忠さんが陣頭指揮をとってマフラーを開発していく実際のストーリー|マフラー開発奮闘記

2023〜ハンターカブ・CT125編 其の玖

  • 投稿日時:2023年03月10日
  • カテゴリー:CT125 23

★すごく良いトルクラインを引き出すことが出来た★

よかった!やっぱり、こだわって調整を繰り返してきて本当に良かった!
すごく良いトルクラインを引き出すことが出来た。
気持ちイー! 本当に『気持ちイー!』
心地良い、爽快、逞しい、頼りになる。
どこまでもどこまでも遠くへ遠くへ走り続けられる。
トップギアをホールドで、フラットなトルクが
車体の前後方向の挙動を抑えてくれる。
ライダーが、心の底からリラックス出来る。
しかもかなりパワフル。

また、カメラをぶら下げ、野山に行ってトコトコと。
そんな時は、4速のままスタンドをかけて、
またそのまま4速のままエンジンをかけてスルスルと走り出す。
こんな走りもとても楽しい。

いいと思うよ。本当にいいと思うよ。
今度の2023〜ハンターカブ・CT125用 PURESPORTマフラーも
2023〜ハンターカブ・CT125オーナーのあなたにはぜひ一度体感してもらいたいな。

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SP忠男開発チーム

製品の詳細はこちら
 

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2023〜ハンターカブ・CT125編 其の八

  • 投稿日時:2023年03月08日
  • カテゴリー:CT125 23

★トルクの谷を消すために徹底的に取り組んでる★

今度はマフラーのメインパイプ内の寸法を微妙に変更して、
エキゾーストパイプに組み込んだ。
キャタライザー(排出ガス発散防止装置)の位置を調整し、
サイレンサー内部の構造も変えて・・・・。

いじれるところは全ていじって、
トルクの谷を消すために徹底的に取り組んでる。
ほんの僅かだけれど変化は見えている。
手間の割に成果は少ない。
でももう少し、もう少し。

SP忠男開発チーム

 

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2023〜ハンターカブ・CT125編 其の七

  • 投稿日時:2023年03月06日
  • カテゴリー:CT125 23

★低速域から高速域に移行するときにトルクに谷がある★

マフラーのメインパイプの長さや太さをいじって、
爽快な高速域のパワーを引き出した。
ただ、そのままだと、やはり野山の散策に
心地良いあの感覚がスポイルされてしまう・・・。
そこで、今度は更に大胆にエキゾーストパイプを伸ばして
また太さも微妙に変えてみる。

いいね、さすがうちの開発チームは諦めないね。
都会の喧騒を離れ、遠くへ遠くへ、
そしてたどり着いた野山を散策する。野山を駆け回る。
いい感じだ。いい感じ。 
でもまだ、低速域から高速域に移行するときにトルクに谷がある。
普通の人なら、あまり気が付かないかもしれないけど、いやだ。

SP忠男開発チーム

 

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2023〜ハンターカブ・CT125編 其の六

  • 投稿日時:2023年03月01日
  • カテゴリー:CT125 23

★高速域が少し伸びないんだ★

でも・・・・
高速域が少し伸びないんだ。
これでは気持ち良く遠くに足を伸ばすことなんて、出来ないな。
また、パイプを短くすれば高速域は伸びるけど
野山を散策した時のあの心地良さがスポイルされてしまう。
どうする?

SP忠男開発チーム

 

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2023〜ハンターカブ・CT125編 其の伍

  • 投稿日時:2023年02月22日
  • カテゴリー:CT125 23

★たくましいトルクは、野山の散策にも持って来いだ★

低い回転域でトントントンてシフトアップ
あとはそのままオートマチック感覚で走る。

心地良い。
いいねぇ〜。
たくましいトルクは、野山の散策にも持って来いだ。
でも・・・・・。

SP忠男開発チーム

 

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Dax125編 其の伍

  • 投稿日時:2023年02月22日
  • カテゴリー:Dax125

★ほんの少し緩くしてみたいな・・・。★

うわぁ〜すごく良い。 
エキパイの長さを長くして、
テーパー形状のメインボディーも設計変更してみた。
更に豊かなトルクが生まれ、
そして高速へと綺麗に整ったトルクラインが伸びていく。
秀逸だね。

こうなると車体の挙動が全てライダーのコントロール下になるので、
スタンダードの頃に感じていたわずかな不安感が、
何事もなかったようにスゥーと消えていく。
体から余計な力が抜けていくような、
すっごく快適なフィーリングは引き出された。
まさに『気持ちイー!』

あとは少しアクセルに対してエンジン回転のピップアップが、
シビアに感じて少しせっつかれたように感じるので、
ほんの少し緩くしてみたいな・・・。

SP忠男開発チーム 

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Z650RS編 其の八

  • 投稿日時:2023年02月22日
  • カテゴリー:Z650RS

★トルクラインも理想の形に近づいてきた。★

メインパイプも規制のものは使わず板を巻いて作った。
ほんのわずか太くし容量を稼ぐ、
排気口の径も極限まで大きくしてみた。

かなり良い感じだ。
トルクラインも理想の形に近づいてきた。
走りも650とは思えないぐらいたくましい、かなり良い。

SP忠男開発チーム

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Z650RS編 其の七

  • 投稿日時:2023年02月20日
  • カテゴリー:Z650RS

★しかし本題は、走りの気持ちよさだね★

今のパッケージでは、性能の限界が少し低い事がわかってきた。
もう一度ゼロベースに戻して、消音関係の容量アップや
その他諸々部材の寸法見直しを開始した。
通常の開発ではあまり無いパターンだが、
やっぱりZ650RSオーナーの笑顔を考えると、
とことん性能は突き詰めたい。急がば回れだね。

取り急ぎ膨張室の容量を限界まで大きくしてみた。
また角度をつけて、今まで以上に目立たない設定にも変えてみた。
う〜ん、ルックスもさらに良くなった。いいね!
しかし本題は、走りの気持ちよさだね。

SP忠男開発チーム

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2023〜ハンターカブ・CT125編 其の四

  • 投稿日時:2023年02月15日
  • カテゴリー:CT125 23

★低い回転域からトルクが湧き上がってきた★

あれから、ハンターカブのパイプの長さをどんどん伸ばして
トルクラインを変化させていったんだ。
圧倒的に低い回転域からトルクが湧き上がってきた。
だんだん意図した方向に進んできていいる。
これは結構面白いぞ。

SP忠男開発チーム

 

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2023〜ハンターカブ・CT125編 其の参

  • 投稿日時:2023年02月08日
  • カテゴリー:CT125 23

★トルクの盛り上げるタイミングが、少し高回転寄りすぎるんだなぁ〜★

うん、それなりにトルク特性に変化は現れたな・・・・
走りのフィーリングは意図したものとは違ったようだ。

走りがより刺激的になっている。
面白いって言えば、面白いけど、
長距離を走るには疲れるかもしれないな。

トルクの盛り上げるタイミングが、少し高回転寄りすぎるんだなぁ〜
加速による車体の挙動が大きすぎるんだ。

もう少し低い回転域から、おおらかにトルクを引き出してあげたいんだ。
きっと、それが出来れば『気持ちイー!』走りに一歩近づくぞ。

SP忠男開発チーム

 

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