忠さんが陣頭指揮をとってマフラーを開発していく実際のストーリー|マフラー開発奮闘記

ROYAL ENFIELD METEOR 350 POWEBOXサイレンサー編 プロローグ

★『METEOR用サイレンサーの開発もよろしく!』って、★

開発ブログのCLASSIC350 POWEBOXサイレンサー 編を読んだ、
METEOR350オーナーの皆さんから
『METEOR用サイレンサーの開発もよろしく!』って、
いうリクエストがたくさんきている。
了解です。大至急開発に入ります!

SP忠男開発チーム

 
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KLX230 SHERPA編 その8

★ダートをそれほど上手に走ることが出来ないんだ。★

前回までの開発で、BOX位置関係で特性が、
更に良くなるであろうと考え、
ものすごい時間と手間をかけ、
よくなりそうな位置は全てやってみた。
しかし、実際にそれを装着して走ると、
まだ少し心の中にモヤモヤが消えない。
そう、この試作のパイプをつけても
ダートをそれほど上手に走ることが出来ないんだ。
スタンダードよりはかなり性能が良いから、
いいんじゃないのって声もチームから囁かれる。
それもそうだ。しかし、SP忠男のベストではない。

あと一箇所だけどうしてもいじってみたい場所がある。
でもそれには、全てを1から作り替えなくてはならない。
度胸いるよね・・・・。
どおする?

SP忠男開発チーム

 
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CL250 POWERBOX サイレンサー編 その3

★右肩上がりのトルクラインが出てきた。★

やっとのことで4速40Km/hのあたりからトルクの盛り上がりが出てきた。
これはいい傾向だ。
かなり手間をかけて逞しく、心地良く爽快な走行性能を引き出した、
今人気のPOWERBOXパイプ。
まだまだサイレンサーはこのPOWERBOXパイプの
完成された走りの足を引っ張っている状況だけど、
サイレンサー前部のパイプの中の構造を色々いじることで、
右肩上がりのトルクラインが出てきた。
よし、このまま開発は続けていこう!

SP忠男開発チーム

 
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KLX230 SHERPA編 その7

★気持ちイー! 特性を引き出せていない。★

ダートをリズミカルにリアタイヤをスライドさせながら楽しく走る。
水たまりも軽くフロントを浮かせながらかっこよく走る。
フルオープンにしてコーナーを流しながら走る。
普通じゃこんなことなかなかできないけど、
うまくトルク特性を引き出してあげると
普通の人でもあまりダートを得意ではない人でも自然と出来る。

上手に走れるコントロールがうまく出来るから、
恐怖心を感じず平常心でこんなことが出来る様になるんだ。
そんな特性を僕らは散々創ってきたし経験してきている。
どれだけ多くのライダーをこんな特性で幸せにしてきたか。
どんなに喜ばれてきたか。

でも今、KLX230 SHERPAにこの最高に気持ちイー! 特性を引き出せていない。
まいったな、なかなか簡単にはいかない。

現在まで基本的な中低速域のトルクと高速道路の移動で、
気持ちイー! 高回転域のパワーと伸び、ここは出来ている。
だから極力メインのパイプの構成は変えず、
排気ガスを膨張させ排気のリズムやタイミングを調整するためのBOXを
前に後ろに何十箇所も移動して探っている。
かなりベストな特性に近づいてきてるけど、これでいいのかな?
これで完成か?

SP忠男開発チーム

 
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KLX230 SHERPA編 その6

★ダートに入り込んでも全然楽しくない。。★

通常走行域の純正を上回るトルク。
そして60Km/hを超えてから最高速度へ至るまでの豪快な伸び。
この基本的な性能は出来た。へへへ

しかし、いざダートに入り込んでみると、
トルクの立ち上がりは強いけど、
伸びがないのでリアを流しても気持ちよくコントロールが出来ない。
ギャップが現れても尻窄みのトルクで、上手くギャップに
フロントタイヤを合わせてリズミカルに走れない。
だから、ダートに入り込んでも全然楽しくない。
こんなんじゃ、せっかくのSHERPAが可哀想だ。
今はそんな感じ。まだまだ先は長そうだ。

SP忠男開発チーム

 
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2025~GSX250R (8BK-DN12B) POWEBOXパイプ編 その2

