CRF250L 2023~PIPE | 忠さんのマフラー開発奮闘記

2023~CRF250Lパイプ(トレッキングタイプ)編 其の拾参

★CRF250Lとの信頼が一気に崩れる気がするんだな★

あれから毎日、トコトコトコトコ走ってみた。
ある時、アイドリング1500rpm付近で1速に入れてクラッチを繋いでみた。
そのまま一切スロットルを開けずにアイドリングのまま、トコトコトコトコ。
ふ〜ん、充分そのまま走り続けることができるな。
うん、どこまでもこのまま走り続けることができる。
ここからゆっくりアクセルを開けるとどうなるのだろう・・・。

おっと! 
危ない危ない。
唐突に加速が始まり、バランスを崩した。
おっと!危ない。
おっと?!
これだ、この感じ。
これを感じた瞬間にCRF250Lとの信頼が一気に崩れる気がするんだな。
これか、これなんだ。

SP忠男開発チーム

 
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2023~CRF250Lパイプ(トレッキングタイプ)編 其の拾弐

★なぜか絶対的な安心感が感じ取れない★

何かが違う。
全然のほほ〜んと心地良い気分になれない。
CRF250Lに心が許せない。
ここまでトルクラインを作り上げてきたのに・・・・
CRF250Lとの一体感が出来ていない。
なぜか絶対的な安心感が感じ取れない。
なんだろう? なんでだろう?

SP忠男開発チーム

 
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2023~CRF250Lパイプ(トレッキングタイプ)編 其の拾壱

★オートマチックみたいで心地が良い★

う〜ん、いいね。流石に仕上げってる。
1・2・3・4速ポンポンポン、早め早めのタイミングでシフトアップ。
そして5速に入ったら、5速や6速を維持して、
50~60Km/hで田舎道を流すとオートマチックみたいで心地が良い。
朗らかになる。さあ、今度は畦道からダートへ・・・・

SP忠男開発チーム

 
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2023~CRF250Lパイプ(トレッキングタイプ)編 其の拾

★わずかに右肩上がりのトルクラインがとてもいい 。★

いやぁ〜 いい感じだね。
最終的にエキパイは25mm縮め、メインパイプ長さを調整し
BOXの位置を10mm後方に移した位置で、
見事に整ったトルクラインに仕上げることが出来た。
2,3,4,5000rpmの豊かなトルクの強さと整った、
わずかに右肩上がりのトルクラインがとてもいい 。

でもこれはあくまでもシャーシダイナモ(出力特性測定器)上での話。
さあ、実際の走りはどうかな!
たのしみだ。

SP忠男開発チーム

 
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2023~CRF250Lパイプ(トレッキングタイプ)編 其の玖

★まだまだトルクの強さが足りない。★

軽く暗礁に乗り上げている感じ・・・・
低速域のトルクラインはフラットにある程度心地良く引き出せてきた。
パイプ長の限度もだいたい見えてきた。

今の状態は2000rpm手前から2、3、4000rpmと
フラットに心地良いトルクラインを引き出せているが、
まだまだトルクの強さが足りない。
そして5000rpmから先にトルクの谷が現れて、
ものすごく鈍臭い特性になってしまっている。
とてもストレスフルな特性だ。気持ち悪い。

今はなんとかこの特性を打開しようと必死で、
長さ太さテーパーなどなど細かくチューニングポイント探っている最中だ。
さあ、もうそろそろ出口へと進めていきたい。そう思っている。

SP忠男開発チーム

 
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2023~CRF250Lパイプ(トレッキングタイプ)編 其の八

★エンジンの回転が全くついてこない★

パイプがフロントタイヤに当たらないように
軌道を変えて、さらに30mm伸ばしてみた。
なるほど・・・・
これはひどいね。
スロットルの開度にエンジンの回転が全くついてこない。
もっさりしすぎ。
しかも中速域のトルクが激減で、すごく遅い。
それもかなり鈍臭い。
一所懸命作ったのにまずいなこれは。
全然ダメ、全くいいところがない。
どうしよう。

SP忠男開発チーム

 
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2023~CRF250Lパイプ(トレッキングタイプ)編 其の七

★レイアウトの変更が必要だよな★

なるほど、面白い!
2000rpm付近からフラットにトルクが上がって、
独特の心地良さが引き出されていた。

いいね、これならもう少しパイプの全長を伸ばして様子を見てみたいな。
しかしこのまま伸ばすと確実にタイヤが当たりそうだから、
レイアウトの変更が必要だよな。
大仕事になるなぁ〜
結構大変だなぁ〜
どうするか?
どうする?

