GB350C | 忠さんのマフラー開発奮闘記

GB350C 編 其の九

  • 投稿日時:2025年05月13日
  • カテゴリー:GB350C

★回転域のトルクラインがバッチっときまって綺麗な右肩上がりに★

奇跡だね! 
やっぱり俺たち持ってるね。
なかなか前半分の細いパイプと太いパイプの組み合わせだけでは、
うまくトルクラインが引き出せなかったんだ。
そしてもう諦めかけた時にダメ元で、今まで限界までいじってきたメインパイプのBOXより
後ろの部分の長さを変えてみたんだすると・・・・
奇跡だね! 
求めていた回転域のトルクラインがバッチっときまって綺麗な右肩上がりに
これ、これ、これー、この走り。
いいね、気持ちイー!

例えばスタンダードのエキゾーストパイプだと
4速40Km/h5速50Km/h付近の右手に対して、
エンジン回転が全くついてこない、歯痒い感じがとても嫌だった。
要は4速50や60Km/h以上まで回さないと快適に走れない。
これではHONDAのビッグシングルらしい、
雄大なおおらかな愉快な走りが全くできていない状態。

それが一度このPOWERBOXパイプに変えるだけで、
トントントンと低い回転でどんどんギアを増速4速40Km/hから、
ビッグシングルらしい雄大な加速が、
5速50Km/h手前から心地よいパルス感を伴って逞しく心強い走りが・・・
最高だね。
この感覚が最高速に向けてずっと続くんだ。
これはすごいね、最高に気持ちイー! 
あとは外観を整えて製品化へ

よかった、よかった。完成だ。
またいつものようにこのパイプ
SP忠男浅草本店やライドオンキャンペーンの会場で体感できるように準備するから
ぜひ、冷やかし半分で構わないから体感してほしいな。

SP忠男開発チーム

 
gb350c_0900.jpg title=

 

 

GB350C編 其の八

  • 投稿日時:2025年05月12日
  • カテゴリー:GB350C

★ほとんど変化を感じられない。★

やっぱりダメかな?
ほとんど変化を感じられない。

でもほんの少し何かが変化したような。 
う〜ん、もう少しもう少しだけもがいてみようか。
細いパイプと太いパイプの組み合わせを微妙に変えながら、
もう少しだけ探ってみよう。

SP忠男開発チーム

 
gb350c_0800.jpg title=

 

 

GB350C編 其の七

  • 投稿日時:2025年05月07日
  • カテゴリー:GB350C

★これでダメなら、このパイプは開発中止だな★

GB350Cで気持ちイー! トルクラインを引き出すことはとても難しい。
最初はスタンダードのGB350と基本的な寸法は同じで、
いけるんじゃないかって予想をいていたけど、ぜんぜんだ。
あと残すところは、かなり製品コストが上がるけど
パイプ前半の太さを途中で変えて特性を探ってみよう。

これでダメなら、このパイプは開発中止だな。

SP忠男開発チーム

 
gb350c_0700.jpg title=

 

 

GB350C編 其の六

  • 投稿日時:2025年04月28日
  • カテゴリー:GB350C

★低い回転域での高揚感が少し足りないんだ★

あれからかなりハマっている・・・・・。
低い回転域での高揚感が少し足りないんだ。
フラットすぎて退屈なんだ。

トルクラインを少し右肩上がりに傾斜を強めると
今度はGB350Cの大らかさが失われてしまい、
なかなかうまくいかない。
このシンプルな一本のエキゾーストパイプを膨張室を挟んで、
前と後ろの長さのバランスそして太さのバランス、 
このシンプルなチューニングポイントを駆使し
今なんとか最高の気持ちイー! を引っ張り出そうとしているんだ。
かなり良いところまで来ているけど、
多分他のスタッフが乗ってもこの感覚は理解してもらえないと思う。
しかし毎日乗っているオーナーなら、
一発でこのもの足りなさを感じてしまうだろう。
僕はそう感じているんだ。
開発に許される時間はあとわずか、
なんとかなんとか、なんとかしたいなぁ〜。

SP忠男開発チーム

 
gb350c_0600.jpg title=

 

 

GB350C編 其の伍

  • 投稿日時:2025年04月08日
  • カテゴリー:GB350C

★絶妙なタイミングで追いかけるようについてくる★

奇跡だね・・・・
BOXの位置を大きく変更してみたんだ。
これこれ、この感じ。
この感じがSP忠男なんだ。
右手の動きに連動してエンジンの回転が、
絶妙なタイミングで追いかけるようについてくる。
よく売っているマフラーのように早すぎると
走りがせっつかれているようで落ち着かないし、
また遅すぎるとそれもそれでストレスなんだ。
SP忠男のマフラーエキゾーストパイプは、
この独特の絶妙なフィーリングで
絶対的な支持を得ているって、言っても過言ではない。
ふふふっ、この感覚が出てきたら、
多分このパイプの開発もなんとかなるな。
さて、先が見えてきたらか気合を入れて頑張りますか!

