Z650RS 24 | 忠さんのマフラー開発奮闘記

2024~Z650RS POWERBOX FULL 編 其の伍

  • 投稿日時:2024年06月26日
  • カテゴリー:Z650RS 24

★これは嬉しい最高のマフラーが生まれたと思う。★

メインパイプの長さを少し短くして、
4000rpmから5000rpmにかけてのトルクラインを少し高めて角度をつけてみた。
これでトルクラインは綺麗に右肩上がりに繋がった。
さあ走りは?

すっごくいい! 気持ちイー!
2000,3000,4000回転の右手と連動する感覚が秀逸。
普段は、この回転域を多用するけどこの域が本当に心地良いんだ。
まさしくZ650RSと僕との信頼関係が完璧に築かれた感じだ。 
ほんとこのままどこまでも どこまでも
高いギアをホールドして、どこまでも走っていきたい。
そんな感覚に襲われる。
50Km/hに入ったら、6速でもほんの僅か右手を捻るだけで、
逞しくグングン加速力をしてくれる。これがいい。
高いギアを選択して アクセルを軽く開けていく。
3000,4000,5000rpmと雪原を雪玉がグングン大きくなりながら転がっていく。
そんな素晴らしい感覚だ。この感覚がまさにザッパーなのかもしれないな。

そうそして、高回転域の伸びも爽快で気持ちイー! 
これはいい、これは嬉しい最高のマフラーが生まれたと思う。
また各地のライドオンキャンペーンで試乗車を用意するので体感して欲しいな
ライドオンキャンペーンの情報はこちらから

もし、自分のうちの近くでこのキャンペーンがない場合は、
こちら
までリクエストをして欲しいな。
 リクエストが多い地区に向けてキャンペーンの計画を入れていきます。

SP忠男開発チーム

 
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2024~Z650RS POWERBOX FULL 編 其の四

  • 投稿日時:2024年06月17日
  • カテゴリー:Z650RS 24

★トルクラインへと綺麗に繋げることに専念してみようかな★

今は開発当初から少し気になっていたスタンダードの特性
2000rpmから3500rpmにかけてのトルクライン。
この回転域が整っていない。
右手の動きに対してエンジンの吹け上がりが連動しない。
アクセルオフから再度オンした際の僅かなギクシャク感が少しだけど気に障っていた。
これを改善するためにスタート直後の低い回転から、
細かく細かく調整しながらトルクラインをストレートな右肩上がりに仕上げてみた。

これが想像以上に効いた。
走り出した瞬間からライダーを不思議な感覚が包み込みホッとリラックスさせてくれる。
しかし決して加速や速度が遅いわけではない。
どちらかというとちゃんと速い。この感覚がSP忠男の真髄なんだ。
ここで初めてライダーとZ650RSの信頼感一体感が生み出されるんだ。
ライダーがマシンに心を許せる瞬間だ。

この一体感がない状態で中速域からトルクを上げていくと・・・ 
疲れる、楽しくない、爽快ではない。
割とこの手のマフラーは多い。少し前までこのマフラーもそうだった。
せっかくパイプを伸ばして面白いくらい雄大なトルクを引き出したのに
神経をピリピリさせるだけで、全く気持ちよくなかった。

今は違う。
エキパイとバイパスパイプと集合部の容積の関係を何度も修正してここまで仕上げた。
あとはめっちゃ面白い。
3500rpmを超えて4000,5000,6000,7000rpmと怒涛の如く湧き上がる
トルクラインへと綺麗に繋げることに専念してみようかな。

SP忠男開発チーム

 
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2024~Z650RS POWERBOX FULL 編 其の参

  • 投稿日時:2024年05月08日
  • カテゴリー:Z650RS 24

★エキゾーストパイプを極端に長くしてみた。★

 特性を大きく変化させるためにエキゾーストパイプを極端に長くしてみた。
その際に既存のままではうまく車体に収まらないので、
大胆にレイアウトも変更してみた。
どことなく、昔の自社ブランドのフェレックスクロスマフラーを
思い起こさせるデザインになった。 わりといいじゃん

SP忠男開発チーム

 
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2024~Z650RS POWERBOX FULL 編 其の弐

  • 投稿日時:2024年04月22日
  • カテゴリー:Z650RS 24

★エキゾーストパイプの長さを大胆に変更して変化を探ってみる★

せっかく再開発をするんだから、主要パーツを大胆に変更してみよう。
新時代のザッパーをイメージして、
650ccという排気量から大きく上回る雄大な走りを引き出してあげよう。
感動レベルで気持ちイー走りを・・・・

まずは、エキゾーストパイプの長さを大胆に変更して変化を探ってみる。

SP忠男開発チーム

 
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2024~Z650RS POWERBOX FULL 編 其の壱

  • 投稿日時:2024年04月04日
  • カテゴリー:Z650RS 24

★出力特性が気持ち良くない。音量が規制値を超えてくる・・・・。★

2024モデルの車両に2023年モデルのPOWERBOX FULLを装着してみると
出力特性が気持ち良くない。音量が規制値を超えてくる・・・・。
ざんねん。

ということは、開発は一からやり直し。幸い〜!
2023年モデルの開発で、1年近くで得た大量のデータを持っている。
その中で、新たなに試してみたいと考えていたパターンもあるので、
割とモチベーション高く取り組めそう。
まずは、気持ちイー特性を引っ張り出してみましょうか。

SP忠男開発チーム

 
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2024~Z650RS POWERBOX FULL 編 序章

  • 投稿日時:2024年04月02日
  • カテゴリー:Z650RS 24

★2023年モデルのPOWERBOX FULLを装着してみると・・・・。★

実は随分と前から、この2024モデルの車両を購入して試行錯誤していたんだ。
この車両の購入当初は、~2023年モデルのPOWERBOX FULLに
O2センサー(Z650RSは2024モデルから純正マフラーにO2センサーが二つ付いている)を
もう一つ追加して、そのまま販売しようと安易に考えて計画を進めていたんだ。
しかしながら、実際に2024モデルの車両に
2023年モデルのPOWERBOX FULLを装着してみると・・・・。

SP忠男開発チーム

 
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  • 〒111-0033 東京都台東区花川戸2-17-10
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    定休日 毎週水曜日 第三火曜日
  • SP忠男 業販部
  • 〒111-0033 東京都台東区花川戸2-17-10
  • 定休日 毎週日曜日 祝日

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