忠さんが陣頭指揮をとってマフラーを開発していく実際のストーリー|マフラー開発奮闘記

GB350編 其の七

  • 投稿日時:2022年05月02日
  • カテゴリー:GB350

★驚愕の事実が発覚した・・・・・★

ここまできて、驚愕の事実が発覚!
実は我々SP忠男開発チームが最初に手に入れたのはGB350。
しかしある時SP忠男のビッグボス忠さんが自分で買ったGB350Sが気に入らなかったのか、
こいつをおいてGB350を持っていったしまった。

我らチームはまだGB350の具体的な開発に手をつけていなかったので、
さして気にせず、ここまでGB350Sで楽しく開発をおこなってきた。

そして昨日、忠さんが飽きてしまったのか、
我々のGB350が開発チームの手元に帰ってきた。
そして、驚愕の事実が発覚した・・・・・。
なんだこれ?

SP忠男 開発チーム

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GB350編 其の六

  • 投稿日時:2022年04月28日
  • カテゴリー:GB350

★この作業で引き出せる性能はこれが限界だな★

いやぁ〜1なかなか手強いぞ。
外側のパイプの中に一回り細いパイプを仕込んである。
これは、本来350ccの排気量のエンジンに
この外観の様に太いパイプは必要ないんだ。
もしこの外径のままのエキゾーストパイプを作ったら、
出力特性は腑抜けになって、今以上に走らなくなってしまう。
純正のエキゾーストパイプも外径は太いけど
中身は同じ様に細いパイプが潜んでいるんだ。
そう、ルックスも大事だからね。

僕らは今、この内部に潜んで設定している、
細いパイプの長さと太さを色々組み合わせて
基本的な性能を探っているところなんだ。
太さや長さを変えて、シャーシダイナモ(出力特性測定器)にかけ確認する。
これを何度も何度も繰り返し、ベストな性能を探っているんだ。
しかし、この作業で引き出せる性能はこれが限界だな。
もうこれ以上、時間を注ぎ込んでも更なる進展は見込めそうにない。
僕らが目指す目標を10とすると、今は5ぐらいかな。まだまだだ。

これからは僕らの十八番、このパイプ内に膨張室を作って
排出ガスの脈動をコントロールして必要な回転域を中心に
トルクラインを盛り上げる作業に入るんだ。
これはものすごく手間がかかって、大変な作業だけど 
明確な性能の変化を引き出せた時には、
油田を掘り当てた様な(油田を掘り当てたことはないけど)喜びなんだ。
さあ頑張るぞ。

SP忠男 開発チーム

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マフラーは宝の山!

< マフラー初心者の皆さまへ「気持ちイー!走り」のご提案 >

マフラーの全長を   短くすると高速型 長くすると低速型
マフラーの外径を   太くすると高速型 細くすると低速型
マフラーの集合部を  前にすると高速型 後ろにすると低速型
マフラーの出口の径を 太くすると高速型 細くすると低速型
マフラーのバイパスを ・・・・・
マフラーの膨張室を  ・・・・・
マフラーのセンサーを ・・・・・
マフラーの・・・・
マフラーの・・・
マフラーの・・
マフラーの・
マフラーの
マフラーの
マフラーの

だけど、このチューニングポイントはなかなか見つからない。
これを見つけ出すのにものすごい時間と手間がかかる。
これを探し出すことはすごく楽しい、開発スタッフを夢中にさせる
場合によっては数ヶ月も探しつづけて見つからないことも。見つからない方がたのしい。
まるで宝探しだ。

  1) ルックス
  2) サウンド
  3) 軽 さ
  4) パワー
これは一般的なオートバイのオーナーがマフラーを交換する際の動機となった
アンケート結果の順番だ。

しかし、SP忠男のユーザーは変わっている、彼らのアンケート結果はこうだ。
  1) パワー
  2) 軽 さ
  3) サウンド
  4) ルックス
しかも内容はぶっちぎりでパワー!
気持ちイー! 乗り味、トルクフィーリングに偏っている。

ありがたいことに彼らはいつもSP忠男を選んでくれる、車両を入れ替えても、
子供が買ったバイクにまで・・・。

きっと、開発スタッフが40年以上にわたりチューニングポイントを見つけ出し、
一途なまでに最高のトルクフィーリング、走りの快感、乗り味を探求してきた結果だと思う。

もしあなたがあなたのマシンに 『気持ちイー!』 をもとめるなら、一度試してほしいな。
日本中のあちこちで毎週のように快感体感試乗会!ライドオンキャンペーンをやっています。
ぜひ一度、『気持ちイー!』 が好きなあなたには体感していただきたいとおもいます。

ライドオンキャンペーン の情報はこちら ↓ からご覧いただけます。

GB350編 其の伍

  • 投稿日時:2022年04月19日
  • カテゴリー:GB350

★方向性は間違ってなかった★

さあ、どんな走りをしてくれるんだろうか。
たのしみ・・・・。ん〜?
思ったとおりだ。やっぱり、方向性は間違ってなかった。
なんとなく、心地良さが漂い出した。いいぞ!いいぞ!

この心地良いトルクをもっと強く、
もう少し広い回転域に、もう少し綺麗なラインを描いて引き出したい。
方向性は合っている。
少し時間が、かかる大変な作業が続くけど、頑張ってやってみようか。

SP忠男 開発チーム

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GB350編 其の四

  • 投稿日時:2022年04月15日
  • カテゴリー:GB350

★POWERBOXパイプのたたき台が出来上がった★

さあ、早々にSR400のノウハウを注ぎ込んだ、
インナーボックスタイプのPOWERBOXパイプのたたき台が出来上がった・・・。
楽しみだ 。
どんな走りをしてくれるんだろう?

