CB1000F 26 POWERBOX FULL | SP忠男 マフラー開発物語

26~CB1000F編 その7

★メインのショート管の見えない場所に忍ばせたPOWERBOX★

ついに完成だ!
このショート管、見た目からは想像できないくらい、
すっごく気持ちイー!走りをするんだ。
その秘密は、メインのショート管の見えない場所に忍ばせたPOWERBOX(排気の膨張室)。
このBOXで排気の脈動を巧みにコントロールすることで、
本来ならずっと長い全長が必要なトルク型マフラーの特性を、
この短いボディーで引き出したんだ。

POWERBOXの容量や排気を引き出す位置を
何度も何度も細かく変更して、ようやくたどり着いたこの特性。
1000rpmそこそこから湧き上がる雄大なトルクが、もうたまらなくいい。
特に2000rpm付近からフラットに広がる太いトルクが最高に気持ちイー!
街中を流しているだけでも、驚くほど扱いやすい。
そうそう、これこれ!
あのビッグネイキッドが一番輝いていた時代の、あの大らかで力強い走りだ。
北米や欧州のライダーをターゲットに開発されたCB1000Fを、日本の道で、
日本のライダーが最高に気持ちよく楽しめるように仕上げたかったんだ。

例えば、走り出したらトントンっとシフトアップ。
40〜50km/hで5速、いや6速に入れてしまう。
あとはそのままギアをホールドして、のんびり淡々と走る。
淡々と……。
そして、そこからちょっとアクセルをひねる。
グォ〜〜〜!
まるで昔の空冷ビッグネイキッドを思わせる、低く太く、
決してうるさくないワイルドなサウンド。
それと同時に、スタンダードとはひと味もふた味も違う、
豪快で気持ちのいい加速が始まる。
これが本当にたまらない!
ギアチェンジを忘れてしまうほど気楽なのに、
アクセルひとつでビッグバイクらしい雄大な走りが楽しめる。
まるでオートマ感覚。

この日本の交通環境にぴったり合った、
太く豊かなトルク特性が、圧倒的に心地よいんだ。
そして何より伝えたいのが、ツーリングの楽しさ。
ショート管なのに、ロングロングツーリングだって楽々。
いや、楽々こなせるというより、走ることそのものがすっごく楽しい。

高速道路で一気に遠くの街へ。
インターを降りたら、のんびり田舎道を流す。
流れる景色を楽しみ、自然の香りを胸いっぱいに吸い込んで、心地よい風を感じる。
そんな時、ライダーに余計な神経を使わせない、この大らかな走りが最高なんだ。
速く走らなくたっていい。
ただ気持ちよく走っているだけで、心がどんどん自由になっていく。
気がつけば、いつもより少し遠くまで。
もう少し、あと少し……。
どこまでも、どこまでも走り続けたくなる。

ショート管のカッコよさを楽しみながら、
こんなにも豊かで贅沢なツーリングができる。
これこそ僕たちが求めていた、ビッグネイキッドならではの優越感なんだ。
いやぁ〜、かなり時間がかかったけど、ようやく納得の完成だ!

今回は車両をお借りして開発したので、残念ながら試乗車は用意できない。
でも、浅草店には試着用のマフラーを用意してあるので、
興味があったら、ぜひ電話03-3845-2009 かWEB
で予約してほしいな。
見た目は懐かしいショート管。
でも走りは、今の日本のツーリングを最高に楽しむための新しいショート管。
走るほどに心が自由になる。
最高に気持ちイー!マフラーの完成だ。

SP忠男 開発チーム

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26~CB1000F編 その6

★レプリカから抜け出せてないように感じてならないんだ★

この26~CB1000もやっぱり、北米とか欧州のライダーがターゲットなんだよね。
走りの土壌がまったく違うし、ライダーの求めているものが全然違うって乗っていて思う。

僕らSP忠男開発チームが目指しているのは、
走り出したらすぐにトントントンて6速にアップして、
あとはトルクに任せてオートマチックみたいに走る。
横に400ccとか来たらいっさいシフトダウンとかしないで、
そのままアクセルを軽く捻るだけ、
グォーって排気音だけを残してあっという間に消え去っていく。

ところがスタンダードの26~CB1000ときたら、
5000rpm以上引っ張ってクォ〜ン!ってサウンドで、
必死になって走ってくイメージ。

まだまだレプリカから抜け出せてないように感じてならないんだ。
アクセルをほんのわずか捻ると、
ほんのわずか遅れながらグォーって、
雪だるまが転がるように加速をしていく。そんな感じかな。 
走りのイメージはもうできてるんだ。

SP忠男 開発チーム

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26~CB1000F編 その5

★800ccクラスのマシンに乗っているみたい。★

普通にショート管の4in1を作ってみた。 
あらら、想像以上によく走る。 
いいね、面白い。
でも走り出して感じるのは、線の細さ。
800ccクラスのマシンに乗っているみたい。
かなりピーキー。高回転方が強調された。

