忠さんが陣頭指揮をとってマフラーを開発していく実際のストーリー|マフラー開発奮闘記

ROYAL ENFIELD METEOR 350 POWEBOXサイレンサー編 その2

★オートマチックのようなゆとりと気軽さで走っていく★

今まで、CLASSIC350で集めたデータを
METEOR350にフィードバックしてルックスを変えて作ってみた。
POWERBOXパイプと組み合わて40Km/hからTOPギアに入れて走る。
いいね、余裕のトルク心地良く角の取れたパルス感(心地良い丸い振動)
この余裕のトルクが引き出す心地の良い加速感で、
40・50・60・70Km/hとオートマチックのようなゆとりと気軽さで走っていく。
あのスタンダードのマシンで50Km/hまでの至福のフィーリングが、
そのまま、どこまでも続いていく感じが最高に幸せだ。
そのまま最高速に向けて上昇していく。
『すごく気持ちイー!』すごくいい出来だ。これはいい。 

どこか遠くへどこか遠くへ旅に出たい。
そんな感情が湧いてくる。いいね。 
あとは少しサウンドをいじって完成だ!

出来上がったらまたいつもの快感体感試乗会ライドオンキャンペーン
直営の浅草店にて、試乗車を用意するので興味があったら試乗をしてみて下さい。
 ライドオンキャンペーンの詳細はこちらから 

SP忠男開発チーム

 
meteor350_silencer0200.jpg

meteor350_silencer0201.jpg

meteor350_silencer0202.jpg
 
meteor350_silencer0203.jpg

meteor350_silencer0204.jpg

ROYAL ENFIELD METEOR 350 POWEBOXサイレンサー編 その1

★ここが少しだけ嫌なんだよね・・・。★

まず久しぶりにすべてスタンダードの車両に乗ってみる。
そうそう、この感じ。
50Km/h付近までの至福の走り。こんな気持ちイー!バイク中々ないよね。
そしてそこから60Km/hを超えてくると、
トルクラインと車重のバランスが崩れてくるようで、
少しずつ気持ちよさが半減してくる。
特に65Km/h付近から一般的な車両と比較して、
少し振動が発生してきて右手を捻る角度と
回転の上昇と比例しなくなっていく感じ。 
ここが少しだけ嫌なんだよね・・・。

そう思いながらPOWEBOXパイプを一所懸命創ったっけ、
そうしたらスタートから50Km/hまでスタンダードより心地良い、
ゆとりのトルク、そして60Km/hを超えて70Km/h・80Km/h・・・・そして最高速へ

さて、ここから先はサイレンサーで全体的なゆとりと
更なる心地良さを付加出来たら嬉しいな。
そしてサウンドも心地良く出来たらいいなって思っています。

SP忠男開発チーム

 
meteor350_silencer0100.jpg

meteor350_silencer0101.jpg

meteor350_silencer0102.jpg
 

KLX230 SHERPA編 その9

★思い通りのトルク特性を得ることが出来るだろうか★

やっぱり、ダートをもっと気持ちよく走りたい。
スロットルを通して林道をリズミカルに楽しく走りたい。
そんな思いが我慢できなくて、
もう一度思いっきりレイアウトを変更してみた。
基本的にはBOXの位置を変えて、
排気脈動のタイミングを少しずらしたかったんだ。

さあ、これで思い通りのトルク特性を得ることが出来るだろうか。
きっとうまくいくといいな。

SP忠男開発チーム

 
klx230sherpa_0900.jpg

 
klx230sherpa_0901.jpg

 

CL250 POWERBOX サイレンサー編 その4

★トルク、質感、サウンド、最高に良く出来たサイレンサーだ★

全長の短いマフラーで低中速域からのトルクを引き出すには、
パイプをループさせて距離を稼ぐとか、
途中に膨張室を儲けてトルクを引き出すタイミングを変えるとか、
色々手段があるんだけど、
元々全長が長くて特性も低速域に振れている、
マフラーの中高速域を引き出すのは結構大変なんだ。

で、最近まですごく苦労をしてきたけど、
基本的なパイプの太さを変えたり、サイレンサー内部をいじったり試行錯誤、
サイレンサー手前のメインパイプを極太にして、
少し抜けを良くすることで高回転域まで伸びていく特性を・・・・

そしてやっと、POWERBOXパイプの特性にマッチした
結構気持ちイー!走りのサイレンサーができたかも

まず走り始めて感じることは、POWERBOXパイプだけを装着した時と比べて
さらに5Km/h低いところから雄大なトルクが発生しているように感じる。いいね!

