YZF-R3/MT-03 18 POWERBOX | 忠さんのマフラー開発奮闘記

18~YZF-R3/MT-03 POWERBOXパイプ編 其の六

★全回転域にパワフルさを増して、気持ちイー★

さあ、POWERBOXサイレンサーとのマッチングはどうか?
組み合わせたことで、たまに
ネガティブな特性が引き出される場合があるんだ。

今回は、いいね! とてもいい。
POWERBOXパイプにサイレンサーを組み合わせることで
全回転域にパワフルさを増して、気持ちイー!が、増幅される。
これなら大丈夫だOK。

近日中に発売開始します。
もちろん、試乗できるように試着用のマフラーを用意して
快感体感試乗会ライドオンキャンペーンに持ち込みます。
試着はタダです。ぜひ試乗してみてください。
試乗会の会場と日程はこちらからご確認ください。

SP忠男開発チーム

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18~YZF-R3/MT-03 POWERBOXパイプ編 其の五

★あとはPOWERBOXサイレンサー との相性を整えてみるとするか★

すっごく気持ちイー!
あ〜よかった! 繋がった! 

クラッチミートからレッドゾーンまで右肩上がりに一気に駆け抜けるパワーライン。
広い回転域に右手の動きに追従する形で、
上昇するトルクラインがライダーとマシンの信頼関係を大きく高めてくれる。

チューニングにはこの信頼関係を生み出すことが最も大切なんだ。
いくら綺麗なトルクラインやパワーラインを引き出しても、
このアクセルに対して絶妙なタイミングで
追従してくる感覚が生み出せなければ、ストレスになってしまうんだ。
この、なかなか生み出せない独自の特性が、
40年間多くの気持ちイー!を求めるライダーに
喜んでいただけている本質なんだと、つくづく思う。
さあ、あとはPOWERBOXサイレンサー との相性を整えてみるとするか。

SP忠男開発チーム

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18~YZF-R3/MT-03 POWERBOXパイプ編 其の四

★BOX内で、出来る事は全てやり尽くした。★

中速域のトルクラインに変化が現れてきた。
少しづつ谷が消えてくる。
その度に走りが爽快に変わってくる。楽しい!

BOX内で、出来る事は全てやり尽くした。
次は、エキゾーストパイプの左右を繋ぐ、
バイパスパイプの取り付け位置の変更だ。
いちいちパイプをカットして、分解して繋ぐ事の繰り返しで
大変な労力が要求される。
担当スタッフの心が折れない様に祈るだけだ。

SP忠男開発チーム

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18~YZF-R3/MT-03 POWERBOXパイプ編 其の参

★BOXの中の構造を徹底的にいじっている。★

ここのところ、かなり苦戦を強いられている。
5000rpm手前の谷を消そうとしても
ピンポイントでここだけが上がってこない・・・。
今、BOXの中の構造を徹底的にいじっている。

下のトルクラインが乱れたり、高速域のパワーラインが落ち込んだり。
う〜んむずかしい。
今は、圧倒的に不快な走りだ、困った。

SP忠男開発チーム

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18~YZF-R3/MT-03 POWERBOXパイプ編 其の弐

★5000rpm手前のトルクの谷が気になり始めた。★

ここのところ毎日乗っていて気がついた。
あと少し、トルクラインを右肩上がりに整えてあげると
このマシン今よりさらに楽しくなる。
走りが生き生きしてくる。絶対にいける。

とはいえ。今でも十分楽しいし、
やっぱり250ccにはない圧倒的なゆとりもある。
このおおらかさというか雄大さを生かした特性作りをすると、
排気量を超えた走り、爽快で気持ちイー!
走りが生み出せる様にクラッチミートからのトルクラインを整えてみた。

すごい、気持ちイー!
MT-03の走りに全く違う表情が現れた。
すごく躍動的で生き生きしている。
いままでクラッチミートからアクセルと開けていくと
加速に対して少しづつアクセルを多めに開けていくことで
帳尻を合わせていく感じがしていた。
これはあくまで感覚の問題だけど、
今度は加速に対してアクセルを少しづつ少なめに開けて行っても
エンジンが追従してくる感覚だ。
この感覚がマシンを楽しく走らせるために重要なんだ。
しかし、なかなかこの感覚を引き出すことは難しい。
さすがうちの開発チームだ、完璧にこのトルクラインを引き出してくれた。

あとは5000rpm手前のトルクの谷が気になり始めた。
ここはとても不快に感じる。
この回転域は断然ノーマルの方が優れている。
さあ、次はこの高速域への繋ぎの部分を探求してみよう。

SP忠男開発チーム

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18~YZF-R3/MT-03 POWERBOXパイプ編 其の壱

★ある時はおおらかに、ある時はエキサイティングに★

う〜ん、以前に乗った時とはかなりイメージがちがうなぁ〜。
想像以上にフラットトルクでどちらかというと大人なフィーリングだ。
豊かなトルクでゆったりと走る感じ・・・。

最近ZX-25Rの開発にハマってて、
あのエンジンのワクワクが基準になっているせいかもしれないな。
そう、俺たちはYZF-R25のパイプの開発を通して、
このエンジンのポテンシャルは知っている。
更に力強く、更に躍動感あふれる、ワクワクのパフォーマンスを。

ある時はおおらかに、ある時はエキサイティングに
う〜ん、あの爽快な走りのパフォーマンスを
18~YZF-R3/MT-03オーナーに堪能してもらいたい。
やっぱり創ろう!

SP忠男 開発チーム 

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18~YZF-R3/MT-03 POWERBOXパイプ編 序章

★1番のネックはコスト★

本当に走りが変わる『気持ちイー!』YZF-R25 POWERBOXパイプの
口コミを聴いた、YZF-R3のオーナーの皆さんから
毎日のようにPOWERBOXパイプのリクエストが入る。
あの走りの変化を味わってしまったら、
欲しくなってしまう、気持ちはとてもよくわかります。

しかし、1番のネックはコスト
YZF-R3は小型自動二輪、車検対応には厳しい、
WMTCモードの排出ガス試験をクリアーしなければならない。
そのためには高額な触媒装置を内部に組み込まなくてはいけなくなる。
ネックはコストだ。
試算してもかなり高額な価格帯になってしまう。
作るべきかやめるべきか・・・。

SP忠男 開発チーム 

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