SR400 carburetor | 忠さんのマフラー開発奮闘記

~2009 SR400キャブ仕様編 其の参

★新型のインジェクションのフィーリングを超えている★

しかし、キャブ仕様のSR400はエンジンの温まり具合で微妙に特性が変化する。
この辺も考慮しながら走行チェックをしていくので、
いつもより若干時間がかかる。
パイプによる性能の変化なのか、温度による変化なのか、
微妙なところを確認しながら走るんだ。

ただ、パイプの寸法変更を行った際の出力特性の変化は
インジェクション仕様の車両と傾向は、
ほとんど一緒なので、次の一手が打ちやすいのが助かる。

すでに色々BOXの位置を変更して、ほぼほぼベストなポジションを探しだした。
フィーリングとしては雄大なトルクはすでに
新型のインジェクションのフィーリングを超えている。
前回の右手をひねってから間髪入れずに加速をしていくグイグイの感じから、
ほんのほんのほんの少し、右手の後を追いかけながら、
エンジン回転が上昇していく最高に気持ちイー! 感覚を引き出したんだ。

こういう絶妙な味付けからライダーをリラックスさせて、
爽快で、心地よくて、安心して乗れる気持ちイー! 走りにつなげていくんだ。
さあ、もう少しで出力特性は完成だ。
これが完成したあとは、これをインナータイプのPOWERBOX構造で再現できればOKだ。


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~2009 SR400キャブ仕様編 其の弐

★乗っていて爽快感や心地よさは伝わってこない★

まずはいつものように製品と同じ二重管構造のエキゾーストパイプを作らず
開発の効率化を考えて、通常二重管の内側に使うパイプと
外付けの膨張室(BOX)を使って性能出しを行なっていくんだ。

18年~モデルで使用した設定のエキオーストパイプを使い
~2009年までの車両にはまだ排ガスセンサーが装着されていなかったので
このセンサー装着用の穴には穴埋めのボルトを差し込んでまずは走ってみた。

へぇ〜! 割といいじゃん。トルクが上がって結構速くなる。
ぐんぐん加速をしていく。たくましい。
でも、たくましいだけでSRが持ち合わせている繊細さや
心地よさに掛けるようだ。
乗っていて爽快感や心地よさは伝わってこない。
SRには特にこの気持ちイー! 感覚が最も大切なんだ。
シャーシダイナモでは表現されないトルク感やパルス感
そう伝わってくる感覚が最も大切なんだ。

今の感覚はスタートからとても強いトルクで
重たいフライホイールを余裕で回しきっている感じ。
これではあまり面白みがないんだ。
これでは・・・。


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~2009 SR400キャブ仕様編 其の壱

★『たぁったぁったぁっ』って気持ちよく加速をしてくれたらかなり嬉しい★

久しぶりにキャブ仕様のSR400に乗ってみた・・・やっぱりSRは楽しい
なんとなく昔のイメージでガソリンをガンガン飲ませて
図太いトルクで加速をしていくのかと思っていたけど、
違っていた。
案外、記憶はいい加減なもんだ。

最新のSRと比べるとキャブ仕様のこのSRは
スタートから4500rpmくらいまでのトルクが細く
シフトアップ後の回転の落ち込みが少し気になる。
そしてどことなくキャブ仕様は気まぐれで人間味があるけど
若干不安定でほんの少しだけ気を使わせる。そんな感じだ。

今日一日このマシンに乗ってみて2500〜4500rpm付近に
豊かなトルクをフラットなラインで引き出してあげたいなぁって感じるようになった。

4から5速ギアでこの回転域を使って加速をすると、
右手をかなり大きく捻ることになる。
これに少し物足りなさを感じるんだ。
ほんのわずか右手を動かしただけで、
『たぁったぁったぁっ』って気持ちよく加速をしてくれたらかなり嬉しい。

今回はこんなイメージでこのキャブ仕様の
SR400にトルクを引き出してあげようと思う。出来たらすっごく気持ちいーぞ。


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~2009 SR400キャブ仕様編 序章

★パーフェクトな特性が引き出せるのだろうか★

まるで500cc!
POWERBOXパイプを装着したSR400Fiオーナー様から
興奮の声がどんどん入ってきている、嬉しい。
Fi仕様は2018年以降も2017以前も
まろやかなパルス感を伴う絶妙なバランスで
重たいクランクシャフトを回転させる
最高に気持ちイー!トルク特性を引き出すことが出来た。
これがオーナーの皆さんから高い評価を受けている。

今度はキャブ車だ!
果たしてキャブ仕様のSR400(RH01J)で
あのパーフェクトな特性が引き出せるのだろうか?
挑戦だ。


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