SP忠男開発チーム

 
gb350c_0500.jpg title=

 
gb350c_0501.jpg title=

 
gb350c_0502.jpg title=

GB350C編 其の四

  • 投稿日時:2025年02月12日
  • カテゴリー:GB350C

★これでダメなら、今回はGB350CのPOWERBOXパイプはお蔵入りですね★

4速40Km/hで右手とエンジン回転が連動しない。
あの感覚がぜ〜んぜん改善されない。
パイプの太さ長さを調整したけど、全然ダメだ。
こうなると、あとは触媒のケースと膨張室を複合している
POWERBOXの容量やこの位置関係を考える・・・。

これでダメなら、今回はGB350CのPOWERBOXパイプはお蔵入りですね。

SP忠男開発チーム

 
gb350c_0400.jpg title=

gb350c_0401.jpg title=

GB350C編 其の参

  • 投稿日時:2025年02月07日
  • カテゴリー:GB350C

★全く連動していかないあの感覚がもっとひどくなった★

クラッチを繋いで、走り出す。
へ〜そうなんだね。気持ちイーじゃん!

おっと、スタンダードで気になっていた3速35Km/hや
4速40Km/hのあの右手とエンジン回転が
全く連動していかないあの感覚がもっとひどくなった。
多分、スタート直後のトルクラインが山形になったせいで、
逆にその上の速度域のラインに大きな谷ができてしまったようだ。

おかげで、走りがめっちゃ気持ち悪い。
さあ、どうやって対処しようかな。

SP忠男開発チーム

 
gb350c_0300.jpg title=

GB350C編 其の弐

  • 投稿日時:2025年01月28日
  • カテゴリー:GB350C

★GB350用POWERBOXを加工してGB350Cに装着してみた★

まずは他とは全く違った『気持ちイー!』に特化した特性が人気の
GB350用POWERBOXを加工してGB350Cに装着してみた。
その走りはどうかな・・・・

SP忠男開発チーム

 
gb350c_0200.jpg title=

GB350C編 其の壱

  • 投稿日時:2025年01月22日
  • カテゴリー:GB350C

★トコトコ走る感覚もなんとか残してあげたい気分なんだ★

まずはスタンダーダードで乗ってみた。
あれれ!前のモデルとは全然違う。
なんだかすごく速くなっている。
完璧なレトロスポーツって感じで、ルックスとは似つかわない気持ちイー!走り。
楽しいねこれ。
さて、これをどういじるかっていうと・・・

低速域のトルク特性かな。
多分前期モデルで日本のライダーから遅い遅いって、
さんざん言われたんでこの特性になったと思うんだけど、
これはこれですごく楽しい。
だけどGB350Cは、旧モデルにあったような高いギアを選択して、
低い回転域でゆっくりトコトコ走る。
こんな気持ち良さがあったのをすっかり忘れてるって感じ。
このルックスだから、このトコトコ走る感覚もなんとか残してあげたい気分なんだ。

たとえば、4速40Km/hあたりとか、5速50Km/h弱の速度域がモワモワして、
あまり気持ちよくなく感じているのは僕だけかなぁ?
きっと、この辺のトルク特性を綺麗に整えてあげると、
今までの経験上、ものすごくホッとした感を引き出せると思うんだ。
これを引き出せたらGB350Cの開発は、ほぼ成功だね。 

お天気の良い昼下がり、家をでて走り出す。
ホッとした不思議な感覚に包まれて、トコトコトコトコ。
気がつくと田舎の道をのほほぉ〜んとした気持ちでトコトコトコ。
完璧に心を解放した状態で走り続ける。
そして、一息ついたら高速を使って、爽快なスピードでヒューっと帰宅。

あなたの週末を今以上に心を解放させるお手伝いがしたいな。
心が空っぽになるようにPOWERBOXパイプで。

SP忠男開発チーム

 
gb350c_0100.jpg title=

GB350C編  序章

  • 投稿日時:2024年12月10日
  • カテゴリー:GB350C

★どんな走りをするのかな?★

本日、SP忠男にホンダGB350Cがやってきた。
なんか今までのGB350とは全く違った感じだね。 
さて、どんな走りをするのかな?

SP忠男開発チーム

 
gb350c_0000.jpg

  • SP 忠男 浅草本店
  • 〒111-0033 東京都台東区花川戸2-17-10
  • 平日 10:00~19:00  土日曜/祝日 9:30~18:00
    定休日 毎週水曜日 第三火曜日
  • SP忠男 業販部
  • 〒111-0033 東京都台東区花川戸2-17-10
  • 定休日 毎週日曜日 祝日

スペシャルパーツ忠男(SP 忠男)| オートバイ・バイク・二輪車、オリジナルマフラー公式サイト

オートバイのオリジナルマフラーを中心にバイク・二輪車のスペシャルパーツを開発しお届けします。
”気持ちイー!”で世界中のライダーを愉快にさせるために。
MT-09、MT-07、YZF-R25、XSR900などの交換用マフラーを取り揃えています。
オートバイ、バイクのマフラーの交換、カスタムチューニングはお任せください。