SP忠男開発チーム

 
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2023~CRF250Lパイプ(トレッキングタイプ)編 其の六

★3000rpm手前のトルクが心地良く出てきた★

うん、現在販売している2023~CRF250LPOWERBOXパイプから
30mm伸ばしてみたが、3000rpm手前のトルクが心地良く出てきた。
これはいい傾向だ。
更にこれ以上フロントパイプを伸ばすと、フロントフォークが縮んだ際に
タイヤに干渉してしまうので、全長を変えずにメインパイプの中に
フロントパイプを伸ばす形で組み込んでみる。
これはどうかな?

SP忠男開発チーム

 
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2023~CRF250Lパイプ(トレッキングタイプ)編 其の伍

★高回転域のパワーも結構上昇しているので本当にパーフェクトな仕上がりだ★

改めて、現在販売している2023~CRF250LPOWERBOXパイプに乗ってみる。
ふふふ、いいね。
3000rpm手前からフラットに豊かなトルクが湧き上がってくる。
純正に比べても十分心穏やかにゆっくり走ることも可能だ。
心地良い。
しかもアクセルを開ければ純正を大きく上回るトルクで、
逞しくしかも軽快に車体を前に進めてくれる。
更には、太いメインパイプのおかげで
高回転域のパワーも結構上昇しているので本当にパーフェクトな仕上がりだ。
かなりいいね。

そんな中で、数名のCRF250Lオーナーから
セローの領域とされるトコトコ走りで、
更なる気持ちイー! を引き出してほしいって、いうリスエストなんだ
これは面白い。挑戦する価値があるって思って一所懸命開発中。

いずれにしろ思い切り短くした試作品は、方向性が全く違ってしまったので、
振り出しに戻り、現行モデルのPOWERBOXパイプから、
トコトコ走りで気持ちよさを引き出せるキーポイントを見つけ出し
そこを強化していくことにした。

まずは、パイプのフロント部分を30mm伸ばして特性を探ってみる。
さて、どんな変化が生まれるか。

SP忠男開発チーム

 
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2023~CRF250Lパイプ(トレッキングタイプ)編 其の四

★2000rpm〜4000rpmの特性が重要。★

なるほどね、初期型CRF250Lに比べたら、
全然フラットな大人な特性になっていたと思っていたけど、
本質はあまり変わっていないんだ。

回転計で4000rpm手前から少しエキサイティングな吹け上がりを演出するために
2000rpm付近から3000rpmに向けてトルクの谷を作り、
回転の上昇を一旦ここで貯めるんだ。
そして、4000rpmから一気に回転を上昇させる。
こうやって少しエキサイティングな特性を作ってるんだな。
初期型に比べたらかなり穏やかになっていて、
最初の頃はあまり気にならなかったけど、
ここのところ毎日毎日乗っていることで、この特性がとても気になってきたんだ。

僕らが風景を楽しみ、風を感じて、香りを楽しんで走る時は、
2000rpm〜4000rpmの特性が重要。
ここをもっともっとフラットで豊かで神経を一切使わせない、
そう、のほほ〜んとした気持ちで走れる、
心を空っぽにできるくらいの安心感を創らなければいけないんだ。

現在販売しているPOWERBOXパイプで、かなりいい線に行ってるんだけど、
目指したものが違うから、お散歩感覚で心を解放させられるところには行っていない。
やるべきことは見えてきた、CRF250Lライダーの心の解放のために頑張るぞ!

SP忠男開発チーム

 
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