2023~レブル250 パイプ 編 其の参
- 投稿日時:2023年04月10日
- カテゴリー:Rebel250 PIPE 23
★デザインのショートマフラーが欲しいって、★
Dax125にトルクで最高の走りを引き出したPURESPORTマフラー を開発した。
このマフラーが完成する少し前から、
昔ながらのデザインのショートマフラーが欲しいって、
言うリクエストがたくさん寄せられるようになってきた。
そこで・・・
ショートマフラー開発開始!
SP忠男開発チーム
★高性能なエキゾーストパイプやマフラーを装着したいって、リクエストが入った★
最近、新型のレブル250オーナーから
このマシンに適応するパイプのリクエストがすごいんだ!
たくさん溜まっていた、開発の完成目処が立ってきたので、
新型レブル250用のPOWERBOXパイプを本腰入れて開発開始。
と気合を入れていた矢先、
今神奈川で最高にいけてるマシーンを世に送り出しているカスタムショップ
DOPEの鎌田社長から
このカスタムマシーンにトルクを引き出す、
高性能なエキゾーストパイプやマフラーを装着したいって、リクエストが入った。
確かにこのマシーンなら、それに見合った走りが必要だろうね。
ちょうどこれから雄大なトルクを引き出した、
気持ちイー!走りを目指して開発するところだから、
このカスタムマシーンにも装着が出来るように工夫をしてみますか。
これからの開発が楽しみになるぞ。
SP忠男開発チーム
★上昇フィーリングが伸びていくとさらに楽しくなりそうだ★
クラッチを繋いで走り出した瞬間、ホッとしたね!
ライダーとZ900RSとの間にしっかり意思疎通が出来ている。
右手に対してエンジンは従順に反応する。
そう、ライダーの意思通りに追従してくれる。
これがPOWERBOXマフラーを開発する際に一番重要視するポイントなんだ。
このポイントは多くのSP忠男ユーザーから高く評価をいただいている大切なところなんだ。
そしてその後が、またすごい。
軽い、すっごく軽い。
Z900RSのエンジンに一番負荷がかかるであろう回転域に
逞しいトルクを引き出してあげたから、トルクとマシン重量の相関関係で
マシンがめちゃくちゃ軽く動いてくれる。
しかもここで最も大切なのは、常にライダーとエンジンの信頼関係を保つこと。
いつでもライダーにプレッシャをかけることなく、
ほんの僅か後をライダーに追従する感じで追いかける。
そんな感じだ。こうしてライダーのコントロール下に置いておくこと。
これもとてもうまくいっている。
これが軽さの秘訣、リラックスしたフィーリングを引き出す秘訣なんだ。
これはすごく良い出来だ。
あとは7000rpmを超えて回転の上昇フィーリングが伸びていくとさらに楽しくなりそうだ。
スタンダードの状態では、少し回転の勢いに落ち込みを感じる高速域も
少し伸ばせたら更に良い。
そんなふうに感じている。もしそれができたら完成だな。
SP忠男開発チーム
★うちの開発チームは本当にすごいと思うよ、最高だね!★
気持ちイー!
なんだこれ!? すっごく 楽しい!
まずは細かく調整して綺麗に整えた。
2000rpm以下極低速域のトルクラインでライダーのハートをゲット。
走り出した瞬間なぜかホッとする不思議な感覚がたまらない。
そしてそこから驚異的に軽快に、ほどよい上昇角で、
楽しく吹け上がるトルクライン、もう最高に『気持ちイー!』
軽い、軽い。
そして8000rpmを大きく超えて爽快に伸びていく。
よくやったよ、こんなに細い直管サイレンサーでこの性能、奇跡だね。
最後にトライした高速域の伸びもなんと集合部の容積と長さを、
ものすごく細かく刻みながら変更して、すごい手間をかけて引っ張り出したんだ。
うちの開発チームは本当にすごいと思うよ、最高だね!
