09~ADDRESS V125編 序章
- 投稿日時:2018年05月14日
- カテゴリー:ADDRESS V125 09
★とりあえず、乗ってみるか★
な〜んかさあ、
パワーが落ちたって、聞いたら乗る気がしなくなるよね。
えっ、仕事なんだからとりあえず乗ってくれって!
あい、あい、
忠
★とりあえず、乗ってみるか★
な〜んかさあ、
パワーが落ちたって、聞いたら乗る気がしなくなるよね。
えっ、仕事なんだからとりあえず乗ってくれって!
あい、あい、
忠
★ 安全に楽しく・・・★
今度は、積み重ねられたデータを元に
サイレンサー内のパーツ径を1mm単位で調整し、
メインパイプの長さをを5mm単位で煮詰め直しながら
80km/hから90km/hをつないだんだ。
・・・・う〜〜ん、きもちいい!
きれいに回転が繋がっていく・・・!
滞ることなくキッチリ90km/hを大きく超えて伸びていくようになった。
いや〜気持ちいいぞ。
ノーマルでほんの少し躊躇するような
60〜70km/h台からの車の追い越しも、
このマフラーなら楽々行ける。
なんだか一回り走りに余裕が生まれたようだ。
音も決して大きくはないのだけれど、
低音でまろやかなgoodサウンドに仕上がっている。
これなら車からも気づいてもらえる。
このマフラーの性能で走りに余裕が生まれ、
アドレスV125に乗っているみんなが少しでも
安全に楽しく通勤通学が出来るようになったら俺は本当に嬉しいなっ。
・・・そんなことを考えながら今回はこのマフラーを開発してみました。
またどこかのライドオンキャンペーンで体感してみてください。
忠
★ きたきたぁ!★
今度はパイプの径・長さは勿論サイレンサー内の
あらゆるパーツをいじりまくって性能を探ってみたんだ。
その結果、しっかり45km/h〜75km/hまでの間が
ラインでわかるぐらい上がって来たんだ。
意地だね、意地。さーあ、どうかな?
・・・うん、出だしはいい感じだ。
・・・80km/までかなり力強く登ってくる。
・・・う〜ん、時間は掛かるけど、
何とか何とか90km/h台まで載せてきた!
さあ、おもしろくなってきたぞ!
さあ次は、80km/hから90km/hの間を何とかつないでもらおうかね。
忠
★ 手強いぞ。★
いや〜これはた〜いへんだ、
ある程度高回転域のパワーを上げようとすると
下の回転域のパワーがそれ以上の割合で落ち込んでしまう悩むぜ・・・、
・・・・・どうしよう。
それでも何とかパワーを全域ノーマル以下に落とすことなく
ピークの速度域だけを上げることが出来たって言うんでちょっと試しに乗ってみた、どうかな?
ハァー全然だめだ、
回転がうまく繋がらない、
80km/hしか出なくなった・・・
ピーク域のパワーがいくら上がっても
ぎりぎりの出力バランスで走っているこのスクーターは、
シャーシダイナモではわからない程度のわずかな落ち込みも
シビアにダメ出しをしてしまうんだ。
いや〜これはかなり手強いぞ。
何とか40km/h付近から70km/h付近に掛けて
パワーアップを図らないと、ピークの速度までパワーをつなげないぞ。
忠
★ ゆとりの走りとは… ★
まずは思いっきり低い回転域からパワーを立ち上げ開発の方向性を探ってみた・・・・。
スタートダッシュはいい方がいいに決まっているけど、
ちょっとしたタイミングでフロントが浮いて
車体が不安定になりあまり楽しく乗れない。
もう少し上の40km/h位から引き出した方が正解かな・・・、
ここの域からトルクを引き出してあげれば
ノーマルの完成度プラスたくましさや面白さ、そして走りの余裕が思いっきりアップすると思うんだ。
ただ速いだけではなく一回り豊かなゆとりの走りをめざしてみるぜ!
忠
★ 文句なし! ★
いや〜売れるわけだよ!
噂には聞いてたけど本当にいいよこれ。
首都圏の驚異的な渋滞を縫って駆け抜ける速度はNO.1だね。
軽い・速い・パワフル。
本当に通勤には欠かせない最高のアイテムだね、
このアドレスV125ってやつは。
何日か乗ってみたけど加速、スピードともに文句なし!
こういうマシンのマフラーを開発するのが一番むずかしいんだよな・・・・・。
忠
★大きなゆとりと安心感を与えてくれる最高の特性だ★
パイプの長さを調整し、サイレンサー内部を変更し、
サブチャンバーBOXの取り出し位置や容量を探求し、
作っては走り、走っては測り、
何度も何度も繰り返して、やっとできた!
高速域に力強く引っ張っていく雄大なパワー、
アクセルOFFからONにしたときのタイムラグを抑え
快適に安全に交通の流れに乗れる特性は
ライダーに大きなゆとりと安心感を与えてくれる最高の特性だ。
そして、何より実用速度域の胸のすく加速力と快感の走り!
この走りはパーフェクトだ。
2018のトリシティ125で欲しかった走りが
すべて満たされている。
一回り大きくなったパワー&ゆとりの加速が出来たトリシティは
最高の相棒になってくれると思うな。
忠
★高速の清々しく伸びていく感覚が足りないんだ★
実際に走らせてみた・・・。
まずは信号からのスタート。
うん、いいね。かなり軽くなっている。
信号から一つ目を左折
・・・ 右手とエンジンの連動が素晴らしいスムースに曲がれる
車の後を追従
・・・ アクセルをほんの少し捻るだけでスゥーっと
前走車両についていける。この特性はNMAXに肩を並べた。
これはすごい、これはいい!
ストレスがスゥーと消えていく!
ここがスクーターの気持ちイー! を引き出すために
最も重要なポイントここは無事クリアー
40Km/h~50Km/hからの追い抜き
・・・充分すぎる加速力だ。
追い抜き時の安心感が全く違う。
これは安全を考えた際にかなり大切なポイントだ。
50Km/hから最高速までの高速の伸び
・・・うぅ〜む、惜しい。イマイチ。
シャーシダイナモ上でスタンダードより充分出力は上回っている。
確かに最高速もわずかだが伸びた。
しかし、ここの速度域のパワーラインの角度が
若干なだらかになっていたんで、
予測はしていたんだけど案の定、
高速の清々しく伸びていく感覚が足りないんだ。
ここは改善の余地があるぞ。
忠
スペシャルパーツ忠男(SP 忠男)| オートバイ・バイク・二輪車、オリジナルマフラー公式サイト
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”気持ちイー!”で世界中のライダーを愉快にさせるために。
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