Z H2 POWERBOX | 忠さんのマフラー開発奮闘記

Z H2 POWERBOX編 其の拾

★これぞリッタークラスのゆとりのトルク。★

凄い! これぞリッタースーパーチャージャーだ!
2000rpm手前から6000rpmまで綺麗なラインで
ガッツリトルクを引き出した。気持ちイー!
これぞリッタークラスのゆとりのトルク。

そして6000rpmからやばい このパワー! 凄い。
爽快な吹け上がり いいね いいねぇ〜。
最高に楽しい 最高に気持ちイー!

このトルクならトップギアホールドで長旅にも使えるね。
しかも速い。
ライダーの意思に従順にほんのわずかなラグを作り反応させるから、
ライダーに安心感を与えてくれる。
これがPOWERBOXシリーズ特有の特性で人気の秘訣なんだ。
そう簡単には真似のできないオリジナルな特性さ。

この特性がマシンとの信頼関係を高めて、
可愛い存在にしてくれる、一体感が半端ないんだ。

オーナーのあなたには絶対この気持ちイー!を体感して欲しいな。
また体感快感試乗会 ライドオンキャンペーンに試着用のマフラーを用意して待ってるよ。

ライドオンキャンペーンの日程などの情報はこちらからご覧いただけます。

製品の詳細はこちらから

zh21000.jpg title=

zh21001.jpg title=

zh21002.jpg title=

Z H2 POWERBOX編 其の九

★6000rpmから下に豊かなトルクを引き出した。★

6000rpmから下のトルクこれが大切なんだ。
通常よく使うこの回転域に豊かにトルクを引き出すことで、
リッターバイクならではの走りの優越感を引き出したい。

その上で6000rpmから上は更に強烈なワープするフィーリングを・・・。
と思って、この回転域にシリンダーの充填率を上げるように、
排気ガスの膨張室BOXの取り付け位置、容積、バイパスパイプの太さを
何度となく変更して排気の脈動を調整して、
6000rpmから下に豊かなトルクを引き出した。

さあ、こんどの走りはどうだろう?

SP忠男開発チーム

zh20900.jpg title=

zh20901.jpg title=

zh20902.jpg title=

Z H2 POWERBOX編 其の八

★トルクはあるけど逞しさが消えた。★

さあやっと、メインパイプの太さと長さ、メガホン内の膨張室を
いじって、いじって、いじって、
音量を調整しながら見事なパワーを引き出した。
あのスーパーチャージャーの効いた
ワープしているような加速が更に倍増する嬉しい!
しかし、今度は6000rpmから下の回転数に異変が・・・。

トルクはあるけど逞しさが消えた。
鈍臭い、まずい。

SP忠男開発チーム

zh20800.jpg title=

zh20801.jpg title=

Z H2 POWERBOX編 其の七

★トルクラインの盛り上がりが極端に出てきた★

排ガスの取出す位置、取出すパイプの太さ、
膨張室の形状、サイレンサー内部の形状・・・・・
考えられる項目を全てチャレンジしてみた。
開発チームの執念だね。

出力特性に変化が現れ始めた。
3000rpmを中心にトルクラインの盛り上がりが極端に出てきた。
もう少し前後にこの盛り上がりを広げながら、
サイレンサー内のメインパイプを太くして
6000rpmからの出力アップを図る様にしよう。
なんとなく希望が湧いてきた。

SP忠男開発チーム

zh20700.jpg title=

Z H2 POWERBOX編 其の六

★特性に全く、変化なし。★

おっと・・・。
膨張室を追加したのに
特性に全く、変化なし。
これはやばいぞ。

SP忠男開発チーム

zh20600.jpg title=

Z H2 POWERBOX編 其の伍

★膨張室を追加して特性調整はできるのであろうか★

さてさて、このマシン、
はたしてメガホンに膨張室を追加して
特性調整はできるのであろうか・・・。
過去の経験からすると、膨張室を追加して、
特性が変化する確率は五分五分なんだ。 
これが反応しない時は基本に立ち返って、
長さや太さを変える様になるのだけど。