少しロングのツーリングにも使ってみた。
雄大なトルクのおかげで、ほとんどトップギアをホールドでグイグイ走る。楽ちんに走る。
途中高速の渋滞に引っかかったけど、従順な特性が功を奏して、
Z900RSの動きが自分の体のようにわかるから、とっても安心で疲れ具合が全く違うんだ
従順で豊かなトルクは結構な距離を走って帰宅したのに
またすぐに走り出したくなる、そんな気持ち良さだ。
最高のマフラーを完成させてくれた、開発スタッフに心から感謝だね。
また、量産モデルが出来上がったら、快感体感試乗会 ライドオンキャンペーンに
試乗車を用意するからZ900RSオーナーのあなたには絶対体験してもらいたいな、ぜひ。
ライドオンキャンペーンのスケジュールはこちらから。
SP忠男開発チーム
★強く綺麗に整ったトルクラインを引き出すことに成功したんだ★
2000rpm付近のトルク特性を整えるのに色々苦労があったけど、
POWERBOXパイプで培われた技術の応用が、非常に良い効果をもたらした。
製造の工程が増え、価格を抑えるのが難しくなるので、
この技術を使うことにかなり躊躇していたんだ。
しかしZ900RSオーナーの笑顔を思うと、どうしてもやってみたかった。
案の定これは成功だ。
エキゾーストパイプ内で一度排気の脈動をコントロールしてから
メインパイプへと排気ガスを流していく・・・
これは基本的に純正のマフラーにも発生している特性なんだけど
トルクが盛り上がる回転のタイミングや強さをコントロールすることで、
かなり心地良い特性に整えることができた。
しかもPOWERBOXパイプのノウハウを活かして、
2500~5000rpmにかけて、強く綺麗に整ったトルクラインを引き出すことに成功したんだ。
さあ、この特性を手に入れたZ900RSの走りはどう変わったのか楽しみだ!
SP忠男開発チーム
★何ヶ月もやっているだけに全体的には理想の特性に近づいている★
Z系の車両には必須のショート管。
実はこのルックスを踏襲したまま、性能にこだわるのは至難の業なんだ。
基本的な出力特性はエキゾーストパイプの太さと長さ、
そして集合のタイミングで、独自のトルク特性を引き出すことができる。
一方音量はと言うと、基本的に性能が向上すればするほどシ
リンダー内の爆発が強くなり、音量は大きくなる。
効果的な消音の方法は、マフラーの出口付近に消音器を備え音を消す。
この消音器の容量が、大きければ大きほど消音効果が上がり、
音を消しながらもエキゾーストパイプにより、
引き出された性能への影響を抑えることができる。
要はマフラーが引き出した本来の性能を落とすことなく
音量を規制値に抑えるためには、
マフラー出口付近に設置される大容量の消音装置はとても効果的だということ。
しかしショート管には、この出口付近に消音器の容量を確保することができない。
そこで、昨今のマシンの著しい高性能化と厳しい音量規制の間で、
このショート管を採用する際には、性能と音量のせめぎ合い、
全てが限界ギリギリで、作っては測り、測っては走り、
その結果をみてまた設定を変えて作り直す・・・。
だから、通常のマフラー開発の10倍以上楽しめる。
そして10倍以上労力がかかる。ここが結構問題なんだ。
もう、何ヶ月もやっているだけに全体的には理想の特性に近づいている。
直近の開発課題は2000rpm付近のトルクが極端に上がり、
2500rpmに大きく谷が生まれ、とても神経質な特性になっていること。
もう、この特性を抑えるために朝から晩まで何日間も費やしている。
残念ながら、今のところ過去に蓄積された方程式は、一切通用していないところだな。
SP忠男開発チーム
★ライダーをホッとさせる独特なフィーリングは、すごく良い★
同時に開発を進めていた、CT125のノウハウも活用して
更にトルクラインを極めてみた。
全然違う! なんだろう走り出した瞬間から、
このライダーをホッとさせる独特なフィーリングは、すごく良い。
低速域・中速域・高速域どの速度域でも圧倒的なパワーを感じるのに
全然ライダーを緊張させないんだ。
どんなところでも、どこまででも走っていきたくなる不思議な快感だ。すごくいい。
触媒の位置を調整して太さや長さの組み合わせを、小刻みに調整しながら探っていったんだ。
寸法を変えては、走り、走っては、寸法を修正し、楽しかった時間は終了。完成です。
本当にいいマフラーが出来ました。
奥さんや、彼女を乗せて隣の街までお出かけ
バックパックを背負ってDaxと県を跨いで田舎の散策
なんてことが楽しくなる。
そんな雄大なトルク。緊張から解きほぐし、心を朗らかにしてくれる質の高いトルクライン。
いいね! 完成だ。
また快感体感試乗会ライドオンキャンペーンで試着用のマフラーを用意するからぜひ試してみてほしいな。
ライドオンキャンペーンの情報はこちらから・・・・
SP忠男開発チーム
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