忠さんの開発裏話!:TOP
● CBR1100XX 編・其の伍
★ こいつを何とかしないと・・・ ★

 開発スタッフは、あれからさらにトルクを上げるために徹底的に頑張ったらしい。1500rpmからピークに至まで出来る限りトルクを上げてきたんだ。マフラーのかたちも、今までとまったく違う。
どちらかというと12RのPURE SPORTに近い形状になった。そして走りは・・・・・・!

 おっ!凄いこのトルク感、12R以上だっ。特にワインディングなんかに行くと、今まで味わったことのない、
まるでジェットエンジンのような「ギュィーン」っていう感覚(!?)で、あらゆる回転域からアクセルに対しリニアにグングンついて加速する。これはめちゃくちゃ速い!これは本当に面白い!これでOKか?・・・と気分を良くした帰り道、一般の車と同じように60Km/hぐらいのスピードで流していたら、出たよ出たよっ、出てきましたよっ、インジェクションならではのギクシャク感てやつがっ。あまりに強烈なトルクを急激に引き出したせいで、ガツンガツンして結構やばい。さ〜あ困ったっ。こいつを何とかしないと、このマフラー売れないぞぉ。
大変だっ。

其の六へ・・・

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