更に40Km/h、そして更に50Km/hから排気量を疑うような、
圧倒的な力強さで速度が上昇していく。おもしろい!

ダートに入った時のテールスライドやフロントを軽くして、
ギャップを超えていく時の感覚が最高に楽しい。
まさにスクランブラーの走りだ。
フラットな林道は特に気持ちイー! 
そして、一般道はもう別物の走り。
トルク、質感、サウンド、最高に良く出来たサイレンサーだ

POWERBOXパイプの気持ちイー! 部分を全て増幅していっている、
すごく良いサイレンサーが出来たよ!

SP忠男開発チーム

 
cl250_Silencer0400.jpg title=

 
cl250_Silencer0401.jpg title=

 
cl250_Silencer0402.jpg title=

ROYAL ENFIELD METEOR 350 POWEBOXサイレンサー編 プロローグ

★『METEOR用サイレンサーの開発もよろしく!』って、★

開発ブログのCLASSIC350 POWEBOXサイレンサー 編を読んだ、
METEOR350オーナーの皆さんから
『METEOR用サイレンサーの開発もよろしく!』って、
いうリクエストがたくさんきている。
了解です。大至急開発に入ります!

SP忠男開発チーム

 
meteor350_silencer0000.jpg

 
 

KLX230 SHERPA編 その8

★ダートをそれほど上手に走ることが出来ないんだ。★

前回までの開発で、BOX位置関係で特性が、
更に良くなるであろうと考え、
ものすごい時間と手間をかけ、
よくなりそうな位置は全てやってみた。
しかし、実際にそれを装着して走ると、
まだ少し心の中にモヤモヤが消えない。
そう、この試作のパイプをつけても
ダートをそれほど上手に走ることが出来ないんだ。
スタンダードよりはかなり性能が良いから、
いいんじゃないのって声もチームから囁かれる。
それもそうだ。しかし、SP忠男のベストではない。

あと一箇所だけどうしてもいじってみたい場所がある。
でもそれには、全てを1から作り替えなくてはならない。
度胸いるよね・・・・。
どおする?

SP忠男開発チーム

 
klx230sherpa_0800.jpg

 

CL250 POWERBOX サイレンサー編 その3

★右肩上がりのトルクラインが出てきた。★

やっとのことで4速40Km/hのあたりからトルクの盛り上がりが出てきた。
これはいい傾向だ。
かなり手間をかけて逞しく、心地良く爽快な走行性能を引き出した、
今人気のPOWERBOXパイプ。
まだまだサイレンサーはこのPOWERBOXパイプの
完成された走りの足を引っ張っている状況だけど、
サイレンサー前部のパイプの中の構造を色々いじることで、
右肩上がりのトルクラインが出てきた。
よし、このまま開発は続けていこう!

SP忠男開発チーム

 
cl250_Silencer0300.jpg title=

KLX230 SHERPA編 その7

★気持ちイー! 特性を引き出せていない。★

ダートをリズミカルにリアタイヤをスライドさせながら楽しく走る。
水たまりも軽くフロントを浮かせながらかっこよく走る。
フルオープンにしてコーナーを流しながら走る。
普通じゃこんなことなかなかできないけど、
うまくトルク特性を引き出してあげると
普通の人でもあまりダートを得意ではない人でも自然と出来る。

上手に走れるコントロールがうまく出来るから、
恐怖心を感じず平常心でこんなことが出来る様になるんだ。
そんな特性を僕らは散々創ってきたし経験してきている。
どれだけ多くのライダーをこんな特性で幸せにしてきたか。
どんなに喜ばれてきたか。

