YZF-R25 22~ PIPE | 忠さんのマフラー開発奮闘記

2022〜YZF-R25 パイプ編 其の伍

★7000rpmからレッドゾーンへ向けて上昇するパワーラインは爽快!★

それなりに手間と時間がかかったけど、
BOXを徹底的にチューニングして正解だったね。すごくいいよ。

3000~5000rpmに綺麗に整えて引き出したトルクラインが、
少し排気量を大きくしたような、
ゆとりと高級なマシン特有の走りの質感を引き出してくれたんだ。
このトルクは6000rpmまで続き、そしてそこを超え、
7000rpmからレッドゾーンへ向けて上昇するパワーラインは爽快!

この気持ちイー走りなら、今まで以上に高速でうんと遠くまで足を伸ばして、
その先の田舎道から、峠を越えて、爽快に快適に
どこまでも どこまでも そんな気持ちにさせてくれる。
そしてその走りの質感からくる気持ち良さは、
ただ乗っているだけで、思わず笑顔が溢れてくるんだ。
大好きなYZF-R25が更に気持ち良く、
更に可愛くなっていくのがめちゃくちゃ嬉しい。
完成だね、この走りOKだね。

また、このパイプを体験できるように 試乗車を用意して、
各地の快感体感試乗会ライドオンキャンペーンで乗れるようにするので、
興味があるあなたはぜひ体感してほしいな。

SPTADAO開発チーム

製品の詳細はこちらからご覧いただけます

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2022〜YZF-R25 パイプ編 其の四

★下道で緑を楽しむなんて気持ちには微塵もならない★

メインパイプの長さ太さを調整し、
3000~5000rpmのトルクをあげて、トルクラインも綺麗に整えてみた。

実際に走らせると、とてもトルクフルでしかも速い。
しかし、エンジンの反応がシビアすぎて遊びがない。
YZF-R25の強みは、ライダーの全てを受け入れる懐の大きさなんだ。
これではライダーの右手に対して、
シビアに反応しすぎていっさいミスを許さない。そんな感じだ。
実際に1時間ぐらい走行してきただけで、えらく疲れる。
求めているのは、こんなんじゃない。

マフラーがスタンダードの時には、高速に乗って、
東京から秩父方面まで出掛けて、
下道で山並みの緑を楽しむなんてことを平気でやってのける。
懐の深いスーパースポーツ。そんな感じがとても好きだったんだ。
しかし今は違う。高速まではOKだけど、
下道で緑を楽しむなんて気持ちには微塵もならない。
これは僕らが意図したものとは全然違う。そんな気がする。 

やはり、それなりにコストがかかるけど、
メインパイプの中間BOXに膨張室を設け、排気を膨張させ、
少し排気の脈動を変化させて、
もう少しおおらかさ、ゆとり、心地良さを引き出すように調整してみよう。

SPTADAO開発チーム

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2022〜YZF-R25 パイプ編 其の参

★走りにいきいきとしたエネルギーが満ち溢れてきた。★

はじめに一番手前の最もシンプルなテストモデルを作成。
これで徹底的に高回転域のパワーを引き出してみた。

ここから改めてわかったことは、YZF-R25は
そこいらを走っている単純なレーサーレプリカとは
一線を画したとても懐の深いマシンだってこと。
レプリカマシンらしく、高回転域にパワーを集中すればするほど
3000~6000rpmに精彩を欠き、
活き活きとしたYZF-R25の走りとはかけ離れていく。
これは全然ダメだ。

そこで、エキゾーストパイプを伸ばし、
3000rpm付近のトルクラインを引き出してみた。
バイパスパイプも組み込んだ。
するといきなり、走りにいきいきとしたエネルギーが満ち溢れてきた。
これはいい!
更にメインパイプの長さ太さを調整し、
3000~5000rpmのトルクをあげて、トルクラインも綺麗に整えてみた。
ちがう・・・。何かが違う。

SPTADAO開発チーム

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2022〜YZF-R25 パイプ編 其の弐

★完成度の高いYZF-R25をどうチューニングしていこうか!★

こういう走りの完成度の高いマシンのマフラー開発は難しい。
まずは極端に最高出力を引き出して、
思いっきり中間回転域のバランスをくずして・・・
そしてそこから生まれるネガティブな部分を補正しながら、
気持ちイー!部分を引き出していくんだ。
さあ、どうなるか楽しみだ

SPTADAO開発チーム

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2022〜YZF-R25 パイプ編 其の壱

★完成度の高いYZF-R25をどうチューニングしていこうか!★

へ〜、このマシンこんなに完成度が高かったっけ? すごくいいね。
スタンダードの状態ですごく質感も高いし、いいマシンに仕上がってるね。
これはいい。楽しいよ。

さて、この完成度の高いYZF-R25をどうチューニングしていこうか?
このシリーズ開発データは山のように持っているから、
イメージが決まれば開発のペースは割と早いと思うな。
で、どうする?

SPTADAO開発チーム

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2022〜YZF-R25 パイプ編 序章

★YZF-R25のマフラーを作ってくれませんか!★

大変お待たせいたしました。
最近YZF-R125の開発ブログを見た2022〜YZF-R25のオーナー様から
いい加減そろそろ2022〜YZF-R25のマフラーを作ってくれませんか!
ってリクエストが相次いで・・・

そりゃそうだよね。もう2024年になるもんね。
前期モデルまでのPOWERBOXパイプは、
その圧倒的な性能から口コミが広がり大ヒットになったんだけど、
正直そのプレッシャーで、2022〜YZF-R25の開発から少し逃げてたって感じかな。
しかしながら、ここまで大勢の2022〜YZF-R25ユーザーさまからリクエストのメールをいただくと・・・

と言うことで、最新のYZF-R25車両を用意いたしました。
本日から心して開発に挑む所存でございます。
どうぞよろしくお願いいたします。

SPTADAO開発チーム

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