忠さんが陣頭指揮をとってマフラーを開発していく実際のストーリー|マフラー開発奮闘記

2021~NMAX125篇 其の四

★トルクの谷が出てきたからここを調整だな★

でたね、 高速の伸びが。
パワフルに、そして、気持ちよ〜く伸びていく。
そう、こんな感じだ。この感じならいいね。
今度は少し、60Km付近に気になる
トルクの谷が出てきたからここを調整だな。

SP忠男開発チーム

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MT-09 2021~ 編 其の七

  • 投稿日時:2021年11月12日
  • カテゴリー:MT09 2021~

★BOXの容積徹底的にいじってみよう。★

膨張室(BOX)の 容量を大胆に変えてみた・・・。
へ〜、結構変わる。これは面白い。
『 気持ちイー!』を求めて、BOXの容積徹底的にいじってみよう。

SP忠男開発チーム

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MT-07 2021~編 其の壱

  • 投稿日時:2021年11月12日
  • カテゴリー:MT07 2021~

★マフラー開発が難しい★

やっぱり、MT-07楽しいね。
コンパクトな車体、どんな時にでもライダーを裏切らない素直なエンジン特性
いいね、しかもそこそこ速い。

だけど、このマシンはまず不満がないんだ。
こういう高いバランスで組み上げられているマシンは、
マフラー開発が難しい。
負の解消を中心にしたマフラー開発は、方向性が決まっているから、
開発の進みが早い、
しかし、こう完成された特性で、日本の道に完璧にマッチした特性は・・・。

この場合は、あえて低速を強力に引き出すとか、
高速域を強調するとか、あえて最初にバランスを崩して、
その上で、MT-07にとっての『気持ちイー!』特性を見つけ出していくんだ。
このマシン完成まで、少し長丁場になるかもしれないけど、
オーナーからのリクエストが一番多いマシンだから、
開発に対するモチベーションはマックスだ。
さあ、つくりますか!

SP忠男開発チーム

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2021~NMAX125篇 其の参

★高速域の伸びがスタンダードのマフラーより劣るように感じる★

パイプを長く長く伸ばしたことで、走りが大きく変わった!
力強く発生したトルクのおかげで、NMAXすごく軽快になった。
『気持ちイー! 』

Tmaxのように剛性感溢れる車体にすごくマッチしている感じだ。とってもいい。
あとは、どうも高速域の伸びがスタンダードのマフラーより劣るように感じる。
これは、多分エキゾーストパイプが、ループした途中に儲けた
バイパスパイプの位置と太さで、なんとかなると思うんだ。
そこをいじろう。

SP忠男開発チーム

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MT-09 2021~ 編 其の六

  • 投稿日時:2021年11月10日
  • カテゴリー:MT09 2021~

★太さ長さでの調整だけでは限界のようだ★

2500rpmから5000rpmまでのトルクラインの
澱みはかなり良くなってきた。
しかし、これ以上はもう、エキゾーストパイプの
太さ長さでの調整だけでは限界のようだ。
今度は、膨張室とサイレンサー内部の構成を
色々、変更して、特性を細かくいじってみる・・・・。
面白い、どんどん変化して、その都度、僕らを楽しませてくれる。
MT-09最高。
 
SP忠男開発チーム

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CRF250 RALLY 2021〜編 其の玖

★創り上げてきたトルク特性が、やっと出来上がった★

気持ちイー!  頼りになる。逞しくて、繊細。
力強くて、爽快。 完成だ。
CRF250 RALLY 2021で、日本を思い切り楽しみたい。
身体の一部のように共感しながら、走りたい。
そんな思いを込めて、創り上げてきたトルク特性が、やっと出来上がった。
一言で言うと『気持ちイー!』

ぜひ、CRF250 RALLY 2021オーナーのあなたに、
このパイプをつけて、日本全国アドベンチャーの旅に出かけて欲しい!
きっと、今までと少し違った風景が目の前に広がると思う。
心を許せるマシンとの一体感を味わってもらえると良いな。

製品が出来上がったら是非どこかで体感して欲しい。
乗ってみて欲しい、そんな風に思っています。

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SP忠男開発チーム

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MT-09 2021~ 編 其の伍

  • 投稿日時:2021年11月05日
  • カテゴリー:MT09 2021~

★そう、案外大切な回転域の特性なんだ★

いいね、1500rpm前後の少しフラットで、
豊かな乗り心地のトルクラインが現れてきた。
なんとなく感じることは、900ccのビッグネイキッドならではの雄大さ、
綺麗に整えたトルクラインがライダーの右手に従順に反応する。
この感覚が、マシンとライダーの絶対的な信頼関係を生み出してくれるんだ。
この回転域の特別な特性が、SP忠男のファンが、マシンを乗り換えても
また、SP忠男のマフラーを選択していただける理由の一つだって、
あるライダーが言っていた。
そう、案外大切な回転域の特性なんだ。

今、この状態では1500rpmから2500rpmまでは、
綺麗なトルクラインが仕上がっている。
そして、一息ついて5000rpm付近からパワーが湧き上がってくる感じ、
ここからの課題は2500rpmから5000rpmの間のトルクラインを
綺麗に繋げることかな、面白いぞ・・・・。

SP忠男開発チーム

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MT-07 2021~編 序章

  • 投稿日時:2021年11月04日
  • カテゴリー:MT07 2021~

★MTシリーズの相性は、最高に良いんだ!★

さあ、MT-09に続いて、SP忠男に新型MT-07が、やってきた!
SP忠男とMTシリーズの相性は、最高に良いんだ!
またきっと、『気持ちイー!』マフラーを創れるぞ 楽しみだ

SP忠男開発チーム

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CRF250 RALLY 2021〜編 其の八

★トルク特性と高速域の胸の空く回転の伸びる感覚、最高だね★

ふ〜!  更にパイプの太さを走っては変え、走っては変え、
数え切れないくらい、何度も変えて組み合わせ、 やっと繋がった。
2500rpm付近から5000rpmの谷を超えて、高速域へと・・・・

一貫した気持ちイー! トルク特性と高速域の胸の空く回転の伸びる感覚、最高だね。
逞しいトルクを活かし、林道トコトコツーリングから、
高いギアをホールドで田舎道をト、ト、ト、心地よく優雅に走る。
そして、高速道路の爽快なパワーの伸び、
こんなところをポイントに仕上げていったんだ。かなりいい、ほぼ完成だ。

あと少し、排気ガスの膨張室(BOX)の取り付け位置を調整して、
右手でグリップを回した時のエンジンが追従する感覚を
もう少し、リアルに感じるように調整が出来れば、きっとパーフェクトだと思う。
かなり長かったけど、もう少しだ。そうきっともう少しだ。
完成した状態を思うと、ワクワクするね。

SP忠男開発チーム

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MT-09 2021~ 編 其の四

  • 投稿日時:2021年11月02日
  • カテゴリー:MT09 2021~

★今までにない、レイアウトだけど、結構いけてると思う★

ルックスをショートに仕上げるために全体をコンパクトにまとめあげ、
その上で、しっかりと気持ちイートルク特性を
引き出せるレイアウトを見つけ出した。
今までにない、レイアウトだけど、結構いけてると思う。

その上で、1500rpm付近からSP忠男らしい
独特のトルクラインを引き出すために
少し長めのエキゾーストパイプを設定してみた。
この回転域のトルクライン次第で、ライダーと
MT-09との信頼関係がググッと高めることができるんだ。
想像しただけでワクワクする。

SP忠男開発チーム

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