忠さんが陣頭指揮をとってマフラーを開発していく実際のストーリー|マフラー開発奮闘記

ADV160編 其の六

  • 投稿日時:2024年07月24日
  • カテゴリー:ADV160

★完璧なトルクラインに近づいてきた。 ★

まずはメインパイプの長さと太さを変更。
ここで基本的なトルクラインを決定。
更にループの途中にある、バイパスパイプの位置変更。
これでトルクラインを綺麗に整え、
更に高速域の伸びも引き出す。

言葉で書くと簡単だけど、一つ変更するごとに
ステンレスのパイプを切っては繋いで、
シャーシダイナモで測定、実走行でチェック。
そしてまた、切っては繋いで、繋いでは切って・・・。

時間はかかるけど、変化を引き出す楽しい時間が続く。
そろそろ、シャーシダイナモ上では、
完璧なトルクラインに近づいてきた。
実走行で、これがうまくいくとは限らない。
でも、どうなるか楽しみだ。

SP忠男開発チーム

 
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2024~YZF-R15編 其の四

  • 投稿日時:2024年07月24日
  • カテゴリー:YZF-R15 24

★予想通り、すっごく『気持ちイー』 ★

うん、いい感じだ。BOX内を大きくいじって、
4000rpm手前から強く綺麗なトルクラインを引き出してあげた。
この回転域からすでにVVAを超えているかのように気持ちイー走りだ。

そしてそのまま、余裕の勢いで7000rpmを越えて、
一直線にレッドゾーンに向けて伸びていく。
予想通り、すっごく『気持ちイー』 
すごい走りの質感と爽快感だ。
これはいい、これは価値がある。

BOX内の構造や寸法の見直しを数えきれないほど行って、
この特性にたどり着いた。諦めないで良かった。
これは最高だ。
この気持ち良さは、きっとオーナーの貴方にとても喜んでもらえると思うな。

また、試着用のマフラーを用意して
快感体感試乗会ライドオンキャンペーンで体験できるように用意するよ。
2024~YZF-R15オーナーの貴方には、絶対一度はこの快感を体験して欲しいな。
快感体感試乗会 ライドオンキャンペーンの情報はこちらから

SP忠男開発チーム

 
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X FORCE ABS (8BK)編 其の壱

★走りの質感と軽快感を引き出す方向で進めてみよう★

X FORCE ABSとても楽しい。
少し背が高くて、一瞬足つきで戸惑うことはあるけど、
基本とても乗りやすい。
並行して開発を行っている、NMAX155と比べると、
やはり特徴が少し違う。
多分、タイヤの形状が要因かもしれないが、
少し動きが重い気がする。
いずれにしても割と明確に切り替わるVVAをうまく処理して、
走りの質感と軽快感を引き出す方向で進めてみよう。

SP忠男開発チーム 

 
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NMAX155ABS(8BK)編 其の弐

★キーワードとなる速度域は、30~40Km/hの速度域かな★

開発の方向性を決めるために少し時間をかけて乗ってみた。
このNMAX155ABSを日本で楽しく走らせるために
キーワードとなる速度域は、30~40Km/hの速度域かな。
このVVAに入る前の速度域が、
割と日本の公道を安心して楽しく走る時にキーとなるんだ。
あなたとNMAX155の一体感、
信頼感を高める時に、この域のトルク特性がものを言うんだ。
まずはここから攻めてみよう。

SP忠男開発チーム

 
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Royal Enfield CLASSIC 350編 其の壱

  • 投稿日時:2024年07月23日
  • カテゴリー:CLASSIC350

★イギリス生まれの車両の共通点なのかな・・・。★

いやぁ〜いいね、気持ちイー!
走り出したらすぐにトップ5速ギアにいれて走る。
速度は50Km/h。坦々と坦々と止まりたくない。
どこまでもどこまでも、坦々と坦々と走り続けたい。
ただ走っているだけなのにめちゃくちゃ幸せを感じる。

そうそう、GB350のパイプを開発していた時に
この感覚を追い求めていたことを思いだす。
大きく重たいフライホイールをゆっくり回す。
いや、回されている。そんな感じ。
昔乗ったトライアンフにもどことなく通じるところがある。
イギリス生まれの車両の共通点なのかな・・・。

