忠さんが陣頭指揮をとってマフラーを開発していく実際のストーリー|マフラー開発奮闘記

2023〜PCX編 其の伍

  • 投稿日時:2023年10月17日
  • カテゴリー:PCX 23

★PURESPORTならではの特別なトルク特性なんだ★

少し時間がかかったけど、
なんとか『気持ちイー!』トルク特性を引き出すことが出来た。

PCXで使用頻度の高い30Km/hから60Km/h付近のトルクを豊かに引き出すことで、
例えば、車の後ろを巡行していて、前方を走る車が速度を上げた時、
スタンダードのPCXだと、大きくアクセルを開きたくなるシチュエーションでも
PURESPORTなら、ほんの僅かアクセルをひねるか捻らないかぐらいの感覚で、
スゥーっと車体が前に出る。
この感覚が、車両を買い替えてもまたPURESPORTを選んでいただける、
ヘビーユーザーの皆様がもっとも喜んでくれる、
PURESPORTならではの特別なトルク特性なんだ。

その上でここも結構苦労したところなんだけど、
メインパイプとループをつなくバイパスパイプの設定、
60Km/h付近までの特性が完璧に仕上がった時に
そこの域を超えた高速域への繋がりに問題が出て、
そこそこの上り坂だと、速度が伸びていかなくなってしまったんだ。
その時にこのバイパスパイプの取り付け位置や太さの調整を何度も繰り返して、
最終的にトルクをつなげて、高速域まで爽快に伸びていく、
特別な特性を引き出すことが出来たんだ。
『気持ちイー!』 この走りはこの一言につきるね。
あと開発の途中で何度かタンデム走行でのテストも行なっている。
PURESPORTとスタンダードでは、タンデムでの走行時のゆとりが違うね。
より余裕を持って、安全に疲れずに走ることが出来る。そんな感じだ。

もし、あなたがPCXに乗っていて、このPURESPORTのフィーリングが気になったら、
いつものように各地で、快感体感試走会ライドオンキャンペーンで、
車両を用意しておくから、一度試乗してほしいな。
ライドオンキャンペーンのスケジュールはこちらから 

SP忠男開発チーム

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2023~CRF250Lパイプ編 其の玖

★5000rpmと6000rpmの間にトルクの谷が生まれてしまった★

うんいいね! 
メインパイプの絶妙な太さと長さの調整を繰り返し、
少し時間はかかったけどエンデユーロマシンらしい、
中速域から高速に向けてのエキサイティングなトルクラインが現れてきたね。

やっぱりかなり楽しい。
このマシンにはこの方向性は間違っていないね。
あと、5000rpmと6000rpmの間にトルクの谷が生まれてしまった。
通常走行では気にならないけど、
本気モードで走っていて、
ここにハマるとガクンと走りをしらけさせてしまうことがある。
これをなんとかしたいな。あとはここだけだと思う。

SP忠男開発チーム
 

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2023~レブル250 サイレンサー 編 其の六

★意識しないといつも6速で走ってる。★

なんだか本当にすごいんだ。
2023レブル250+POWERBOXパイプ+POWERBOXサイレンサーの組み合わせ。
意識しないといつも6速で走ってる。
この軽い車体に大きなエンジンを積んでいるような走り、
がちっとしたトルクで、加速フィーリングにもたつきがない。
すごくいい。

気になっていたサウンドもサイレンサー内部の排気の流れを調整して、
思い切りジェントルなサウンドに整えてみた。
これがまた心地良い。
走っていると微かに耳に入ってくるサウンド・・・いいね。

DOPEさんのアドバイスで、
低くイカした高さにサイレンサーの位置を下げてみた。
これでシートにかけた振り分けバッグも当たらない。
完成だ! 
POWERBOXパイプに乗って、更なるトルク、
更なる余裕が欲しいって、感じたユーザーのあなたには、
ぜひ一度体感してほしいアイテムだね。

またいつものように、週末の快感体感試乗会ライドオンキャンペーンに
試乗車を持ち込むから絶対に一度乗ってほしいな。
絶対喜んでもらえると思うんだ。

ライドオンキャンペーンの日程はこちらからご覧いただけます
http://www.sptadao.net/rideon/index.html

SP忠男開発チーム

 

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2023~レブル250 サイレンサー 編 其の伍

★走りは最高だけど、音がやばい★

すっごいなこれ、『気持ちイー!』
500ccって、言われたらどうかと思うけど、
250ccとは絶対思えない迫力のトルクだ。これはいい。
おんなじ250とは絶対に思えない。
POWERBOXパイプとの組み合わせが最高にマッチしている。 
コストを無視して、サイレンサーの内部構造を
徹底的にいじりまわして組み上げただけのことがある。
これはホントいい。

今現在、すでに走りは最高だけど、音がやばい。
下品だ・・・・。

SP忠男開発チーム

 

