ELIMINATOR400 Silencer | 忠さんのマフラー開発奮闘記

エリミネーター400 (サイレンサー)編 其の伍

★まるでリッタークラスの優越感★

すごいね、まるでリッタークラスのトルクフィーリングだ。
このエリミネーター400はPOWERBOXパイプを交換しただけでも、
ものすごく豊かで気持ちいいトルク特性で、
マシンを軽快に走らせてくれるけど、
POWERBOXパイプ+POWERBOXサイレンサーの組み合わせはその比じゃない。
そう、まるでリッタークラスの優越感。

クラッチを繋いでトントントンとシフトアップ。
この時ほとんど、いや全くないと言っていいほど、回転が落ち込まない。
逞しいトルクはグングンマシンを前に推し進めてくれる。
しかも秀逸に仕上げた綺麗なトルクラインのおかげで、
走りの質感が半端ない。
黙って、このマシンにPOWERBOXパイプ+POWERBOXサイレンサーを
装着して乗ったら400ccだとは全く思えない見事な走りだ。
いいね、この走り。すごいね、完成だ!
またこのマシンも試乗用に下ろすから、
あちこちで開催している快感体感試乗会ライドオンキャンペーンで体感してもらうか、
場合によってはオートバイ屋さんを通じて、
試着用パイプとサイレンサーの貸し出しもするので、
オートバイ屋さんと相談してみてもいいかもね。

いずれにしろ、この素晴らしく気持ちイー!エキゾーストシステムを
どこかで一回体験をしてほしいな。

快感体感試乗会ライドオンキャンペーンの情報はこちらから

SP忠男開発チーム

 
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エリミネーター400 (サイレンサー)編 其の四

★綺麗で穏やかな右肩上がりラインに変わった。★

1500rpm付近からやんわりと右肩上がりのトルクラインを描くことで、
ドンつきを消そうと色々膨張室の容量や形状を変えて、フィーリングを探ってみた。
膨張室の容積と独特の形状で、ほぼほぼドンつきは消えてきた。
あと少しあと少し、どうしても不安定なトルクラインが気になった。
そんな時、サイレンサー前部にルックスを整えるため装着してある
ダミーパイプを密閉し、膨張室に連結し容量が増えたことで、
偶然にも不安定なトルクラインが、
綺麗で穏やかな右肩上がりラインに変わった。

さあ、この見事なトルクライン。
そして高回転に向けて右肩上がりのパワーライン。
どんな走りを見せてくれるのか楽しみだ。

SP忠男開発チーム

 
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エリミネーター400 (サイレンサー)編 其の参

★クラッチ直後のドンつきだ。★

なるべくシンプルな構造で長さだけでトルクを引き出そうとしたけど、
なかなかうまくいかなかった・・・。

 そこで今度は、サイレンサー内部前方に膨張室を作り、
排気をここで一旦大きく広げ、そして出口に向かって絞り込む。
この工程で排気の脈動を少しコントロールしてみた。

これによる効果は絶大だった。
基本このエリミネーターというマシンは、サイレンサーを変えて、
排気の効率を高めると、最もトルクを必要する
2000rpm~4000rpmがほぼ落ち込む。
この特性がなんとなく高回転型になったとライダーを勘違いさていることが多い。
実際にスタンダードのマシンと並走させると、しっかり負ける。
 まあ、そんなことにこだわる人は少ないけどね。
 一方、今回内部に膨張室を設けた。
今回のサイレンサーは全く違う。 全てが上手い方向に変わった。
POWERBOXパイプの強みである
2000rpm〜4000,5000rpmのトルクが大きく上乗せされた。
軽く回転を上げシフトアップを繰り返しても逞しいトルクは、
シフトアップ時に全く回転が落ち込むことがない。
まるでリッタークラスの迫力。
すごいサイレンサーが出来たもんだ。
しかし、少し乗り回しているうちに気になった点がある。
クラッチ直後のドンつきだ。
すごく神経を使う・・・・ 不快だ。

SP忠男開発チーム

 
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エリミネーター400 (サイレンサー)編 其の弐

★うちのコンセプト気持ちイー!とはかけ離れている。★

長さと容量を活かし、なるべくシンプルな構造で、
心地良い性能を引き出したい。
そう思って、一所懸命取り組んでいるんだけど、
シャーシダイナモ(出力特製測定器)のデータではなかなか綺麗なラインを描けなかった。
ここにきて、そのラインに変化が出てきた。
このラインがライダーにどんな感覚を与えてくれるのか、
ここらでいっぺん実走行で確認してみようか。

そうか・・・、こんな感じか!
あの沢山のお客様からお褒めをいただいている
POWERBOXパイプの気持ちイー!雄大なトルク特性がほとんど活かせていない。
右手の捻りに対して、エンジンの反応がイマイチで、走りが気持ち悪い。
そこそこ高回転域でパワーアップをしているが、
うちのコンセプト気持ちイー!とはかけ離れている。
高回転域で少しだけ気持ちイー!エリアはわかるけど、
そこはそんなに使わない。
さあ、困った。
それなりに時間を費やしているけどこれではね。
大きく方向転換を迫られてるのかな。
性能はどんな感じかな?

SP忠男開発チーム

 
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エリミネーター400 (サイレンサー)編 其の壱

★サイレンサーでこのパイプの性能をさらに増幅させるために★

ここのところ、エリミネーター400 POWERBOXパイプを
購入していただいたユーザー様から沢山のお褒めの言葉をいただいている。
想像以上の変化が嬉しいとか、
欲しい時に欲しいだけトルクが湧き上がってくるから最高とか。
でしょ! POWERBOXパイプの走りは本当にすごいんだ。
『気持ちイー!』なんだ。

 今度はサイレンサーでこのパイプの性能をさらに増幅させるために・・・・
 ・サイレンサーの全長を長く設定して、更に気持ちイー!トルク特性を引き出す。
 ・雄大なトルクが出た際に加速時の音量規制で困らないように
  サイレンサー容量をしっかりと確保する

この2点を実現するためにベストなサイレンサーデザインを採用。
さあ、ここにきて叩き台となるサイレンサーが完成した。
性能はどんな感じかな?

SP忠男開発チーム

 
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エリミネーター400 (サイレンサー)編 序章

★ということで、開発開始。★

この前、エリミネーター400に排気量の枠を超えた、
逞しく上質な走りを引き出すPOWEWRBOXパイプを完成させたばかりだけど、
この走りを体感すると、エキパイの凄い性能を更に上乗せさせる走りを
実現するサイレンサーを創りたくなるのが開発チームの性で・・・・・。

ということで、開発開始。

SP忠男開発チーム

 
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