忠さんが陣頭指揮をとってマフラーを開発していく実際のストーリー|マフラー開発奮闘記

CRF250 RALLY 2021〜編 其の六

★うまく仕上げれば谷をうまく消せそうだ★

テストライドした中に部分的ではあるが、とても気持ちイー!特性のパイプを発見した。
トルクラインは現行CRF250Lのものとは似ても似つかない、
グラフ上は全然いけてないラインだ。
しかし、実際の走りと照らし合わせてにみると、
とても理にかなった特性に仕上がっていたんだ。奇跡だね。
走り出した瞬間、CRF250 RALLYの大きな車体にベストマッチングな雄大で大らかな、
悠々とどこまでもどこまでも、走り続けたくなる気持ちになれる、そんな感じだ。
この特性が、クラッチを繋いだ瞬間、ライダーをほっ、とさせるんだ。
これこれ!この特性がpowerboxパイプには大切なキーとなる特性なんだ。
特にライダーとマシンの信頼関係を生み出す、2500rpmから3000rpm付近の俺たちが、
セローの領域と言っている域のトルク特性が、ひとまわりたくましくなって、まったく理想的だ!
そして、この特性は高めのギアを選択し、
ダートをトコトコお散歩気分で走るのに適した絶妙なトルクラインだ。
あと少し、5000rpmに繋がるトルクラインをうまく仕上げれば谷をうまく消せそうだ。
まあしかし、完璧ではない。
あくまで原石の状態なので、まだまだ楽しい開発が続きそうだ。

SP忠男開発チーム

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MT-09 2021~ 編 其の壱

  • 投稿日時:2021年09月28日
  • カテゴリー:MT09 2021~

★今のところ全く不満が見つからない★

小川くんのMT-09、慣らしも終わったし開発開始!
まずは、スタンダードで走って感じてみた。
あれれ?なんだかまったりしてるぞ、なんだぁ〜?
そうか、パワーモードが4って、
1番パワフルかと思いきや、最もまったりモードだった!

今度は3、2、1と数字を下げていく、このマシンに最もしっくりくるのは1、もしくは2、だな。
いままでのMT-09だと、Aモードはスパルタン過ぎて乗りづらかった。
しかし、21モデルは全く違う。
圧倒的にパワフルになっているのに、ちゃんとコントロールが、出来る。
出力特性が上質なんだ。見事だ、ハイエンドマシンの仕上がりだ。

サスペンションもとてもいい動きだけど、基本硬い。
少し馴染むまで時間が必要か?
今のところ全く不満が見つからない。さあ、困った・・・・。

SP忠男開発チーム

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MVアグスタ BRUTALE 800 ROSSO編 其の壱

★トルクラインが不安定で、ライダーを神経質にさせてしまう★

SP忠男浅草店、小山内 綾店長の愛車、BRUTALE 800 ROSSO
本人めちゃ気に入っていて、中々開発に貸してくれない。
彼女の休みの時に、こっそり借りて乗ってみた。

加速感・サウンド全てに気持ちイー! やっぱり日本車にはない特別な乗り味だ
奴は、こんなスパルタンなマシンに乗っているのか。
しかも、何故かブレーキレバーにネイルまで、おっしゃれ!

しかし、このマシーンやっぱりヨーロッパ生まれだけあって、
わがまま、ヨーロッパの速度域で開発されているから、
日本の速度域では割と回転を合わせづらい。
このマシンが日本国内でさらに可愛がったもらえるために、キーとなる回転域がある。
この回転域のトルクラインを端正に仕上げて上げることで、
このスパルタンな特性を日本でも爽快に使いこなせるようになる。
ツーリングだってOKだ。そんな気がするんだ。

そもそもこのマシン、800ccもあるから極低速域のトルクは充分すぎるほど有る。
だけど、その回転域のトルクラインが不安定で、ライダーを神経質にさせてしまう。
多分ツーリング先で渋滞なんかに合ったらクラッチの断続で、
疲れて置いて帰って来たくなるじゃないかな、きっと。

逆にこの回転域をライダーの意思どおりに反応する様に仕上げることができたら、
ライダーとBRUTALE 800 ROSSOの一体感というか信頼関係が瞬時に築くことが可能だ。
なんとかしたいな、なんとか!

SP忠男開発チーム

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CRF250 RALLY 2021〜編 其の伍

★特徴的な特性を示す数本のパイプが出来上がった★

開発チームは深い迷路に入り込んでしまった様だ。
シャーシダイナモ(出力特性を測定機械)を基準に
理想の走りを想定していくつもの試作を繰り返している。

パイプの太さ全長、太いパイプと細いパイプの長さの割合、を何度も何度も作り替えて・・・・・
しかし、想像している様な、理想的なパワーラインは浮き出てこない。

その中で特徴的な特性を示す数本のパイプが出来上がった。
計測上のトルクラインは決して褒められた様なラインではない。
しかし、手詰まり、このままでは開発が先に進まない。
一旦、テストライドをして、この数本のパイプから今後の開発方針を決めるとするか。

SP忠男開発チーム

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CRF250 RALLY 2021〜編 其の四

★5000rpm手前のトルクの谷というか、違和感が増していってしまう。★

まずは、現行CRF250L用POWERBOXパイプを基準に
各部パイプの長さ調整を行い変化を確認していったんだ。
しかし、何をやってもトルクの上昇ポイントが高回転側に移動してしまい、
5000rpm手前のトルクの谷というか、違和感が増していってしまう。
当初は、もっと簡単に結論が出ると思ったのに、そうはいかない様だ・・・。

なんとなく、長丁場になりそうな予感。

SP忠男開発チーム

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CRF250 RALLY 2021〜編 其の参

★アクセル開度に対する加速の上昇具合が明らかに良くない★

あれから毎日毎日乗ってみた。
ちゃんと、確認してみて良かった!

