Z900RS編 其の四
- 投稿日時:2019年04月23日
- カテゴリー:Z900RS
★規制値クリアーを目指す。★
マフラーで性能を上げるためにはサイレンサー内のパンチングパイプ
(穴の空いた網状の板を丸めたサイレンサーのセンターにある太いパイプ)
の直径をある程度太くしなければならない。
太くすると当然のように音量が大きくなり、規制が通らなくなる。
そこで、わずかに寸法を変えながら絶妙なところで折り合いをつける。
ここ数日間サイレンサー内部の構造で
音量を抑えるためにできることは全てやった。
なんとかノーマルの性能を確保したまま
規制値をクリアーするのにあと1dBまで追いついてきた。
あとはメガホンサイレンサー側面から排気脈動をコントロールして
特性を変化させたり音量を抑えたりする効果があるBOXへの
連結パイプの取り出し位置や太さBOX自体の大きさを変えながら
規制値クリアーを目指す。
出来れば、少しでもマージンを取って性能のプラスに変えていこうと考えている。
しかし、もしここでどうしても音量が落ちなくなったら
メガホンのサイズを一回り大きくするしかない。
ルックスを考えるとそれだけは避けたい、
それにしても先はまだまだ見えないなぁ。
SPTADAO開発チーム