最初から想像はしていたけど、やっぱりって感じかな。 
当初イメージした1500rpmから湧き上がる
雄大なトルクとは今のところ逆の方向に行ってる。
さあ、次の手は。

SP忠男 開発チーム

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26~CB1000F編 その4

★リッターネイキッド特有の優越感を微塵も感じない★

叩き台となるマフラーを作る前に少し乗り込んでみた ・・・・
あれれ、なんだろうこの違和感。
市街地を走っていると、なんかレプリカマシンに
乗っているような不快感を感じるんだ。
本来リッターネイキッドは、逞しく広い範囲に引き出されるトルクで、
2000~3000rpmで悠々と走れるのに、
26~CB1000なんかその走りにリッターネイキッド特有の優越感を微塵も感じない。
通常でも2000~4000rpmが心地良くないから、
5000rpmくらい回してしまう。レーサーレプリカじゃないよね。

そうかなるほど、
この26~CB1000を気持ちイー!ネイキッドの特性に仕上げ、
ロングツーリングも愉快に快適に走らせるためには
どうしたら良いかイメージが湧いてきた。
15000rpm〜4000rpmに逞しくフラットにトルクラインを整えたら、
きっと最高のネイキッドマシンに仕上がると思うな。
よし、そんなイメージで一本めの試作マフラーの寸法出しをやってみよう。  

SP忠男 開発チーム

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26~CB1000F編 その3

★パワーを殺さず音量を規制値に抑える★

エキゾーストパイプの造形はバッチリ決まった。
次はメインパイプ。
このパイプの太さだけでパワーを殺さず音量を規制値に抑える。
至難の業だ。
まあ、ルックスが壊れない限界まで長さを長くしておきたいな。
少しでも、、、

SP忠男 開発チーム

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26~CB1000F編 その2

★イメージ通りのセクシーなラインに仕上がってきたよ。★

ビッグネイキッドの集合管開発の醍醐味は4本のパイプを
一本束ねるエキパイの造形美に尽きるよね!

基本的に狙ったトルク特性をイメージして大体の長さと太さを算出する。
そしてその長さのパイプをいかに綺麗なラインでエンジンポートから、
フレーム前部を通過させて、エンジン後方へと美しいラインに仕上げるか。
ベンダー(パイプ曲げ機)に設定する型サイズを駆使し、
流れるようなラインに仕上げる。
めちゃくちゃ時間がかかるけど、最高にワクワクする作業だ。

だんだんイメージ通りのセクシーなラインに仕上がってきたよ。
もうすぐマフラーの前部が仕上がるぞ。楽しみだ。

SP忠男 開発チーム

 
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26~CB1000F編 その1

★もっとおおらかで大人な感じだったように思うけどな・・・★

まあ、26~CB1000Fは以前に何度も乗ったことがあるし、
Z900RSに比べてヒュンヒュンしていて、
軽薄な感じだったよね。

あれ? なんだこれ! 
全然違う。
以前に何台か乗った26~CB1000Fは、
みんな軽薄な感じだったのにこれは全く違う!
面白い。凄まじいサウンドと図太いトルク。
スポーツモードでアクセル全開。
軽々フロントが浮く。
ヒャッホー楽しい。これが本当なんだね。

昔、僕が持っていたコスワース製ハイコンプレッションの
ボアアップピストンにハイカムと
TMRキャブを組んだ1324ccのビッグネイキッドを思い出す。
あれよりは洗練されているけど、なんだかなつかしいなぁこの感覚。

でも、本当にこのマシンを買った人たちって、
このヤンチャな走りとサウンドを求めていたのかなぁ? 

僕の記憶に残るCB750FやCB900Fは、
時代の背景もあるけどもっとおおらかで大人な感じだったように思うけどな・・・。

SP忠男 開発チーム

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26~CB1000F編 プロローグ

★マフラーを開発することに決めました。★

ある二輪用品の世界トップメーカーA社のH先輩に久しぶりにお会いしたら、
26~CB1000F買ったからマフラー着けてよって。

まずい、作ってない。 
車両が発売される前から色々なカスタムメーカーが、
こぞっとマフラーを発表していたから、
今更出してもなって、
なんか興醒めして予約してあった車両もキャンセルしてたんだ。

でもH先輩に26~CB1000Fに乗った話を聞くと、
何か26~CB1000Fのためにお役に立てることもあるかもって、
いう思いが浮かんできて、せっかくなので、
H先輩のオートバイをお借りして、
気持ちイー!マフラーを開発することに決めました。
ということで、本日から26~CB1000FがSP忠男にやってきました。

SP忠男 開発チーム

 
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  • SP 忠男 浅草本店
  • 〒111-0033 東京都台東区花川戸2-17-10
  • 平日 10:00~19:00  土日曜/祝日 9:30~18:00
    定休日 毎週水曜日 第三火曜日
  • SP忠男 業販部
  • 〒111-0033 東京都台東区花川戸2-17-10
  • 定休日 毎週日曜日 祝日

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”気持ちイー!”で世界中のライダーを愉快にさせるために。
MT-09、MT-07、YZF-R25、XSR900などの交換用マフラーを取り揃えています。
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