KLX230 SHERPA編 その3
- 投稿日時:2025年06月30日
- カテゴリー:KLX230 SHERPA
★もう一度、方向を定め頑張りますか!★
最近、開発の方向性がどこを目指すのか、
少しぶれてきている感じがするので、
ここ数日、SHERPAにノーマルマフラーを装着して乗ってみた。
あれ〜?少しフィールングが変わってきている。
車両にあたりがついてきて走行フィーリングが、
変わってきたのかもしれないな、
最初のうちは、完全に日本向けに仕上げてくれたのかなって、感じていいたけど
改めて乗ってみると、ちがうかもって、
日本の道を気持ち良く走るために特に大切な50~60Km/h台が、
フワッとしていて、アクセルの捻りに対してリニア感にかける。
要はライダーの意思に忠実に反応してこない感じ。
ここいら辺はトップギアでもある程度、綺麗に反応してほしい。
もしかするとこのマシンはダート路面も含め、
日本よりもう少し低い速度域で使われるような国に向けて、
開発されたマシンなのかもしれないな。
この辺はもう少しエキゾーストパイプやマフラーで修正の余地ありだね。
あと実際にオフロードに踏み込んで走ってみると、
低速のトルクはとても快適だけど、いざ障害物をクリアしようと
フロントを引き上げようとした時に割と早くトルクラインが落ち込みをむかえ、
障害物を超えるタイミングをうまく作れない。
もう少しトルクラインが伸びてほしい・・・
これも大切なポイントかな。
日本の場合、県を越えて林道を走りに行くのに
オフロードバイクでも普通に高速道路も多用する。
その際の高速で本線に合流する時の感覚がまどろっこしい。
走行車線での余裕のなさを僕たちも感じるし、
実際SHERPAのオーナーからPOWERBOXパイプを開発する際に
いただいているリクエスの声の一つでもあるんだ。
ここもポイント
さあ、この三つのポイントをうまく作って、
気持ちイー! 走りKLX230SHERPAを純日本仕様に仕上げるために
もう一度、方向を定め頑張りますか!
SP忠男開発チーム