テネレ700編 其の九
- 投稿日時:2020年10月02日
- カテゴリー:Tenere700
★マシンとコンタクトを開始する一番大切な回転域なんだ。★
流石にメーカーが本気で開発しているマシンだけあって、
特性を色々細かくいじるのは本当に難しい。
1500rpm〜2500rpm付近のトルクラインを綺麗に整える。
ライダーが無意識のうちにマシンとコンタクトを開始する
一番大切な回転域なんだ。
ここで、ライダーとマシンの波長が合うと、
ライダーはリラックスできホッとする。
この瞬間マシンへの愛情が高まるんだ。
特にテネレ700本格的ラリーマシンなので、
最低地上高を確保するためにエンジンの搭載位置が高い。
当然重心も高くなる。少しマシンを傾けただけで・・・、
だからこのフィーリングを感じやすい極低速域でのエンジンのトルク特性が、
ライダーがこのマシンを可愛いと思えるか否かを左右するんだ。
俺たちはそう思っている。
だけど、この回転域で最高の特性を引き出すと、超速域に不満が出る。
ずっと、この特性と戦っているんだけど、まだうまく解決でき無い。結構苦しい。
SP忠男開発チーム
★気持ちイー!爽快感を引き出すキーポイントになるなって、感じたんだ★
LOWシートを着けてみた!
格段に安心感が増して一段と楽しくなった。
特に街乗りの時の安心感は格別だ。
このデカイマシンに乗る優越感もいいね。
さて、このLOWシートを着けた状態で平常心で乗ってみた。
このテネレがさらに気持ちイー!マシンになるキーポイントを
たくさん感じ取れることができた。
まず第一に、クラッチミート直後からの特性。
普通に乗ってたら、あまり気にならないのだろうけど、
シートが高い段階でふらつきを抑えるために
アクセルを大きく開け、推力を付けながら走りたくなったあの感覚、
この感覚の本質を理解すると、
スタート時のあるトルク特性がこのマシンに大きく与える安心感と
気持ちイー!爽快感を引き出すキーポイントになるなって、感じたんだ。
何か、テネレがさらに可愛くなる、そんな予感の今日この頃です。
★推力をつけながら発信したくなる・・・。★
いやぁ〜すごいなこの完成度。
こんなに大きなタイヤと、ながぁ〜いフロントフォークのマシンなのに
どんなに元気に走っても、フレームが微塵も依れない。
すっごい剛性なんだ。
そして、オフロードからいきなり高速に入ると、
今度はこの小さなウインドシールドの性能の高さに驚かされる。
風切音は、そこそこするけど、ウインドプロテクション能力はものすごく高く快適だ。
しかもエンジンがMT-07からまた更に進化していて、
振動の少なさや、吹け上がりのスムーズさが半端じゃない。
YAMAHAはまた、凄いマシン本格的なマシンを作ったものだ。
世界中で大ヒットする訳だ。感動だね。
一旦、一般道に降りると、やっぱりでっかいなぁ。
久しぶりに信号待ちでお尻をずらさないと
足が地面に届かない大きさのバイクに乗った。
しかしまあ、信号待ちからのスタートできちんとマシンを直立にできない。
そうすると、ふらつきを抑えるために
少しアクセルを開け気味にして推力をつけながら発信したくなる・・・。
特性作りに、ここを考慮するべきか、しないべきか?
スペシャルパーツ忠男(SP 忠男)| オートバイ・バイク・二輪車、オリジナルマフラー公式サイト
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