忠さんが陣頭指揮をとってマフラーを開発していく実際のストーリー|マフラー開発奮闘記

YZF-R7 POWERBOX FULL 編 其の六

★YZF-R7のオーナーのあなたには是非一度体感してほしいな★

なかなかアンダーカウルとのクリアランスを確保するのに
打開策が見えずに長い間お蔵入りしていたYZF-R7用のマフラーだけど、
ひょんなことから基本的な設定を変えずに、
少し集合部の角度を変えるだけで、
アンダーカウルとのクリアランスを開けることが出来るようになった。
ラッキーだね。

この小さな変更を加えることで、2023年11月生産分から
XSR700,MT-07,そしてYZF-R7が適用となった。
また、このマフラーを装着したYZF-R7各地の
快感体感試乗会ライドオンキャンペーンに持ち込むから
YZF-R7のオーナーのあなたには是非一度体感してほしいな。

ライドオンキャンペーンの詳細はこちらから

SP忠男開発チーム 

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2023年~CRF250RALLY編 其の四

★かなり理想的なトルクラインが出来上がってきた。★

サイレンサー側の太い方のパイプで、
トルクラインを立ち上げるのには限界まで来てしまったので、
今度はシリンダー側の細い方のパイプを色々いじってみている。
太さを変えたり長さを変えたり・・・・

そうやってシャーシダイナモ(出力特性測定器)上では、
かなり理想的なトルクラインが出来上がってきた。
さあ、実走行でのフィーリングではどうなっているかな。

SP忠男開発チーム

 
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2023~YZF-R125 編 其の四

  • 投稿日時:2023年12月13日
  • カテゴリー:YZF-R125 23

★ギアが綺麗に繋がらない★

エンジン下に設けた膨張室のお陰で、音量を抑えることが出来た。
少しパカパカ言うけど、独特のサウンドは悪くない。
試作で薄い板厚の素材を使ってるから、
厚みを上げることで、パカパカ音は消えると思う。
しかし・・・・
性能が全然。
全長が短すぎてトルクが全く出ない。
ギアチェンジのたびに回転が落ち込んで、
ギアが綺麗に繋がらない。これではダメだ。

SP忠男開発チーム

 
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2023~GB350Sパイプ編 其の弐

  • 投稿日時:2023年12月13日
  • カテゴリー:GB350S 2023~

★ 最高に気持ちイー!性能を引き出すことが出来た。★

先行で開発を行ってきた2023~GB350で、
最高に気持ちイー!性能を引き出すことが出来た。
多分、この2023~GB350用に完成したパイプの、
サイレンサー取り付け角度やステーの位置を変更して装着すれば、
2023~GB350Sにもこの『気持ちイー!』が、
そのまま共通でいけるかもしれない・・・・。
やってみよう。

SP忠男開発チーム

 

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2023年~CRF250RALLY編 其の参

★埋めるほどの強い加速力はまだ得られない★

太い方のパイプをどんどん短くしていった・・・・。
すると、どんどん低中回転域のトルクラインの角度が立ち上がってきた。
しかし、CRF250Lとの10Kg超える重量差を
埋めるほどの強い加速力はまだ得られない。
もう少し理想は、重量差を埋める。
もう少し強い加速力だ。 

SP忠男開発チーム

 
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2023~CRF250Lサイレンサー 編 其の四

★回転上昇の伸びがとても『気持ちイー!』★

サイレンサーインナーで排気音がストレートに外部に出ないよう、
排気ガスが入ってくる方のパイプと
出ていく方のパイプをそれぞれ交差させて、音量を抑える。
試行錯誤しながら、排気流の角度を調整して、
ほぼほぼ、特性を変えずに音量と音質を抑える事が出来た。
とても『気持ちイー!』
そして元気めのサウンドで仕上げる事が出来た。

走行フィーリングは、パイプで引き出した
3000,4000,5000,6000rpm回転の爽快なトルクライン。
そして6000,7000,8000,9000rpmと
回転上昇の伸びがとても『気持ちイー!』
そこにサイレンサーをプラスアルファすると
4000rpmから上のパワーが強烈になり、
まるで競技用車両のように吹け上がる。
サウンドもレーシーな音質でなかなかのものだ。
うんいいね、こえれで完成だ!

またいつものように体感体感試乗会ライドオンイヤンペーンで試乗車を用意するから、
全然冷やかしでいいから 絶対一度は体験をしてほしいな。
ライドオンキャンペーンの詳細は  こちらから

SP忠男開発チーム

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2023~CRF250Lサイレンサー 編 其の参

★全てものすごく増幅させてくれている★

やはり23モデルは以前の車両に比べて音量にマージンがあった。
23モデルのサイレンサー内部をより簡素化させて排気効率を上げてみた。
いいねぇ〜!
これは性能が全く違う。
POWERBOXパイプで引き出した見事に『気持ちイー!』走りが、
全てものすごく増幅させてくれている。すごい!
ただ少し音量が大きすぎる。
音質もパタパタしてかなり品がない。
ちょっとここは、いただけないな。

SP忠男開発チーム

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2023年~CRF250RALLY編 其の弐

★サイレンサー側の太いパイプの長さのみ調整して特性を探ってみよう★

多分、HONDAは2023年CRF250Lとこの2023年CRF250Rallyも
それぞれの用途に合わせてトルク特性を変えてるんだと思う。
スタンダードの状態で乗っても3000rpm手前から、
かなり綺麗なラインで力強いトルクを引き出している。
本当に見事な特性なんだ。

このスタンダードの見事なトルクラインを上回るトルク特性を引き出すためには
2023年CRF250Lのパイプをそのままではダメで、
より低い回転域から、少しトルクラインに傾斜をつけて
加速感を引き出してあげる必要がありそうだね。

まず2023年CRF250Lのパワーボックスパイプは、
基本的な特性がよく出来ているから、
これを基準にいじっていこう。
トルク強さははかなり気に入っているので、ここを大切にして、
トルクラインの立ち上がりに傾斜をつけるために
まずはサイレンサー側の太いパイプの長さのみ調整して特性を探ってみよう。
さあどんな感じかな・・・・

SP忠男開発チーム

 
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2023~YZF-R125 編 其の参

  • 投稿日時:2023年11月28日
  • カテゴリー:YZF-R125 23

★膨張室を設けることにした★

一旦、性能を出そうとシンプルな
メガホンタイプのストレート管を試作してみたけど、
音量が全然規制値に収まらないんだ。
それで改めてエンジン下に消音とトルク特性の
二つの効果を考えて膨張室を設けることにした。
これで一段と細かいチューニングが、出来るようになる。

SP忠男開発チーム

 
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2023~CRF250Lサイレンサー 編 其の弐

★逞しいトルクと元気な回転の吹け上がりを目指して作り込もうかな★

そもそも元の出力特性が違うんだから、
2022までのサイレンサーで性能を満足させるのは難しいんだろうな。
今度のサイレンサーも2023年モデルの少しコンペティションな特性に合わせて、
逞しいトルクと元気な回転の吹け上がりを目指して作り込もうかな。

なんか知らないけど、音量もスタンダードの状態で、
2022モデルより静かな感じがするんだ。
もしこれで音量的なマージンも増えたら、特性をいじる時に優位に働く。
これも少し楽しみだね。

SP忠男開発チーム
 
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