから、
応援のメッセージが届いているからね。
なんとか気期待に応えたいと思っているんだ。

SP忠男開発チーム

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2023~CRF250Lパイプ編 其の四

★どんな変化が生まれるのだろう、楽しみだ。★

さあ、スタンダードのCRF250Lを堪能し尽くしたところで、
そろそろPOWERBOXパイプの開発へと入りましょうか。

~2022年までのモデルは、
セローの領域2500rpm~4000rpmを中心にトルクラインを作り上げていったけど、
なんだかスタンダードの2023年モデルでは、
この回転域がとても乗りやすくよくできているように感じる。
全く不満を感じない。

この状況の中で、このマシンに〜2022年までのPOWERBOXパイプを装着すると、
どんな変化が生まれるのだろう、楽しみだ。

SP忠男開発チーム

 

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2023Vストローム250 パイプ編 其の四

★もう少し排気量を大きくしたような、余裕な走りが生まれると思う。★

叩き台として作ったパイプはかなりの高水準。
さあ、この先は?

4000~6000rpmあたりのトルクラインをもう少し右肩上がりに調整出来れば、
5速や6速で使えるトルクバンドが広くなるので、
今よりももっと快適な走り、
もう少し排気量を大きくしたような、余裕な走りが生まれると思う。

パイプの太さと長さを小まめに調整して、特性を引き出していく。
時には数ヶ月もかかるほど、とても時間と手間のいる仕事だけど、
これにより生まれる出力特性の変化が楽しい。
だからこの仕事やめられないんだ。
ワクワクするね。

SP忠男開発チーム

 

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2023〜PCX編 其の弐

  • 投稿日時:2023年08月04日
  • カテゴリー:PCX 23

★この絶妙なトルクラインがすごくいい。完璧だね★

すごいよね、この完成度。
2023年モデルに2022年モデルのPURESPORTを着けてみた。
よくもまあ、これだけの性能のマフラーを開発したもんだと思うよ。

スタンダードのプーリーに合わせ、 
ライダーが欲しいタイミングで、欲しいだけのトルクを引き出す、絶妙な特性だ。
すごい! この一言。
トルクを絶妙な高さまで引き出して、右手とリアタイヤの連動感が秀逸だ。
これが少しトルクが出過ぎるとライダーをせっつくような品の無さが出てくるし、
また足りないと、思い切りストレスになる。
この絶妙なトルクラインがすごくいい。完璧だね。

じゃあ、ここからスタート。
さらに気持ちイー! を高めるために何ができるか、楽しみだ。

SP忠男開発チーム

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2023Vストローム250 パイプ編 其の参

★後は長所を伸ばすだけだ・・・★

いいね、ほぼ狙い通り。
っていうか、基本的に今の走りが高く評価されている、
爆発的な人気の~2022年までのパイプデータを踏襲して、
排ガス対応を考慮しながら作り上げた叩き台のパイプだから、
まあ性能が悪いわけないか。

思い通りに3000rpmあたりから5000rpmまで、
少し右肩上がりに立ち上がるトルクラインを引き出し、
軽快な加速を実現。
そして、5000rpmからの爽快な伸びもいい!

ここまでいい叩き台が出来たら、後は長所を伸ばすだけだ・・・
ワクワクするね。

SP忠男開発チーム

 

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2023~CRF250Lパイプ編 其の参

★気兼ねなくグングン入っていける。★

なんだかこのバイク、あちこち自由に出かけたくなる。
そんな不思議な感覚を持っている。ついつい・・・・。
細かい林道なんかも足つき性がいいのと、
車体は少し重いけど、低速域の綺麗なトルクラインに
マシンのコントロールが思い通りに出来ているから、
気兼ねなくグングン入っていける。
いいね、とてもいい。気に入った。これはいい。

SP忠男開発チーム

 

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