どうだろう、これよりなが〜いメガホンとか、
やっぱりカッコ悪いよね。
そう、だから膨張室POWERBOXに願いを込めるしかないな。

SP忠男開発チーム

zh20500.jpg title=

Z H2 POWERBOX編 其の四

★夢の様に気持ちイー!6000rpmからのワープ感が落ちた★

徹底的にメガホンサイレンサーの可能性を探ってみた。
すっごい気持ちイー! 
2000rpmから5000rpmまでしっかりトルクが上がっている。
1000ccらしい力強い走りだ。
そうこれを求めていたんだ・・・。5000rpmまではね。

しかし、6000rpmからのワープ感が減った。
明らかにパワーバンドが低い回転域に移って
夢の様に気持ちイー!6000rpmからのワープ感が落ちた。
そしてもう一つ、もっと大きな問題が・・・・。

1500rpm~2000rpmのトルクラインが乱れて
ドンツキ発生、クラッチミートに神経を使う。
これはマフラー交換をするとよく経験する特性だけど、
SP忠男では絶対にこれは許されない。
この回転域のトルクラインからライダーとマシンの信頼関係を築いていくんだ。
この回転域で信頼関係が作れないと,
どんなに頑張ってもチグハグな感じになってしまう。
とても重要な回転域の特性なんだ。

しかし、シンプルなメガホンサイレンサーの限界はここまで、
ここから先のきめ細やかな設定は、
POWERBOX(排気ガスを膨張させて排気流の脈動をコントロールするBOX)の出番だね。

SP忠男開発チーム
zh20400.jpg title=

zh20401.jpg title=

Z H2 POWERBOX編 其の参

★消音に必要なサイレンサー内の膨張室の容量がどんどん削られていく★

まずはシンプルにメガホンサイレンサーの実力を探る。
な、なんだこれ? 音でかっ!

そうか、Ninja H2SXと違ってサイレンサーの前方に音を消すための膨張室がない。
今頃、気づくか。

ある程度Ninja H2SXの内部部品を踏襲しようと思ったけど、
まった使えない、全て一からやり直しだね。 

メガホンの中の構造を全て変えて、
あれれ、サイレンサーの中にNinja H2SXにはなかった、
排出ガス発散防止装置、そうキャタライザーがガッツリ入っている・・・。
これはやばい。
消音に必要なサイレンサー内の膨張室の容量がどんどん削られていく。
気持ちイー!が遠のいていく・・・

SP忠男開発チーム

zh20300.jpg title=

Z H2 POWERBOX編 其の弐

★もっとトルクフルでいい様な感じがする。★

そう、6000rpmからのワープする感じ。
最高に気持ちイー!
しかし、こいつは1000cc2000rpmから4000rpmかけて
もっとトルクフルでいい様な感じがする。
ただサイレンサーだけで、そんな変化が作れるだろうか?

SP忠男開発チーム

zh20200.jpg title=

Z H2 POWERBOX編 其の壱

★久しぶりに 男Kawasakiって感じかな。★

いいねKawasaki
2000rpm~4000rpm付近まで,なぁ〜んか頼りないパワーフィーリングだけど
これが6000rpmからのワープするかの様な加速感を楽しくさせるための演出
この危険な感覚が嬉しいZ H2 最高だね。

今の時代このパワーフィーリングでそのまま販売する
久しぶりに 男Kawasakiって感じかな。

SP忠男開発チーム
zh20100.jpg title=

  • SP 忠男 浅草本店
  • 〒111-0033 東京都台東区花川戸2-17-10
  • 平日 10:00~19:00  土日曜/祝日 9:30~18:00
    定休日 毎週水曜日 第三火曜日
  • SP忠男 業販部
  • 〒111-0033 東京都台東区花川戸2-17-10
  • 定休日 毎週日曜日 祝日

スペシャルパーツ忠男(SP 忠男)| オートバイ・バイク・二輪車、オリジナルマフラー公式サイト

オートバイのオリジナルマフラーを中心にバイク・二輪車のスペシャルパーツを開発しお届けします。
”気持ちイー!”で世界中のライダーを愉快にさせるために。
MT-09、MT-07、YZF-R25、XSR900などの交換用マフラーを取り揃えています。
オートバイ、バイクのマフラーの交換、カスタムチューニングはお任せください。