忠さんが陣頭指揮をとってマフラーを開発していく実際のストーリー|マフラー開発奮闘記

2018~マジェスティS 其の弐

  • 投稿日時:2018年05月21日
  • カテゴリー:MAJESTYS 18

★特性変化は以前のモデルと一致している★

マフラーを交換した際のシャーシダイナモ(出力特性測定器)の
特性変化は以前のモデルと一致している。
次は実際に公道を走って見てフィーリングの確認を行う。
さあ、どうだろう。


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CB1100 POWERBOX Megaphone編 其の弐

★バランスを崩していない!★

さ~すが、うちの開発クルーは天才だ !
しっかり、馬力アップしながらバランスを崩していない!
素晴らしい!!
これなら CB1100ユーザーも絶対喜んでくれる

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CB1100 POWERBOX Megaphone編 其の壱

★少しだけ出力を上げていこう★

おまえらさぁ~
ただ、デザインをメガホンに変えただけじゃあ脳がないだろう!
メガホン形状にすることで、少しサイレンサーの容量が増やせるだろ。
それを使って、ほんの少しだけ出力を上げていこうぜ!!
だけど、ほんの少しだけだぜ!
今までに最高のバランスで引き出したパワーだ。
ただ闇雲に上げたって
全てを包み込む様な雄大な走りのフィーリングが台無しになっちゃうからな!

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CB1100 POWERBOX Megaphone編 序章

★まずはイメージ創りから★

最近ZRX1200DAEGのマフラーが絶好調で売れているんだ。

やっぱりシンプルで、細身でショートなメガホンがいいんだって!

そこで、そのCB1100にテイストを盛り込んだ

新しいメガホンマフラーを新たに開発することに決めた!

まずはイメージ創りから。

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2014 CB1100編 其の壱

  • 投稿日時:2018年05月18日
  • カテゴリー:CB1100 14

★リリースは間もなく開始だ。★

あの安心感を提供する絶妙な性能を
絶対に変えないように神経を尖らせながら
BOX取付け位置の変更、形状の変更をかなりの時間をかけて行なった。
かなり手こずったが、何とか完成した。 
リリースは間もなく開始だ。

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2014 CB1100編 序章

  • 投稿日時:2018年05月18日
  • カテゴリー:CB1100 14

★しかし、答えはノー。★

ここにきて2014年型CB1100のオーナーから
旧型向けのPOWER BOXマフラーの装着可否の確認が
たくさん寄せられるようになった。

しかし、答えはノー。

装着確認は数ヶ月前に行っているが、
センタースタンドの形状が変わっているためにBOXに干渉してとりつかない。
センタースタンド外して装着し走行してみると性能はバッチリ!
あのなんとも言えないホットする安心感、軽快感、フットワークが甦る。

これはなんとかしなくては・・・・

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2003 CB1300SF編 其の七

  • 投稿日時:2018年05月18日
  • カテゴリー:CB1300SF 03

★ 「優越感」 ★

 か・な・り・苦労をしたみたいだ。
基本的にうまく出来上がった特性を壊さずに、
あの忌まわしいガッツンガッツンのドンツキだけを消すため、
完璧にピックアップを仕上げてきた。
空ぶかしの段階でその違いはひしひしと感じてくる。
これなら大丈夫だ!・・・ではテスト。

ほ〜お、たぁ〜のし〜い!
この軽さ、このピックアップ、
本来持ちあわせているCBの特性のいいところを徹底的に
強化しているからめちゃくちゃ気持ちいいんだ。
この雄大なトルクが通常より
1〜2速高いギアでの走行を可能としてくれる。
それもかなり自然にだ。
これこそが優越感!!
「まさに1400cc!」って感じの仕上がりだ。
いや、それ以上かもしれないな!
それでは、またどこかのキャンペーンで、
この気持ちよさを実際に味わってくれよなっ。

2003 CB1300SF編 其の六

  • 投稿日時:2018年05月18日
  • カテゴリー:CB1300SF 03

★ ガッツンガッツン ★

 さらにインパクトをつけるために
2800rpm付近からさらに強烈にパワーを引き出させてみたんだ。
さ〜あ、どんな感じかな?

オッいいね〜。軽いよ、軽い、軽い。
この軽さが気持ちいいよ。トルクのおかげだね。
すごく気持ちいいよ!高回転のパンチもあるしいいね!

・・うんっ・・おっと問題発生!
これはまずいな、ドンツキ感が出てきたぞ。
車の間を縫ったりストリートで気持ちよくフットワークをしようと
細かいアクセリングをしたときに、ガッツンガッツンと出てきているんだ。
いや〜、まいった。
こういうドンツキ感はダイナモのラインでは
まったく現れないから直すのも結構大変なんだ。
 原因は、アクセルワークに対してエンジンの反応がほんのわずか遅れる、
その遅れが”ため”になって「ガッツン」と来る。
これはインジェクション独特の特徴で、
一般的な考えとは逆にピックアップを鋭くすることでだいたい解決できる。
いじるところは、気密を保つために
一体構造で仕上げられた集合部の容量と、テーパー角。
これを中心にいろいろいじる・・・
ここさえクリアできれば完成だ。
最高に楽しいマフラーが出来る…、楽しみだぜ!

2003 CB1300SF編 其の伍

  • 投稿日時:2018年05月18日
  • カテゴリー:CB1300SF 03

★ 「高気密一体構造」 ★

 実際このマシンを生かすも殺すも
5000rpmまでの特性にかかってると思うんだ。
だいたいこのマシン、どんなマフラーをつけても
5000rpmからのパワーは勝手に盛り上がって行く。
でも実際、ホンダの作ったこのエンジン、
そんなに回さなくっても充分速い!
なにしろ1300ccもあるんだから・・・。
 そこで、一番特性造りに重要なのはスタートから5000rpmまでの域、
とくに2800rpm付近から4000rpmまでの域が最も重要。
まぁここの回転域はシリンダーの充填率によって
特性を造っていかなければならないから、
一般の集合管と呼ばれるようなマフラーではまず造れないよな。
ここに高気密一体構造の意味が存在するんだ。
 
と、言うことで、今回は集合部の容積・形状を中心にいじって、
前回の問題点をクリアーしてきた。さ〜あ、どんな感じかな。

う〜ん、かなり意図する特性に近づいてきたぞ。
スタートからのパワーも良い、伸びもかなりでてきた。
特に2800rpmからがかなり楽しい。いいぞ。この勢いだ!
この特性をさらにもっともっと強化すればパーフェクトだ!
さあ、頑張ってやってもらいましょうかね!

2003 CB1300SF編 其の四

  • 投稿日時:2018年05月18日
  • カテゴリー:CB1300SF 03

★ 足りない、まだ足りない。 ★

 前回までのバンク角を直し、
しっかり走れる状態までもってきたんだ。
さあ、性能はどうかな・・・

ふふ〜ん、な〜んだそうか。
前回は左しか曲がれない中でかなり良いと思ったけど、
やっぱりリズムが刻めないな。
このパンチを効かせたままで、伸びが足りないんだ。
それと、ペースが上がってきた時に“わくわく”させてくれる
ずぶといトルクもまだまだ足りない。
低い速度域ではかなり面白くなってきたけど・・・もう少し欲しいんだ。
やっぱり、完成度の高いマシンのマフラーはかなり難しいぜ。

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