CRF250L 2021~ | 忠さんのマフラー開発奮闘記

CRF250L 2021〜編 其の拾六

★『最高に気持ちイー!』 エキゾーストパイプの完成です★

完成、すごい! 絶妙なバランスだぁ。
POWERBOXパイプのファンなら、
思わずニヤっと、してしまうほど素晴らしい仕上がりに出来た。
『気持ちイー!』
CRF250Lらしい高回転を使った、オフロードのハイスピードランが際立つパワー特性!
にもかかわらず、セローのような林道や田舎道を高いギアを選択し、
2500rpmから4000rpmに整えた綺麗なトルクラインに乗ってトコトコ走る。
そう、お散歩のようにトコトコと、そんな走りも心地よく出来るんだ。
ライダーは常にリラックスして、景色や自然の空気を満喫しながら爽快に走る。
もちろん、強くアクセルを捻ると逞しいトルクが顔を出す。
大地を蹴って加速をしていく。
そして、5000rpmから上は、豪快な加速スピードにのり、『最高に気持ちイー!』
そんな特性を引き出した、エキゾーストパイプの完成です。

また、いつものように、毎週末行っている
快感体感試乗会ライドオンキャンペーンで試乗車か試着用の製品を用意します。
POWERBOXパイプの走りが気になったら、ぜひ一回体験してみてください。

ライドオンキャンペーンの詳細はこちらから 

SP忠男開発チーム

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CRF250L 2021〜編 其の拾伍

★トレースするようにエンジン回転が付いてくる感覚★

うおっ! すごい!
2500rpmからトップエンドまで綺麗に繋がった!
今まで気になっていた、5000rpm超えたあたりに
発生する澱みも綺麗に消えている。
うちの開発スタッフは本当にすごい!
しかもトルク、パワー共に過去最高の出来だ。
吹け上がりも速い。
う〜ん? しかし、何かが違う。

そうか、そうか!
2500rpmから4000rpmの間の必要以上に
高くなったトルクラインが、回転の上昇をどぎつくしているんだ。
5000rpmからのトルクラインを整えた時に
この回転域のトルクが、更に上がってしまったようだ。
う〜ん、回転の上昇がきつすぎてライダーとの信頼関係が築けない。
不安感が生まれ、後に引きずる。
懐が広くてどんな時のも裏切らない、
逞しい相棒って感じのあのセローの領域が崩れしまった。

今回、俺たちがCRF250に求めたものは確かな一体感、
ライダーとの信頼関係を生みだすものは、
ライダーの右手にほんのわずか遅れながらトレースするようにエンジン回転が付いてくる感覚。
これが大切なんだ。それが出来てこそ、初めて爽快な走りが生まれる。
微塵も不安感を残すわけにはいかないんだ。

あと少し、2500rpmから4000rpm間のトルクラインを見直そう。
ここから先は微調整が必要になってくる。
まずはメインパイプを5mm伸ばして、細い部分のパイプをカットして、
BOXの取り付け位置も5mm前方に移動。
あとは・・・。

SP忠男開発チーム

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CRF250L 2021〜編 其の拾四

★微妙な回転の澱みが生じる★

2500rpm~4000rpmまで、ライダーとマシンが一体となる
POWERBOX特有の上質なトルク特性を作ることができた。
そして、このパイプ6000rpmから上は最高に気持ちよく回転が上昇していくのに、
未だ5000rpmを超えたところに微妙な回転の澱みが生じる。
スタンダードはもっと広い範囲に澱みがあるので、
気にしなくてもいいのかもしれないが・・・・。
 実際に走らせると、ここで気分が落ちる。

やはり、ここまで完成度が上がってくると、
どうしてもこの澱んだ感覚は気にかかってしまう。
気持ち悪いんだ。
過去のデータをやテストピースを取り出して、
開発の方向性を検証していく。
 この検証作業がまた楽しい。

SP忠男開発チーム

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CRF250L 2021〜編 其の拾参

★この回転域を密かにセローの領域って呼んでるんだ★

きた、きた、きた!
5000rpmのモヤモヤをクリアにしようと、もがいていたら、
2500rpmから3000、そして4000rpmへ
さらに気持ちイー!トルクラインが、浮き出てきた。
 これは良い、これが今回のパイプにとって最大の宝だ!