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2023~CRF250Lパイプ編 其の八

★コンペティションな走りを引き出せたら楽しいんじゃないかって★

最近、毎日のようにこの2023年CRF250Lに乗っていて思うんだ。
トコトコ走りや林道走行の快適さや楽しさは全く申し分ない。
出来たらこの特性を基盤に
もっとコンペティションな走りを引き出せたら楽しいんじゃないかって。
3000rpmから6000rpmのトルクラインの高さは極力維持して、
もう少し右肩上がりの斜度をキツめにしたいんだ。
そうしたら、エンデューロなんかの実践でも使える
少しエキサイティングな走りもできるようになるかも。
このマシンの車体と足回りなら、
どうもそっちの方向性の方があってそうな気がする・・・。

そうなると、かなりシビアなセッティングが要求されるから、
セッティング変更のたびに全てを作り替えなくてはいけない。
二重管構造は向かないな。
やはり、今まで通りのスタンダードな外付けPOWERBOXの構造で、
徹底的に細かく細かく性能を探求する方が向いてるな。

SP忠男開発チーム
 

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2023~Vストローム250サイレンサー編 其の四

★最高に『気持ちイー!』★

中速域の排気量を大きくしたような雄大なトルクをそのままに
トルクの出るタイミングを500rpm高回転に移動し、
かなり手間がかかってしまったが、
サイレンサー内部のパイプ長を調整して、
更にそこから上のパワーを思い切り引き出した。
最高に『気持ちイー!』

レッドゾーンに向かって、ストレートに吹け上がる。
まさにスポーツ。高速走行の余裕が違う。
Vストローム250での旅を高速道路メインで走るライダーや
ワインディングをロードスポーツ張りにグングン楽しむライダーにはもってこいだ。
サウンドもバッチリ決まった。
その気にさせるサウンドだけど、長旅を疲れさせるようなものではない。
これはいい、これで完成だ。

楕円のタイプ TABI は雄大なトルクで、
大排気量に負けない心地の良いゆとりの走り
真円タイプのこのマフラーはSPORTだな、
これはワイルドに高速域多用して、スピードとパワーを楽しむ走り。
どちらも気持ちイー!

いずれにしろ、POWERBOXパイプで3000rpmから6000rpmまで、
きっちりトルクを引き出してあるから、いつだって満足の走りだ。

この二つ、あなたの好みで選んでほしいな。
この自慢のトルク特性は、いつものように各地で行っている
快感体感試乗会 ライドオンキャンペーンで乗ることができます。
ライドオンキャンペーンの詳細はこちらからご確認ください。 
 

SP忠男開発チーム

 

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YZF-R7 POWERBOX FULL 編 其の伍

★中速域のトルクを盛り上げるこの性能にバッチリはまっている★

へ〜 ありだね。
レプリカ系のルックスから勝手に高回転高速型のイメージをしてしまい、
なかなか思うように伸びない高回転に、
開発がなってしまい頓挫していたけど、
中速域のトルクを盛り上げるこの性能にバッチリはまっている。
日本のワインディングによくある、
中速を多用する峠道では、最高に『気持ちイー!』
 これいいね。

このマフラーなんとかスタンダードのまま、
カウリングに潜り込ませて、セットアップできないかな?
かなり、エンジンとカウルの間のクリアランスが少ないけど・・・。

SP忠男開発チーム 

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2023~Vストローム250サイレンサー編 其の参

★少しトルクラインを右肩上がりに設定★

トルクの盛り上がるタイミングを500rpmほど高回転に移行してみた。
その上で、少しトルクラインを右肩上がりに設定。
さあ、どうかな?
すごく変わった、 まるで別物だ・・・。

SP忠男開発チーム

 

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YZF-R7 POWERBOX FULL 編 其の四

★超人気のXSR700用のマフラーを無理やり付けてみた★

なかなか高速域に思っとような変化が引き出せなくて、
開発が頓挫していたYZF-R7だったが、
中速域で、モリモリトルクの出る、
超人気のXSR700用のマフラーを無理やり付けてみた。
太いメインパイプのおかげで、
アンダーカウルが全くつかなかったけど・・・
あまり、期待はしていないけど、実際の走りはどうなんだろう。

SP忠男開発チーム 

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2023〜PCX編 其の四

  • 投稿日時:2023年09月15日
  • カテゴリー:PCX 23

★取り回しを大きく変更しなければならない★

40Km付近にほんの僅かだけれど、
トルクの盛り上げりが現れてきた。
これを生かすためには
微妙にエキゾーストパイプの長さを変えていく事が要求される。
そのためには、エキゾーストパイプ全体の取り回しを
大きく変更しなければならない。
その際、元の性能を再現できるか・・・。
さあ、どうする。

SP忠男開発チーム

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