忠さんが陣頭指揮をとってマフラーを開発していく実際のストーリー|マフラー開発奮闘記

2023〜PCX編 其の四

  • 投稿日時:2023年09月15日
  • カテゴリー:PCX 23

★取り回しを大きく変更しなければならない★

40Km付近にほんの僅かだけれど、
トルクの盛り上げりが現れてきた。
これを生かすためには
微妙にエキゾーストパイプの長さを変えていく事が要求される。
そのためには、エキゾーストパイプ全体の取り回しを
大きく変更しなければならない。
その際、元の性能を再現できるか・・・。
さあ、どうする。

SP忠男開発チーム

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2023~レブル250 サイレンサー 編 其の四

★大きくトルクが盛り上がってきた★

サイレンサーインナーのパイプ長を調整しながら試行錯誤、
シャーシダイナモ(出力特性測定器)上で、
5速30Km/h付近から大きくトルクが盛り上がってきた。

これは結構期待できるかも。
実際の走りはどうかな?

SP忠男開発チーム

 

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2023~CRF250Lパイプ編 其の七

★色々なパターンのエキゾーストパイプを作って試してみよう★

新型の車両は基本的なトルク特性良い。
そのトルク特性もかなり作り込んであって、
不満がないから、少し冒険をしながら、
新たな魅力を探ってみようと思ってるんだ。

色々なパターンのエキゾーストパイプを作って試してみよう。
2stのようなチャンバータイプや、SRのようニ重管タイプ、
膨張室を長く湾曲させて大容量を稼ぎ出すタイプ。
さあ、どれが一番『気持ちイー!』かワクワクするよ。

SP忠男開発チーム
 

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2023~Vストローム250サイレンサー編 其の弐

★ほんの少し刺激的なサイレンサーを作ってみようかな★

『旅』一本でもいいんだけど・・・
Vストローム250のライダーは、結構二つに分かれて
元気にワイドオープンで走りを楽しむライダーも結構多いんだ。
そこで、『旅』よりも少しトルクラインに傾斜をつけて、
加速感や高速行きの伸びる感覚が楽しめるような、
ほんの少し刺激的なサイレンサーを作ってみようかな。

サイレンサーは真円タイプで、容量を少し小さくして、
サウンドを『旅』より少し主張させてみよう。
さあ、どんなサイレンサーが出来るか楽しみだね。

SP忠男開発チーム

 

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2023~CRF250Lパイプ編 其の六

★トルクラインを豊かに引き出して整えたいな★

この2023年モデルが、今までの車両と違って、
極低速域はあまり不満はないな・・・。

持ち前の3000~6000rpm付近のトルクラインを豊かに引き出して整えたいな。
これをやることで、ライダーとCRF250Lの一体感を作るんだ。
僕らの目指すところは、CRF250Lをあなたの体の一部のように
意識せずに自然に操れるようにすること。
そう、そんな理想な走りに少しでも近づけること。
想像しただけで、ワクワクする。
さあ、どんな手法でこの走りを実現していこうか。

SP忠男開発チーム
 

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2023〜PCX編 其の参

  • 投稿日時:2023年08月30日
  • カテゴリー:PCX 23

★ほんの僅かだけれどトルクの盛り上げりが現れてきた★

~2022モデルの完成度は高い。
マフラーのどこかをいじると確実に性能が落ちる。
もうすでに1ヶ月近く色々試行錯誤してきたが、
なかなかバージョンアップの糸口が見つからない。

そんな矢先、エキゾーストパイプの長さと太さのある組み合わせの時に
40Km付近に、ほんの僅かだけれどトルクの盛り上げりが現れてきた。
これはいい前兆だ。
これならなんとかなるかもしれない・・・・。

SP忠男開発チーム

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2023~レブル250 サイレンサー 編 其の参

★出力特性に変化が現れるようになってきた。★

最近、2023年レブル250用のパイプを購入してくださったユーザーから、
こんなメールが届いた
『パイプを変えたら、レブルが350ccになったような
力強い高級な走りに変わりました。ほんと気持ちいい。
今度は500ccになるようなサイレンサーを期待しています。』
パイプをPOWERBOXに変えた時のあの変化を体感したら、
確かにこんな気持ちになるのはわかるなぁ〜。

そうそう、サイレンサーの中身を一から見直し、
色々試してみたら、ぼちぼち出力特性に変化が現れるようになってきた。
これはいい傾向だ。
基本的な開発には、この作業を繰り返して、
ライダーが心地良く感じるポイントを探って、
それを組み合わせて組み立てていくんだ。

車種によっては、どこをどいういじっても
プラスのポイントが出てこないこともあるけど、
レブル250には、まだまだたくさんの余力がありそうだ。
これから、どう化けていくのか、ワクワクするね。
500ccどうかなぁ〜。

SP忠男開発チーム

 

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2023~レブル250 サイレンサー 編 其の弐

★どこをどういじっても純正を上回るところは一つもない・・・★

2023~レブル250は、新排出ガス規制に対応するために
基本的な特性が結構変わってるんだろうな。
POWERBOXパイプでも、ほぼゼロからの開発となったけど、
サイレンサーも一筋縄では、いきそうにない。
今のところ、どこをどういじっても純正を上回るところは一つもない・・・。
さすがHONDA。
徹底的に性能面でも詰めて詰めて製品化に持っていってるんだろうな。
これは少し時間がかかりそうだ。

でも、POWERBOXパイプは圧倒的な『気持ちイー!』走りが、
オーナーズクラブの皆さんの間で口コミになってるみたいで、すごい人気なんだ。
このパイプの人気に負けないように最高のサイレンサーを作ってやろう。
頑張るぞ!

SP忠男開発チーム

 

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2023~Vストローム250サイレンサー編 其の壱

★POWERBOXサイレンサー『旅』と命名しよう!★

な、なんだろう、この感覚。 
『気持ちイ〜!』
確かにトルクフル。
確実にパワーが上がっている。
まるで、少し排気量が大きくなったような余裕を感じる。
そしてすごいところは、完璧にライダーの波動にリンクしているというか、
まるで、Vストローム250と自分が一体になったような感覚。
今日もかなりの距離を走ったけど、全く疲れを知らない。
風を感じる。匂いを感じる。
周りの景色が自然に心に染み込んでくる。旅に出たい。 
不思議な感覚だ。
全てがナチュラルで、全く神経質なところがない。
走り出すとサウンドもほとんど耳には届かない。
五感を研ぎ澄ますことが出来る。
こんな感覚、なかなかないよ。

いいね、このパイプとサイレンサーの組み合わせ。
なんか、もしかしたら1250アドベンチャーより快適かも。
これはそのまま2023〜Vストローム250の登録を加えて、
あえてこのサイレンサーの名前をPOWERBOXサイレンサー『旅』と命名しよう!
そうなると・・・。

SP忠男開発チーム

 

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2023~レブル250 サイレンサー 編 其の壱

★バレバレじゃん! トルクが薄い。★

まず初めに、その爽快な走りで人気沸騰中の
~2022年レブル250用サイレンサーのジョイント部分を加工して、
2023~モデル用のPOWERBOXパイプと組み合わせてみた。
その走りはいかに。

うぉ〜 すごい、なんだこれ?
ノーマルサイレンサーと全く変わらない。
いや、少しトルクも落ちたような気がする。

サウンドが、かなり変わるんで、
なんとなくその気になって走ってみたけど ・・・。
坂道登ると、バレバレじゃん! トルクが薄い。 
そうか、やっぱりゼロから開発だな。
頑張ろう!

SP忠男開発チーム

 

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