Tenere700 | 忠さんのマフラー開発奮闘記

テネレ700編 其の九

  • 投稿日時:2020年10月02日
  • カテゴリー:Tenere700

★絶妙なマシンとの一体感を生み出してくれる★

やっぱりな、このサイズだったんだよ。
このパイプの太さと長さ。
このフィーリングなら、少し長さをいじれば
5000rpm・6000rpm・7000rpmと綺麗に繋がるはず・・・・。
さあ、どうだ。

きた、きた、繋がった。すっごく、気持ちイー!

ごく低速から1500rpmから綺麗に整えたトルクが、
重心の高い車体を安定させ、少し高まった安心感が、
絶妙なマシンとの一体感を生み出してくれる。
このフィーリングがいい。

SP忠男開発チーム

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テネレ700編 其の八

  • 投稿日時:2020年09月29日
  • カテゴリー:Tenere700

★今まで使わなかったエキパイの太さで探ってみる。★

これがダメならもう諦めるか。
性懲りもなくまたパイプに戻る。
もう一度、今まで使わなかったエキパイの太さで探ってみる・・・・。

SP忠男開発チーム

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テネレ700編 其の七

  • 投稿日時:2020年09月28日
  • カテゴリー:Tenere700

★BOXとの相性はあまり良くない様だ。★

色々排気ガスの膨張室(BOX)の位置を変えて特性を探っている、
しかし、極低速域での反応はあるが、
あまり気持ちイー!とはいえない。
しかも5000rpmから上にうまく繋がらない。
どうもテネレ700とBOXとの相性はあまり良くない様だ。
残念だけどBOXは不採用だな。
さあ、あとはどこをいじる?

SP忠男開発チーム

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テネレ700編 其の六

  • 投稿日時:2020年09月23日
  • カテゴリー:Tenere700

★集合部に膨張室をつけて特性を探ってみた★

なかなか、上手い回転域にトルクラインが繋がらない。
苦肉の策で集合部に膨張室をつけて特性を探ってみた。
さあ、どうかな?

SP忠男開発チーム

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テネレ700編 其の伍

  • 投稿日時:2020年09月07日
  • カテゴリー:Tenere700

★全てが完璧に繋がるまで、まだ先は長い★

1500rpm~2500rpmのトルクラインは最高!
しっかりとマシンとの一体感を感じさせてくれる。

エキパイの長さ、集合部の容積、メインパイプの太さ、長さ、
全てをゼロベースで見直して、さらに設定を細かく変えてきた。
少しずつ、少しずつ中速域まで出力特性を引き上げてきた。
今、やっと5000rpm付近まで気持ち良く繋がってきた。
ここまでは直線的で爽快な走りだ。

しかし、全てが完璧に繋がるまで、まだ先は長い・・・。かも

SP忠男開発チーム

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テネレ700編 其の四

  • 投稿日時:2020年09月03日
  • カテゴリー:Tenere700

★マシンとコンタクトを開始する一番大切な回転域なんだ。★

流石にメーカーが本気で開発しているマシンだけあって、
特性を色々細かくいじるのは本当に難しい。

1500rpm〜2500rpm付近のトルクラインを綺麗に整える。
ライダーが無意識のうちにマシンとコンタクトを開始する
一番大切な回転域なんだ。
ここで、ライダーとマシンの波長が合うと、
ライダーはリラックスできホッとする。
この瞬間マシンへの愛情が高まるんだ。

特にテネレ700本格的ラリーマシンなので、
最低地上高を確保するためにエンジンの搭載位置が高い。
当然重心も高くなる。少しマシンを傾けただけで・・・、 
だからこのフィーリングを感じやすい極低速域でのエンジンのトルク特性が、
ライダーがこのマシンを可愛いと思えるか否かを左右するんだ。
俺たちはそう思っている。

だけど、この回転域で最高の特性を引き出すと、超速域に不満が出る。
ずっと、この特性と戦っているんだけど、まだうまく解決でき無い。結構苦しい。

SP忠男開発チーム

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テネレ700編 其の参

  • 投稿日時:2020年08月04日
  • カテゴリー:Tenere700

★中速域の回転の上がりが気持ち悪い★

エキパイの長さ、太さを変えて極低速域のトルクラインを綺麗に整えてみた・・・・。
なんだこれ、すっごく気持ちイー!

クラッチミート直後からの安心感がかなり違う、すごくいいよ。
これならノッポでほんの少し重心の高さに気を使うテネレ700が、
とてもとても気楽に乗れるようになったんだ。
これなら、今よりもっとオーナーに可愛がってもらえそう。
ただその反面、中速域の回転の上がりが気持ち悪い。
なんか、中弛みを起こしている感じだ。
次はここを何とかしなければ・・・。

SP忠男開発チーム
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テネレ700編 其の弐

  • 投稿日時:2020年07月27日
  • カテゴリー:Tenere700

★気持ちイー!爽快感を引き出すキーポイントになるなって、感じたんだ★

LOWシートを着けてみた!
格段に安心感が増して一段と楽しくなった。
特に街乗りの時の安心感は格別だ。
このデカイマシンに乗る優越感もいいね。

さて、このLOWシートを着けた状態で平常心で乗ってみた。
このテネレがさらに気持ちイー!マシンになるキーポイントを
たくさん感じ取れることができた。
まず第一に、クラッチミート直後からの特性。
普通に乗ってたら、あまり気にならないのだろうけど、
シートが高い段階でふらつきを抑えるために
アクセルを大きく開け、推力を付けながら走りたくなったあの感覚、
この感覚の本質を理解すると、
スタート時のあるトルク特性がこのマシンに大きく与える安心感と
気持ちイー!爽快感を引き出すキーポイントになるなって、感じたんだ。

何か、テネレがさらに可愛くなる、そんな予感の今日この頃です。

SP忠男開発チーム
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テネレ700編 其の壱

  • 投稿日時:2020年07月07日
  • カテゴリー:Tenere700

★推力をつけながら発信したくなる・・・。★

いやぁ〜すごいなこの完成度。
こんなに大きなタイヤと、ながぁ〜いフロントフォークのマシンなのに
どんなに元気に走っても、フレームが微塵も依れない。
すっごい剛性なんだ。
そして、オフロードからいきなり高速に入ると、
今度はこの小さなウインドシールドの性能の高さに驚かされる。
風切音は、そこそこするけど、ウインドプロテクション能力はものすごく高く快適だ。
しかもエンジンがMT-07からまた更に進化していて、
振動の少なさや、吹け上がりのスムーズさが半端じゃない。

YAMAHAはまた、凄いマシン本格的なマシンを作ったものだ。
世界中で大ヒットする訳だ。感動だね。

一旦、一般道に降りると、やっぱりでっかいなぁ。
久しぶりに信号待ちでお尻をずらさないと
足が地面に届かない大きさのバイクに乗った。
しかしまあ、信号待ちからのスタートできちんとマシンを直立にできない。
そうすると、ふらつきを抑えるために
少しアクセルを開け気味にして推力をつけながら発信したくなる・・・。
特性作りに、ここを考慮するべきか、しないべきか?

SP忠男開発チーム
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テネレ700編 序章

  • 投稿日時:2020年06月28日
  • カテゴリー:Tenere700

★待ちに待ったマシンがSPTADAOやってきた!★

さあ、待ちに待ったマシンがSPTADAOやってきた!
Tenereテネレ700だ!
いやぁ〜でかいなこのマシン。

SP忠男開発チーム

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