TRICITY125 其の参
- 投稿日時:2018年05月11日
- カテゴリー:TRICITY125 18
★どうしてもかなり大きくアクセルを開かなくてはならない★
すっごくいい!さすがブルーコアエンジンだ!
新型になってかなり速くなった。
サスペンションも少し良くなった気がする。
ギャップの乗り越えでも格段に進歩しているんだ。
このLMW最高だね!
あと求めるとしたら、この若干重めのウェイトを
軽く押し出すスタートの加速力と
30Km/h〜50Km/hくらいで走っている時に前を走る車に
追従しようとすると、どうしてもかなり大きくアクセルを開かなくてはならない。
ここに少しストレスを感じるこの部分の改善かな。
まあ、NMAXやCYGUNUSXの走りを体験したことのない人には
気にならない程度かもしれないが・・・・
そうだ。
今回の開発目標は目指せNMAXやCYGUNUSX並みに
に小さなアクセル開度でスゥーッと前の車に
ついて行けるゆとりのパワーって感じかな。
うん、そんな感じだ。
忠
★絶対に体感してほしい走りなんだ★
出来た!出来た!
目標が達成できた!
こんなに楽しい、こんなに気持ちイー!、MT-09は初めてだ。
豊かなパワーでライダーに大きなゆとりを与えながら、
自由自在にマシンを操らせてくれる。
元々最高に元気で、エキサイティングなMT-09に
新たな一面を見させてくれる。
ストリートは広いパワーバンドを活かして
TOPギアをホールドで軽快にグングン走る。
右手に正確に反応する特性はワインディングも
早いタイミングでアクセルを開けて綺麗にコーナーをトレース出来る。
スタンダードに上乗せさせた強い加速力は
細部に至るまで微調整を繰り返してライダーに緊張を与えず
平常心で扱えるような特性に創り上げた。
この独自の出力特性が最高に楽しくて気持ちイー!
MT-09のフィールドを大きく広げてくれる。
3000rpmから4000rpmまでの出力の出方は特に秀逸なんだ。
絶対に体感してほしい走りなんだ。
これで完成だ!
忠
★ライダーの感覚はシャーシダイナモより数段敏感★
あともう少し、あともう少しのところまで来ている。
各部の寸法をmm単位で修正しながら、
ベストな設定を探っているんだ。
しかし、このコンパクトなスペースの中で寸法修正には時間がかかる。
かなり慣れて来たとはいえほとんど1日仕事になる。
0から作り上げるのと大差ない工程を要求されるんだ。
出来上がった試作のサウンドと出力を実測し最後に体感を確認する。
乗り手と作り手の長時間にわたるミーティング。
次の修正箇所の選定と加工。
今、この工程を繰り返し行って理想な状態に近づけて行っているところなんだ。
この工程で面白いことは各パイプの5ミリ前後の長さの違いで
シャーシダイナモ(出力特性測定器)でのパワーライン(出力特性)は全く変わらない。
だから、普通ならここで完成だ。
しかしライダーの感覚はシャーシダイナモより数段敏感で
この各部の5ミリの長さの違いを快感と感じたり不快と感じたりすることなんだ。
SPTADAOのマフラー創りは創業当時からここをとても大切にしている。
信号からのスタート、スタート直後の左折、車の後ろを走った時の感覚、
車を追い越す時のフィーリング、連続するコーナーをクリアする。
車のいない道を淡々と走る。飛ばしてみる、高速をたんたんと走る、飛ばしてみる・・・。
こんな一連の走りの全て確認しながら調整を行なっていくんだ。
この一つ一つの感覚をライダーの体は忘れない。
だからここをすごく大切にしているし時間をかけているんだ。
気持ちイー! SPTADAO
SPTADAO開発チーム
★パワフルに走り回っても全然怖さを感じさせない★
走っては、シャーシダイナモで測り寸法を変える。
走っては、シャーシダイナモで測り寸法を変える。
走っては、シャーシダイナモで測り寸法を変える。
もう、何度やったかわからない・・・。
でも、めちゃくちゃ楽しい!