俺たちはこの回転域を密かにセローの領域って呼んでるんだ。
ライダーを緊張感から解き放し、ただただ景色と空気を楽しみながら
散歩のように林道や野原をリラックスしながら走る。
そう、CRFでセローのような走りを可能にするのが、
この回転域に豊かに引きだすトルクラインなんだ。

マシンとライダーの一体感を生みだす絶妙なトルクライン。
これは、そう簡単に他には真似の出来ない独自の技術だと思う。
全ての基準は俺たちの開発ライダーの感覚の中にのみ存在するものだから、
機械で図ったパワーラインでは表現が不可能なんだ。

クラッチを繋いで林道を走り出した瞬間『気持ちイー!』
 本当に『 気持ちイー!』 を連発してしまう。心を解放してくれるんだ。

しかし、まだ 課題はいくつか残されている。
あと少し、あともう少し・・・ 

SP忠男開発チーム

SP忠男開発チーム

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CRF250L 2021〜編 其の拾弐

★今一歩、走りの上質感も感じられない★

太いパイプ細いパイプを絶妙に組み合わせ、
BOXの位置や容量を何度も変えて、かなり良い線まで持ってきた。
2500rpm付近からの豊かなトルク、
そして高速域の回転の伸び、かなり良い。
かなり気持ちイー!

ただ、まだ微妙にトルクラインが完璧とは言えない。
まだ、5000rpm台に少し、もやもやが残る。
今一歩、走りの上質感も感じられない。
ギアチェンジの感触もがさついて、イマイチだ。
もう少しもう少しだ。

SP忠男開発チーム

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CRF250L 2021〜編 其の拾壱

★2500rpm付近の回転域にトルクラインの変化が現れた★

幾つかのパイプの径を細かく細かく組み合わせ、
何度も何度も作り直し、テストを行った。

すると、ある太さの組み合わせの際に
2500rpm付近の回転域にトルクラインの変化が現れた。
ほんのわずかな変化だが、しっかりと感じとれる。

このトルクラインを増幅させていく方針だ。
なんとかなるかな?

SP忠男開発チーム

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CRF250L 2021〜編 其の拾

★下の豊かなトルクはまだ引き出せていない★

やっぱり、かなり苦戦をしている。
各部所をいじった際の変化をもっとわかりやすく体感できるように
長さをさらに極端に短く詰めてみた。
このことから、色々なことがわかったきた。
しかし残念ながら5000rpmから、
下の豊かなトルクはまだ引き出せていない。

BOXの位置や容量だけでは対処できる内容ではない。
あとは・・・・。

SP忠男開発チーム

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CRF250L 2021〜編 其の九

★全然POWERBOXパイプの特性じゃない★

一気に短くしてみた!
7000rpmを超える回転域の伸びが蘇った。 
というか、全然気持ちイー!

だがしかし、普段乗っている時に5000rpm以下をあまり使わない。
ライダーは敏感だ。いつも、最も気持ちの良い回転域で走りたがる。
これじゃあ、全然POWERBOXパイプの特性じゃない。
この全長の短さ、本当に大丈夫か?

SP忠男開発チーム

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CRF250L 2021〜編 其の八

★長めの設定をした瞬間に高回転域の伸びが止まる・・・★

色々と、やったが、諦めた。
ゼロからのスタートだ。
基本2500rpmくらいの回転域から特性を変化させようとすると、
それなりに長めの全長のエキゾーストパイプが必要だ。
しかし、このマシン長めの設定をした瞬間に高回転域の伸びが止まる・・・。

7000rpm以下で完結させる走り方は出来るが、
それでは、開発者としてちょっとカッコ悪い。
で、仕方がないので、もう一度ゼロからスタートを決断した。
ここまで仕上げたのに。

今度は今までの開発のセオリーを無視して、
極端に全長を短くしての挑戦だ。
 こんなの初めてだ。本当にうまくいくのか?

SP忠男開発チーム

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CRF250L 2021〜編 其の七

★高回転域に繋がらないどころか、高回転の伸びがない★

まずい。4000rpmを中心としたモヤモヤを消すことに集中していたら、
高回転域へのアプローチがうまくいかなくなった。
ボックスの位置など、詳細の変更は数えきれないくらい挑戦してみたけど、
そもそも高回転域に繋がらないどころか、高回転の伸びがない。
この状態でさらに調整を行なっても、いい結果は得られない。
もしかしたら、もう一度ゼロからスタートか?

SP忠男開発チーム

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