この前あのテストのあと、開発メカニックに正確に指示を出すためにシビアにシャーシダイナモのラインとにらめっこしてみたんだ。すると解ったことが一つ・・・。このダイナモのライン上に直線定規を当ててみたんだ。するとな〜るほど・・・かなり綺麗に見えるシャーシのラインでも4000rpmと6000rpmの間がわずかに定規で結んだ直線ラインの下をくぐるところがある・・・、これだ！普通に見たら谷には見えないが、こうして定規を当てると広い幅でしっかり谷が見えてくる。こいつのおかげで回転がつながっていかないんだ。
ここを上げろ！この谷を消すんだ！・・・
と言う指示の元に試作が上がってきた。それではテストテストッと。
・・・やっぱりな・・・つながったよ・・・
いいよリズムに乗れるようになった。
こんな感じだな、こんな感じ。
・・・でもまだだ！
つながるにはつながって上の方までひっぱていくけど、これではただの優等生だ。俺が求めているのは“やばっ”て思わずアクセルを戻してしまいたくなるようなそんな強烈な伸びだ！これがモンスターパワー。今の状態はただの高性能マフラー、これじゃあだめ〜。
と言うことでこんどは5000rpmからピークへ向かってのパワーを思いきり造るように指示を出したぜ、楽しみだね・・・。
