MT07 2021~ | 忠さんのマフラー開発奮闘記

MT-07 2021~編 其の拾

  • 投稿日時:2022年09月07日
  • カテゴリー:MT07 2021~

★音量だけ落とすのは、多分不可能に近いくらい難しい。★

もうこのMT07は開発をスタートしてから既に10ヶ月を超えている。
今考えると、こんなに長くかかって結果が出せていないのは
KawasakiのZX-12R依頼かもしれない。少しあせる・・・

膨張室に向かうジョイントパイプの太さを変えて、
ボックス内で消音効率をあげる、少し下がった。
メインパイプからの取り出し位置を変えてさらに効果を高める。
これで加速時の音量が0.2dBくらい小さくなったかな、
この0.2dB落とすのに10日以上かかった。順調だ。

加速であと1.5dBのところまで来ている。
音だけなら一瞬で落とせる、
700ccのビッグツインをこのショートでコンパクトなパッケージに収め、
POWERBOXならではの『気持ちイー!』性能を維持したまま
音量だけ落とすのは、多分不可能に近いくらい難しい。

とはいえ、 MT-07オーナーから応援のメッセージが日増しに増えてくる。
音を上げるわけにはいかないな。
全てのパーツを見直してバランスよく少しづつ音量を下げていく。
開発スタッフの根気には頭が下がる。
昨日もそして、今日も朝から頑張ります。

SP忠男開発チーム

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MT-07 2021~編 其の九

  • 投稿日時:2022年08月16日
  • カテゴリー:MT07 2021~

★楕円錐形に大きく変えて、なんとか容積を確保しみた★

サブチャンバーの中身を散々いじったけど、音を下げると性能も下がる。
この繰り返しで、いい加減挫けそうだった。
今度はサブチャンバーの外側の形状も楕円錐形に大きく変えて、
なんとか容積を確保しみた。

これがよかった。
消音性能が格段に向上して、まだ規制値には追いつかないけど、
『気持ちイー!』中速までのトルクと高速域の爽快に伸びていく感覚を
維持したまま、かなり音量を下げるところまできている。
もう少し、もう少しだ・・・・。

SP忠男開発チーム

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MT-07 2021~編 其の八

  • 投稿日時:2022年08月02日
  • カテゴリー:MT07 2021~

★ビッグツイン独特の爆発音は性能に乗じて大きくなる★

うん、なんとか短いエキゾーストパイプで、
高回転域まで綺麗に伸びる特性を手に入れることが出来た。
サブチャンバーの取り出し位置を色々と試行錯誤して、
700ccとは思えない、太いトルクも手に入れた。
これは面白い!

しかしまた問題が・・・、
ビッグツイン独特の爆発音は性能に乗じて大きくなる。
全く規制値に収まらない爆音になってしまった。
今度は、爆音との戦いだ。燃えるぜ!

SP忠男開発チーム

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MT-07 2021~編 其の七

  • 投稿日時:2022年07月25日
  • カテゴリー:MT07 2021~

★いずれにしろ、もう一度0からのスタートだ。★

諦めた! 
何をやっても高回転域に向けて気持ちイー!伸びが生まれてこない ・・・・
一から仕切り直しだ。
今度は高回転の特性をある程度作ってから、
中低速域のトルク特性に手を加えていこうか。

いずれにしろ、もう一度0からのスタートだ。

SP忠男開発チーム

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MT-07 2021~編 其の六

  • 投稿日時:2022年05月30日
  • カテゴリー:MT07 2021~

★回転域の特性がどうしても気に入らない★

あれからかれこれ4ヶ月、
ずっとこいつにかかりきり、かなり参った。
こんなこともあるさ
高回転域の特性がどうしても気に入らない。
気持ち良くならない。悔しい、
もう4ヶ月だ、切ってつないで伸ばして広げて 
ほぼ毎日、何百回シャーシダイナモ回して、
何百回試作を作っても、
ふぅ〜限界かな、、、
さあ、どおするか。

SP忠男開発チーム

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MT-07 2021~編 其の伍

  • 投稿日時:2022年02月09日
  • カテゴリー:MT07 2021~

★まだまだ納得のいける変化ではない★

多分、BOX内部の容量や構造で引き出す事が出来る
高回転域のパワーラインはこれが限界の様だ。
高回転域の上昇角度は、純正並にはなっているけど、
まだまだ納得のいける変化ではない。
もう一度、このBOXに合わせてエキゾーストパイプをいじってみようか・・・・。

SP忠男開発チーム

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MT-07 2021~編 其の四

  • 投稿日時:2022年02月04日
  • カテゴリー:MT07 2021~

★高速域に変化が、現れはじめた★

やっぱり、MT-07はすごいバイクだ。
完璧なバランス、本当に完璧なバランスで成立している。
そんな、MT-07の常用域では、最高に
『気持ちイー!』トルクラインは引き出せている。
だけど、この数ヶ月、
この先の高回転域の伸びを引き出す事が出来ていない。
まいった・・・。

高速域を引き出そうとすると、
一番気持ち良く出来ている、常用回転域の
トルクラインが乱れてガタガタになる。
ほんと、楽しませてもらってる。

しかし、ここに来てBOX内の構造を大きく変えて、
常用域のトルクラインに『気持ちイー!』を
維持したまま高速域に変化が、現れはじめた。
少し諦めかけていたけど、なんとかなるかな。
なるかな?

SP忠男開発チーム

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MT-07 2021~編 其の参

  • 投稿日時:2021年11月26日
  • カテゴリー:MT07 2021~

★この特性をスタートラインにしよう★

割と早い段階で、クラッチミート直後から、高速手前までの
『気持ちイー!』トルクラインは引き出せたけど、そこから先に変化が作れない。
変化が作れないどころか、高速の伸びが極端に少ない。
どん詰まりって感じだ・・・。
なにをどういじっても高速の伸びを引き出せない。
今、とても苦戦している。

SP忠男開発チーム

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MT-07 2021~編 其の弐

  • 投稿日時:2021年11月19日
  • カテゴリー:MT07 2021~

★この特性をスタートラインにしよう★

このマシンの一つの強みは軽さ、軽快感、
ここを更に強調したい・・・・・。
そこで、クラッチミート直後くらいの回転域から
3000rpm,4000rpm付近の中速から高速域に入るくらいまで、
回転数に強くトルクを引き出してみた。

みごと! すごい!
この軽さの際立ちが、最高に『気持ちイー!』
軽い軽い『気持ちイー』ぞ。
この特性をスタートラインにしよう。

SP忠男開発チーム

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MT-07 2021~編 其の壱

  • 投稿日時:2021年11月12日
  • カテゴリー:MT07 2021~

★マフラー開発が難しい★

やっぱり、MT-07楽しいね。
コンパクトな車体、どんな時にでもライダーを裏切らない素直なエンジン特性
いいね、しかもそこそこ速い。

だけど、このマシンはまず不満がないんだ。
こういう高いバランスで組み上げられているマシンは、
マフラー開発が難しい。
負の解消を中心にしたマフラー開発は、方向性が決まっているから、
開発の進みが早い、
しかし、こう完成された特性で、日本の道に完璧にマッチした特性は・・・。

この場合は、あえて低速を強力に引き出すとか、
高速域を強調するとか、あえて最初にバランスを崩して、
その上で、MT-07にとっての『気持ちイー!』特性を見つけ出していくんだ。
このマシン完成まで、少し長丁場になるかもしれないけど、
オーナーからのリクエストが一番多いマシンだから、
開発に対するモチベーションはマックスだ。
さあ、つくりますか!

SP忠男開発チーム

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