どんどんどんどんトルクフルに
どんどんどんワイルドに変わっていく。
ノーマルに存在する3000~4000rpmの
ほんの少し神経質なところを全く感じさせない。
どんなにパワフルに走り回っても全然怖さを感じさせない。
常に平常心で居られるんだ!これがすごい。
軽くアクセルを開けてながらフロントが浮いてきても
常にライダーのコントロール下におけるので全く慌てない。
一般道でトップギアを使って快適に走れる範囲がグーンと広がった。
こいつはいいぞ!
MT-09がこんなに楽しく感じたことは今までなかった。
こいつは本当に『気持ちイー!』
後は音量とのバランスをうまく取りながら製品化へ進めていくんだ。
もう少しだ。
SPTADAO開発チーム
★出力特性のさらなる強化!って感じかな。★
この3気筒MTシリーズマフラーの開発に
今までどれだけ時間を掛けてきたことか・・・
それだけにこのコンパクトなスペースできっちり性能を
引き出すことのハードルの高さは身に染みるほど感じている。
しかし執念だね。最近なんとなくプラスの方向に性能が変化してきた。
今までやっていなかったパイプの長さやボックス内の隔壁構造に
工夫を加えて一生懸命やっています。
今回の開発方針は最近のMTシリーズでマシンがライダーの思い通り
自由自在に操ることができるようになるんで
すっごく評判のいい2000rpmから6000rpmまでのトルクと
出力特性のさらなる強化!って感じかな。
元々ギアの設定が加速重視のショートな特性だし、
トップギアで引っ張ってもありあまるパワーを残しながら
すぐに190Km/hでリミッターが効いてしまう。
とても勿体無いパワーの使い方をしているようにも感じてしまうんだ。
最高速への到達速度は何をやってもまったく落ちない。
だからピークは抑えて実用回転域に
パワーを集中させて引き出すこと考えている。
ショートにして中速パワーをひきだすなんて
なんだかマフラーの基本と逆行しているようだけど
それで夢のように気持ちイー! 走りを引き出してやろうって方針なんだ。
これにはしっかりとした根拠があるんだ。
まだまだ、目標にはほど遠いけど
なんだかうまくいきそうな予感を感じているんだよね・・・。
SPTADAO開発チーム
★加速走行騒音の規制値をクリアーすることが大変困難★
MT-07のPOWERBOX FULL “SS”のルックスを見た09オーナーの皆様から
連日のリクエストをいただいております。大変有難いことです。
割と業界の中ではフットワークの軽い私たちSPTADAO開発チームのメンバーは
もちろん言われるまでもなく、
MT-09POWER BOX FULL “SS”の開発に取り掛かっております・・・。
本当のことを言うと開発に入る前に09で”SS”を作るかどうかに関しては
チーム内での意見は真っ二つに割かれていました。
ただでさえ、強烈な加速力で加速走行騒音の規制値を
クリアーすることが大変困難なこのマシン。
このルックスのマフラーを創るためには出力特性を
作り出すためのマフラー全体の全長確保。
そして、規制値をクリアするためのサイレンサー容積の確保が
大きな課題となってきます。
果たして、このこのコンパクトな車体の中で
この二つの課題をクリアして製品として完結することができるのかが、論点でした。
しかし、これもいつものように忠さんの”やれっ!”の一言でスタート。
現在、何一つノーマルを上回る性能を引き出せないまま
プロジェクトは進んでいます。
SPTADAO開発チーム
スペシャルパーツ忠男(SP 忠男)| オートバイ・バイク・二輪車、オリジナルマフラー公式サイト
オートバイのオリジナルマフラーを中心にバイク・二輪車のスペシャルパーツを開発しお届けします。
”気持ちイー!”で世界中のライダーを愉快にさせるために。
MT-09、MT-07、YZF-R25、XSR900などの交換用マフラーを取り揃えています。
オートバイ、バイクのマフラーの交換、カスタムチューニングはお任せください。