SP忠男 開発チーム

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GB350編 其の参

  • 投稿日時:2022年04月11日
  • カテゴリー:GB350

★開発ノウハウを注ぎ込んで、たたき台を作ろうか★

ライダーを思わず笑顔にさせる、秀逸なトルクラインを引き出す
エキゾーストパイプの開発を僕たちにやらせたら、
何時間でも、何日でも、ぶっ通し作業を続ける。
楽しくて、楽しくて、止まらないんだ。
今回のGB350は、最高にやりがいを感じている。
このバイクに逞しく、綺麗なトルクラインを引き出すことが出来たら、
どんなに優雅で、心地良い走りになるだろうか。
オーナーは、どんなに幸せになれるだろうか。
GB350オーナーの笑顔が楽しみだ。

まずは、大ヒットを生んだSR400用POWERBOXパイプの
開発ノウハウを注ぎ込んで、たたき台を作ろうか。

SP忠男 開発チーム

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YZF-R7 POWERBOX FULL 編 其の参

★高速域のパワーは、思う存分引き出せそうだ★

レイアウトは、うまくいった。
おかげで、一発目のたたき台から、
かなり、いいパワーラインを引き出すことが、出来ている。
これなら、高速域のパワーは、思う存分引き出せそうだ。
これは楽しみだ。

SP忠男開発チーム 

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GB350編 其の弐

  • 投稿日時:2022年04月08日
  • カテゴリー:GB350

★気持ちよく回転がうまくつながらない。★

以前、インドでライバルのロイヤルエンフィールドに乗ったことがある。
あの時の感覚にどことなく似ている。
大きく、重ためのフライホールと低速域では、
それをうまく回しきれない少しトルクの薄い感覚。
高回転(とはいえ6000rpmしか回らない)まで回転の上昇を持っていくと
なんとか繋がるけど、4速、5速が少し離れていて、
気持ちよく回転がうまくつながらない。
かなり昔の話なので、あまり明確ではないが、
そんなところが以前乗ったロイヤルエンフィールド似ているのかもしれない。
インドのライダーにはこういった感覚が、フィットするのかもしれない。

しかし、日本人の僕らにはどうもこのフライホイール
(エンジンの真ん中にある弾み車のような役割をする重たくて大きな円盤の様な部品)の
重さと極低速から中速にかけての、その弾みで車を回そうとするトルクが
釣り合っていない様な気がするんだ。

これは僕らの得意分野だな。
極低速からのトルクを引き出しトルクラインを上げることで、
このGB350が、更に優雅に、更に心地良い走りに変えられる様な気がするんだ。
というか、変えることが出来たら、オーナーのあなたにとって、
もっとGB350を愛おしい存在になれるのに。
そんなことを考えている。
さあ少しいじってみましょうか。

SP忠男 開発チーム

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2021~CRF250RALLY POWERBOXサイレンサー編 其の壱

★淀みなく回転が伸びていく。これが最高に『気持ちイー!』★

早速つけてみた・・・・。
すっごく、いいね!
2021~CRF250Lに着けた時と少し違って、
3000rpmから5000rpmのトルクラインが、僅かに上乗せされて更にに逞しくなる。
心地良さは一緒だ。
そして、6000rpmからレッドゾーンに向けて怒涛のパワーで、
淀みなく回転が伸びていく。これが最高に『気持ちイー!』
大きな旅に出かけた時、強い味方になってれると思うな。

これは2021~CRF250RALLYのPOWERBOXパイプとの相性がバッチリだと思う。
POWERBOXパイプユーザーのあなたにはお薦めだね。
試着用のPOWERBOXサイレンサーを用意するから、
興味があったらぜひ、またどこかの快感体感試乗会ライドオンキャンペーンで試してみてほしいな!

SP忠男 開発チーム

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YZF-R7 POWERBOX FULL 編 其の弐

★もっと自由度の高い形状にしなければならないんだ★

少し低速域が犠牲になっても、
中高速域のパワーと回転の伸びを引き出したい。
毎日毎日乗って、馴染んでくればくるほど、贅沢にこの思いが強くなってくる。
スタンダードは完璧なバランスだ。これで十分に満足はできる。でも・・・

そんな思いで、たたき台を作ってみたが、
MT-07のマフラーは全く互換性がない。
純正同士は同じものを使っているのだけれど、
うちのPOWERBOXFULLマフラーは、
タイトに絞り込まれたカウルングの中には全く収まらない。
性能を引き出そうと思ったら、
もっと自由度の高い形状にしなければならないんだ。
今度のは、かなりオリジナルな形状になりそうだ。

SP忠男開発チーム 

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  • SP 忠男 浅草本店
  • 〒111-0033 東京都台東区花川戸2-17-10
  • 平日 10:00~19:00  土日曜/祝日 9:30~18:00
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  • 〒111-0033 東京都台東区花川戸2-17-10
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スペシャルパーツ忠男(SP 忠男)| オートバイ・バイク・二輪車、オリジナルマフラー公式サイト

オートバイのオリジナルマフラーを中心にバイク・二輪車のスペシャルパーツを開発しお届けします。
”気持ちイー!”で世界中のライダーを愉快にさせるために。
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