  • 投稿日時:2025年07月04日
  • カテゴリー:GSX250R 25

★8000rpm手前から別次元の力強さと伸びを見せてくれる。★

23~Vストローム250にPOWERBOXパイプを装着した際には
3000~6000rpmの回転域のトルクの向上がすごく、
アドベンチャーとしての走りにかなり貢献していた。

一方、このパイプを2025~GSX250Rに装着してみると、
スタンダードでは少しだるい感じの5000rpmまでの回転の上昇に対し、
確実に3500~6000rpmの回転域の強力なトルクで、
排気量を大きくした様なキビキビとした心地よい走りが・・・・

しかし、今回それ以上に感動的なのが、そこから回転が上昇していくと、
太い音質と共に8000rpm手前から別次元の力強さと伸びを見せてくれる。
多分、この部分の特性がレプリカマシーンに遜色のないくらい、
このパイプ最大の魅力かもしれない。

現在、23~Vストローム250専用のPOWERBOXパイプ(VS2-PB-11)は、
2025~GSX250R用装着しても最高に面白い。
そして気持ちイー!特性を発揮してくれる。OKです。
2025~GSX250R用として正式に適合することを確認しました。

2025~GSX250Rのオーナーの皆さんも
ぜひこの気持ちイー!走りを体感してみてください。

快感体感試乗会ライドオンキャンペーンの日程はこちらからご覧いただけます 

SP忠男開発チーム

 
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KLX230 SHERPA編 その5

★低中速域のトルクを落とさず、高速域のパワーを引き出す。★

パイプの長さ、太さ、ボックスの容量を
徹底的に一からなん度も見直し。
で、もういい加減飽きた。
そして、低中速域のトルクを落とさず、
高速域のパワーを引き出す。
そんなに調子の良い話が・・・・ あった!

これはすごい。低中速域のノーマル以上のトルクと
高速域の圧倒的な速度の上昇の伸び。
これで合流もかなりマージンを持って侵入できる。
そして本線に合流してからの高速道路での順行走行の快適さ。
いいね、これはいいね!

SP忠男開発チーム

 
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KLX230 SHERPA編 その4

★どこをいじればどういう変化をもたらすか予測がつく★

LX230のエンジンに向けたエキゾーストパイプは、
ものすごい量のデータを持っているし、
ある程度、どこをいじればどういう変化をもたらすか予測がつく。

今回は全体的に大まかな特性を作るためにメインパイプの形状に手を入れてみた。
基本的なパイプの太さと長さの組み合わせで、
純正特有の低中速のトルクの強さを生かしながら、
高速道路への合流、
そして高速巡航速度域のゆとりを引き出すことに挑戦してみる・・・・。

SP忠男開発チーム

 
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2025~GSX250R (8BK-DN12B) POWEBOXパイプ編 その1

  • 投稿日時:2025年07月03日
  • カテゴリー:GSX250R 25

★少しまったりとしたおおらかな特性から劇的に変わるね!★

2025~GSX250Rのオーナー様のリクエストにお応えする形で、
かねてより絶好調に販売を伸ばしている
23~Vストローム250用POWERBOXパイプを装着してテスト走行をしてみました。

なるほど! 面白い。
全体的にツアラーモデルの様な
少しまったりとしたおおらかな特性から劇的に変わるね!
本来の形で23~Vストローム250にPOWERBOXパイプを装着した際には
3000~6000rpmの回転域のトルクの向上が、
すごくアドベンチャーとしての走りにものすごく貢献していた。
一方このパイプを2025~GSX250Rに装着してみると・・・・・

SP忠男開発チーム

 
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2025~GSX250R (8BK-DN12B) POWEBOXパイプ編 プロローグ

  • 投稿日時:2025年06月30日
  • カテゴリー:GSX250R 25

★新車買っちゃいました!★

以前から2025~GSX250Rのオーナー様から
Vストローム250用POWERBOXパイプは
2025~GSX250Rに装着できますか?って、
たくさん連絡が来ていたんだ。
しかしながらなかなか車両を用意して確認できる機会がなくて・・・・

そして最近、特にこの問い合わせが増えてきたので、新車買っちゃいました!
さて、これからしっかりと装着。
そして走行性能の適合確認を行ってまいります。

SP忠男開発チーム

 
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