いやぁ〜それにしても気持ちイー。
そしてとても気持ちイー。

SP忠男開発チーム

 
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ZX-4R/RR POWERBOXパイプ編 其の四

★秀逸なトルクラインを引き出してあげたいな★

ZX-4RRに毎日乗っているうちに
昔お気に入りだったZX-9Rを思い出した。
普段は、ゆとりのトルクでツーリングすら楽々こなせるのに
いざその気になると、真のスーパースポーツらしい、
胸のすく走りを魅せてくれる懐の深さ。
どんなにゆっくり走っていても、
そこそこの速度で走っていても関係ない。
一瞬にしてトップエンドに繋げてくれる秀逸なトルクライン。

あの感覚だな、あの感覚。
4000rpm~6000rpmのトルクラインをいじって、
このZX-4RRに引き出したいな。
トップエンドは十分速いから、いつでもどこでも
スムーズにこの域まで持っていけるような、
秀逸なトルクラインを引き出してあげたいな。
そんな風に感じる、今日この頃。 

SP忠男開発チーム

 
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ADV160編 其の伍

  • 投稿日時:2024年07月22日
  • カテゴリー:ADV160

★フラットにトルクラインを引き出さないとダメらしい ★

なるほど、この気持ちイー!って、
感じるトルクの幅が狭すぎるんだ。
もう少し低い回転域から、
フラットにトルクラインを引き出さないとダメらしい
これは少し手間のかかる作業になりそうだな。

SP忠男開発チーム

 
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ADV160編 其の四

  • 投稿日時:2024年07月22日
  • カテゴリー:ADV160

★なにか違和感を感じる★

田舎道を単独で走っていると最高に気持ちイー! 
たまに軽いダートに入ってもそこそこ走る。 いいね。

ただ、市街地で他の車両と走っていると、
なにか違和感を感じる。
なんだろう?
  
SP忠男開発チーム

 
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ADV160編 其の参

  • 投稿日時:2024年07月19日
  • カテゴリー:ADV160

★なんかやっぱり遊びが足りないな ★

加速フィーリングなど、そこそこの完成度まで来たけど何かが違う。
なかなかその答えが出せず、
長い間、それだけで時間が過ぎてしまったけど、ある時気がついた。

なんかやっぱり遊びが足りないな。
HONDAらしい遊び心が欲しいなって、
それであのADV150のPURESPORTを開発していた頃、
結構オフロードに行って遊んだりしていたことを思い出した。
そこで一旦、叩き台として150のデータに置き換えて
160用にアレンジしてみたんだ。

さて、その走りはどんなものかな?
  
SP忠男開発チーム

 
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2022〜YZF-R25 パイプ編 其の伍

★7000rpmからレッドゾーンへ向けて上昇するパワーラインは爽快!★

それなりに手間と時間がかかったけど、
BOXを徹底的にチューニングして正解だったね。すごくいいよ。

3000~5000rpmに綺麗に整えて引き出したトルクラインが、
少し排気量を大きくしたような、
ゆとりと高級なマシン特有の走りの質感を引き出してくれたんだ。
このトルクは6000rpmまで続き、そしてそこを超え、
7000rpmからレッドゾーンへ向けて上昇するパワーラインは爽快!

この気持ちイー走りなら、今まで以上に高速でうんと遠くまで足を伸ばして、
その先の田舎道から、峠を越えて、爽快に快適に
どこまでも どこまでも そんな気持ちにさせてくれる。
そしてその走りの質感からくる気持ち良さは、
ただ乗っているだけで、思わず笑顔が溢れてくるんだ。
大好きなYZF-R25が更に気持ち良く、
更に可愛くなっていくのがめちゃくちゃ嬉しい。
完成だね、この走りOKだね。

また、このパイプを体験できるように 試乗車を用意して、
各地の快感体感試乗会ライドオンキャンペーンで乗れるようにするので、
興味があるあなたはぜひ体感してほしいな。

SPTADAO開発チーム

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