忠さんの開発裏話!:TOP
● ZX-12R 編・其の壱
ノーマル ★
 ひどいね〜これは、このインジェクションのタイムラグこれじゃリズムがつかめないよぉ。渋滞は当然アクセルを使った切り返しにストレスガンガンだよっ。右腕が痛いよっ。まずはダイレクトなピックアップを作ろうよっ、パワー特性はそれからだよ。
開発1段階 ★
 これはいいねっ、
完璧なピックアップだ。インジェクションのマシンとは思えないっ。もうこれだけでもこの12Rはノーマルの倍の価値があるね。だけど開発はまだまだこれからだし、めいっぱいおもしろく走れるようにしようぜっ。まずはピークパワーを出してみようよ!
★ 開発2段階 ★
 すげーピークパワーが出てるのに、全然おもしろくないね。12Rはギアがロングだからピークまで時間がかかるんだ。ピークを待つか半クラじゃ、1200ccの価値無いよね。アクセリングは完成したし、実戦じゃ3000後半から6000回転をいかに作るかで勝負が決まるよ。ここが出来れば一気にピークにぶち込めるし、今のままじゃハヤブサにちぎられるよ。
★ 開発3段階 ★
 実戦域のパワーが出てきたねぇ〜。予想通り、
かなり楽しく走れるよ。いいんじゃん!?・・・ただもう少し3800rpm〜5500rpmの間を引き上げると、完璧にもの凄いマフラーの域に入るから、もうちょい頑張ろうぜっ。

・・・とっ、いうことで、最高に気持ちのいいアクセリングは完成し、只今この回転域の開発をめいっぱい続けております。走り屋の皆様に“スーパーコンバットシリーズ”装着時独特の狂喜の歓声を上げて頂くために、全力で開発を進めております。開発もほぼ最後の詰めの段階です。次回は、完成後のもの凄い走りの場面をご報告出来ると思いますのでご期待ください!
其の弐へ・・・

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