やっぱり違うんだ・・・・。
CRF250Lと同じPOWERBOXパイプではダメなんだ。
開発って面白いよね、大切なのは感性。
なんとなく、違和感を感じたら一旦ストップ。
そして探求する、この工程がおもしろい。

さあ、何が違かったか?何が、このままでは、ダメなのか?
まず、POWERBOXパイプに変えて一般道やオフロードをを走った時に1速から3速
う〜ん、ギリギリ4速まではCRF250Lにパイプを交換したときと
気持ちイー! フィーリングは変わらない。
そう、セローの領域だ。綺麗なトルクラインでトコトコ走れてとても気持ちイー!
しかし、5速や6速を使ってアクセルを捻ると、
5000rpmの手前になんとなく加速が滞る感じがするんだ。

普段、普通に乗っているとあまり気が付かない。
けれど、この回転域から加速をし始めると、
アクセル開度に対する加速の上昇具合が明らかに良くない。
10捻って、8加速する感じだ。
求めているのは10捻って、11加速する。
そんな感じ、これはCRF250Lにはなかった、不快だ。

高いギアを選択すると車重にトルクが負けてしまう。そんな感じ
ガソリンタンクが大きくて、満タンにするとこの傾向は特に顕著。
アクセルを開けると車体を前に進める力を、
重心の高さのおかげで、後ろに引っ張る力が働いて弱めてしまう、そんな感じだ。

この感覚はCRF250L時にはなかった。
しかし、このエンジンの5000rpmまでの回転域で変化を創り出すノウハウは持っている。
なんとか、今よりもっと気持ちイー! 走りを引き出したいものだ。

SP忠男開発チーム

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CRF250 RALLY 2021〜編 其の弐

★重量配分けっこう違うし、★

ほ〜お!なんの問題もない。
CRF250LのPOWERBOXパイプをつけると、やはり同じエンジンだけあって、
5000rpm以下、4000rpm台までの心細い感覚は
CRF250Lと同じ様に豊かで、心地よい雄大なトルクラインに変化してくれている。

いいね、このままCRF250LのパイプをCRF250RALLY用として販売しても大丈夫じゃないかな。
でも、10Kgの車重差というか、燃料タンクを満タンにした時の重量配分けっこう違うし、
必要とされるトルクの特性がまったく同じってこともないよな・・・・。
もう少し、探ってみるか。

SP忠男開発チーム

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CRF250 RALLY 2021〜編 其の壱

★POWERBOXパイプをCRF250 RALLYに付けてみた★

このエンジンと車体の組み合わせとてもいいね! 
大きくて重たい車体なのに、それを感じさせない。
楽しいね、CRF250 RALLY!

車両も来たし、せっかくだから、
まずは CRF250L用に開発をしたPOWERBOXパイプをCRF250 RALLYに付けてみた。
なんの問題もなく、そのまま付く。
さて、その走りはどう変化するんだろう。楽しみだ ・・・。 

SP忠男開発チーム

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CRF250 RALLY 2021〜編 序章

★車重も違うし、ポジションも違う★

CRF250Lのパイプを購入されたお客様からの評判を聞いて
最近CRF250RALLYのパイプのリクエストが殺到しているんだ。
毎日の様にメールや電話での問い合わせが届く。
SP忠男期待してくれるんだなぁ〜、って涙が出るほど嬉しいね。

ということで、なんとかこの期待に応えたくて、
CRF250RALLYを手配してみた・・・・・
これ、車重も違うし、ポジションも違う。
きっと、一緒のパイプではダメなんだろうなぁ〜。

SP忠男開発チーム

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2021~PCX160篇 其の七

  • 投稿日時:2021年08月24日
  • カテゴリー:PCX160 2021~

★この特性は決してシャーシダイナモ(出力特性測定器)では読み取れない★

う〜ん『気持ちイー!』
再度パイプの組み合わせとバイパスの位置を探りながら
50Km/h付近にトルクの谷、加速の濁りを払拭した。
すると、今度は全体的にアクセルへの速度の追従がシビアすぎて、
速いだけで気持ちよさが全く失われてしまった。これはダメだ。 

そして、今度はバイパスパイプの太さとメインパイプの長さの組み合わせを変えながら、
ちょうどいい感覚を探っていったんだ。
あのSP忠男らしい このマフラーの人気の秘訣でもある
ライダーの気持ちを、ほんのほんのわずか時間を置いて追従してくる、
決してライダーを急かさない、大らかで魅力的な加速が出来上がったんだ。
ほんと『気持ちイー!』

この特性は決してシャーシダイナモ(出力特性測定器)では読み取れない、
人間の感性で探ることしかできない特別な感覚なんだ。
この特性は絶対にうちのマフラーからは、はずせない大切な要素なんだ。
車の後ろを継いていても常にマシンの動きが読めるから、冷静でいられる、緊張しない、
ほんの少し右手を捻るだけで追従できるこの特性が、『気持ちイー!』
また豊かにそしてフラットに引き出したトルクが、
週末タンデムでツーリングなんかも『気持ちイー!』
田舎の道を豊かなトルクラインで淡々と淡々と気持ち良く走るなんてことも得意なんだ。
ジェントルなサウンドと共に
思わず『気持ちイー!』って叫びたくなる、いいマフラーができました。嬉しい。

また、いつものように 週末各地で行われる快感体感試乗会 ライドオンキャンペーンに
試着用のマフラーを持ち込むから ぜひ自分のPCX160に試着して体験してみて欲しいな!
ライドオンキャンペーンの詳細はこちらから! 

SP忠男開発チーム

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MT-09、MT-07、YZF-R25、XSR900などの交換用マフラーを取り揃えています。
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