でも今、KLX230 SHERPAにこの最高に気持ちイー! 特性を引き出せていない。
まいったな、なかなか簡単にはいかない。

現在まで基本的な中低速域のトルクと高速道路の移動で、
気持ちイー! 高回転域のパワーと伸び、ここは出来ている。
だから極力メインのパイプの構成は変えず、
排気ガスを膨張させ排気のリズムやタイミングを調整するためのBOXを
前に後ろに何十箇所も移動して探っている。
かなりベストな特性に近づいてきてるけど、これでいいのかな?
これで完成か?

SP忠男開発チーム

 
klx230sherpa_0700.jpg

 
klx230sherpa_0701.jpg

 
klx230sherpa_0702.jpg

 

KLX230 SHERPA編 その6

★ダートに入り込んでも全然楽しくない。。★

通常走行域の純正を上回るトルク。
そして60Km/hを超えてから最高速度へ至るまでの豪快な伸び。
この基本的な性能は出来た。へへへ

しかし、いざダートに入り込んでみると、
トルクの立ち上がりは強いけど、
伸びがないのでリアを流しても気持ちよくコントロールが出来ない。
ギャップが現れても尻窄みのトルクで、上手くギャップに
フロントタイヤを合わせてリズミカルに走れない。
だから、ダートに入り込んでも全然楽しくない。
こんなんじゃ、せっかくのSHERPAが可哀想だ。
今はそんな感じ。まだまだ先は長そうだ。

SP忠男開発チーム

 
klx230sherpa_0600.jpg

 
klx230sherpa_0601.jpg

 
 

2025~GSX250R (8BK-DN12B) POWEBOXパイプ編 その2

  • 投稿日時:2025年07月04日
  • カテゴリー:GSX250R 25

★8000rpm手前から別次元の力強さと伸びを見せてくれる。★

23~Vストローム250にPOWERBOXパイプを装着した際には
3000~6000rpmの回転域のトルクの向上がすごく、
アドベンチャーとしての走りにかなり貢献していた。

一方、このパイプを2025~GSX250Rに装着してみると、
スタンダードでは少しだるい感じの5000rpmまでの回転の上昇に対し、
確実に3500~6000rpmの回転域の強力なトルクで、
排気量を大きくした様なキビキビとした心地よい走りが・・・・

しかし、今回それ以上に感動的なのが、そこから回転が上昇していくと、
太い音質と共に8000rpm手前から別次元の力強さと伸びを見せてくれる。
多分、この部分の特性がレプリカマシーンに遜色のないくらい、
このパイプ最大の魅力かもしれない。

現在、23~Vストローム250専用のPOWERBOXパイプ(VS2-PB-11)は、
2025~GSX250R用装着しても最高に面白い。
そして気持ちイー!特性を発揮してくれる。OKです。
2025~GSX250R用として正式に適合することを確認しました。

2025~GSX250Rのオーナーの皆さんも
ぜひこの気持ちイー!走りを体感してみてください。

快感体感試乗会ライドオンキャンペーンの日程はこちらからご覧いただけます 

SP忠男開発チーム

 
gsx250r25pipe_0200.jpg

 

  • SP 忠男 浅草本店
  • 〒111-0033 東京都台東区花川戸2-17-10
  • 平日 10:00~19:00  土日曜/祝日 9:30~18:00
    定休日 毎週水曜日 第三火曜日
  • SP忠男 業販部
  • 〒111-0033 東京都台東区花川戸2-17-10
  • 定休日 毎週日曜日 祝日

スペシャルパーツ忠男(SP 忠男)| オートバイ・バイク・二輪車、オリジナルマフラー公式サイト

オートバイのオリジナルマフラーを中心にバイク・二輪車のスペシャルパーツを開発しお届けします。
”気持ちイー!”で世界中のライダーを愉快にさせるために。
MT-09、MT-07、YZF-R25、XSR900などの交換用マフラーを取り揃えています。
オートバイ、バイクのマフラーの交換、カスタムチューニングはお任せください。