GB350C POWERBOXサイレンサー編 その1
- 投稿日時:2025年09月18日
- カテゴリー:GB350C Silencer
★気持ちイー!トルク特性に仕上げること成し遂げたんだ。。★
前回パイプの開発から結構時間がたったので、
またスタンダードの状態で走らせて気持ちイー! ところと、
そうでないところを改めて感じてみる。
これは高回転域でのパワフル感を演出しようとしているのか、
4速で50Km/hくらいまでのトルクをあえて落としている感じだ。
昔からライダーに高回転型のエンジンフィーリングを
感じさせるためによく使われてきた常套手段だね。
そうそうそうだったね。
しかしながら、この4速40Km/hや50Km/hは、
僕らが日本の道を走らせる時ににとてもよく使う速度とギアだから、
ここを最も心地良いトルクラインに作ってもらいたんだよね。
でもGB350Cの国内販売台数なんて、世界中をターゲットにした全販売台数に比べれば、
ほんの数パーセントに満たないと思うんだ。
だから、この特性は日本のライダーが日本国内を走らせる際に
バッチリ合わせるなんてところまでは出来ていない。多分ね。
そこで僕らチームは、エキゾーストパイプの長くすると
低速のトルクが出て、短くすると高回転域での伸びが良くなる。
細くすると・・・太くすると・・・ 途中に膨張室を設けると・・・
なんてことを複雑に組み合わせて、POWERBOXパイプという形で、
この素敵なGB350Cを純日本仕様の気持ちイー! 走り、
気持ちイー!トルク特性に仕上げること成し遂げたんだ。
おかげさまでこのパイプ今では生産が間に合わないほどの大ヒットさ。
で、今度はこのPOWERBOXパイプと組み合わせることで、
更に爽快で心地良い走り、そして楽しく心地良いサウンドを目指して、
サイレンサーの開発を開始。
ライバルのロイヤルエンフィールド用マフラー開発で身につけたノウハウを
思う存分注ぎ込んで開発をしている。
GB350Cオーナーのあなたを満面の笑顔にすることが楽しみでたまらない。
頑張るぞ。
SP忠男開発チーム