忠さんが陣頭指揮をとってマフラーを開発していく実際のストーリー|マフラー開発奮闘記

ZX-4R/RR POWERBOX編 其の参

★日々進化をさせている状態。★

基本、ZX-4R/RR POWERBOXパイプとの
マッチングを最優先に考えた設定にしている。 

あの往年の名車ZX-9Rを彷彿とさせる
フレキシビリティ溢れる走りを引き出し、
生粋のレプリカマシーンなのにサーキットやワインディングはもちろん、
ロングツーリンまでも範疇にしてしまう、
雄大なクラスを超えたトルク特性でヒット中のPOWERBOXパイプ。
この特性を崩すことなく、コンパクトなルックス、超軽量な本体、
フラットなトルク特性、超レーシーなサウンド。

このZX-4R/RRユーザーからのリクエストに向けて、
日々進化をさせている状態。 
サイレンサーによって生まれてきた7000rpm付近の
回転の淀みをクリアさせるために 
POWERBOXの容量やサイレンサーからの
取り出し位置を変えて探っているところ。
日々いい方向に近づいているので、
もう少しで完成すると思う。
もう少し、もう少し・・・・
そうそう、サウンドはかなりイケてると思うよ!

SP忠男開発チーム

 

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KLX230 SHERPA編 序章

★どんな走りをしてくれるのかが楽しみだ!★

首をながぁ〜くして待っていました、KLX230 SHERPAが
やっとやっとSP忠男にやってきました。ぱちぱちぱち。
なんかいいね!得に斜め後ろからのカットが最高にかっこいい! 
さあ、どんな走りをしてくれるのかが楽しみだ!

SP忠男開発チーム

 
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2025年MT-07 Y-AMT編 序章

  • 投稿日時:2025年02月26日
  • カテゴリー:MT-07 Y-AMT

★このY-AMTほんとに秀逸だよね。★

あれ!? 見かけないバイクが?

ほぉ〜、クラッチレバーないね。
例の車両が入荷したんだね。
MT-09で体感済みだけど、
このY-AMTほんとに秀逸だよね。
乗るのが楽しみだね。

SP忠男開発チーム

 
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YZF-R3 アジアロードレース選手権用マフラー編 序章

  • 投稿日時:2025年02月19日
  • カテゴリー:YZF-R3 RACE

★沢山の時間と莫大な金額がかかる割には報われない★

だいたい開発に沢山の時間と莫大な金額がかかる割には報われない。
ストリートのマフラーなら一所懸命開発して、
『気持ちイー!』走りのマフラーを創れば、
本当に沢山の沢山のライダーの満面の笑顔に会うことが出来る。
この笑顔に会うたびにマフラーを創ってよかったなぁ〜って、
心の底から思えるんだ
一方レース用マフラーは・・・・。
絶対やらないよ。

SP忠男開発チーム

 
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ROYAL ENFIELD METEOR 350編 其の七

  • 投稿日時:2025年02月18日
  • カテゴリー:METEOR350

★この特別なフィーリングがメテオ350にめちゃくちゃマッチしている。★

新たなパイプの開発を始める前にECUのバージョンアップ後、
クラッシック350の様に極低速域の逞しさが出てきたメテオ350に
改めて加工して装着を可能にした。
今、いかしたナローなルックスで
大人気のクラシック350用POWERBOXパイプをつけてみた。

あれっ?すっごくいい! なんだこれ。すっごく気持ちイー!
20Km/h付近から40Km/h付近まで今までになかった心地良さを感じる。

まず、すぐに感じるのがスタンダードで、
ガッガッガッガッって角が立った振動が、
トゥルトゥルトゥルって丸くなった。
これはエンジン内の重たいフライホイール(回転を安定させるおもり、はずみ車)を
POWERBOXパイプで強く引き出したトルク
(エンジンをねばり強く回転させるエンストを起こさせにくくなるそんな力)で
バランスよくうまく回せている証拠。とても快適だ。

そして、この逞しく、人に優しい感じのトルクを
もっと味わいたくて、
いつも撮影で使っている公園の周りをメテオ350で散歩してみた。
いいね、気持ちイー! 思わず顔がほころんでくる。いいね。

なんだメテオ350にはこんな一面があるんだね。
トゥルトゥルトゥルを味わいたくて、毎週末新たな楽しみが増えるかも

あれっ! さらにそこから先、
40Km/h付近からトップギアにいれて・・・・
そ う か い ! 爽快!
もともとメテオ350が持ち合わせている高回転域の伸びを
このパイプによって引き出したトルクラインが、
さらに高回転域まで強く綺麗に繋げていく。
この特別なフィーリングがメテオ350にめちゃくちゃマッチしている。
とても気持ちイー!走りを引き出している。これはすごい。 

この特性なら、今まで少し躊躇していたミドルクラスの
マシーンで走る仲間とのツーリングにも気持ち良く使えそう。
ますます週末が楽しくなるぞ。

SP忠男開発チーム

 
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ZX-4R/RR POWERBOX編 其の弐

★排気ガスの脈動をうまくコントロール出来ると★

このコンパクトメガホンの能力は見極めることが出来た。
では、この先は奥の手を使って、
超軽量で、超コンパクトで、しっかりトルクも確保して・・・
サイレンサーの前部からバイパスのパイプを介し、
排気ガスを膨張室(BOX)へ
この時、排気ガスの脈動をうまくコントロール出来ると、
トルクを引き出せたり、音量を下げたり上げたり出来るんだ。
さあ、どんな感じかな

SP忠男開発チーム

 

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GB350C編 其の四

  • 投稿日時:2025年02月12日
  • カテゴリー:GB350C

★これでダメなら、今回はGB350CのPOWERBOXパイプはお蔵入りですね★

4速40Km/hで右手とエンジン回転が連動しない。
あの感覚がぜ〜んぜん改善されない。
パイプの太さ長さを調整したけど、全然ダメだ。
こうなると、あとは触媒のケースと膨張室を複合している
POWERBOXの容量やこの位置関係を考える・・・。

これでダメなら、今回はGB350CのPOWERBOXパイプはお蔵入りですね。

SP忠男開発チーム

 
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ROYAL ENFIELD METEOR 350編 其の六

  • 投稿日時:2025年02月12日
  • カテゴリー:METEOR350

★低速域を中心に逞しく引き出したトルクが今度はかなり鬱陶しい★

へ〜なるほどね、全然いいじゃん!
今回バージョンアップしていただいたデータは、
元々うちのメテオ君に入っていたものより、
二つぐらい新しいデータに書き換わっているらしいけど、
極低速域のトルクの頼りなさが一掃されて、
まるでクラシック350の様にゆたかなトルクに変貌した。
ものすごく心地良い走りになった。これはいい。
元々METEOR350が持っていた、
中高速域のパワフルな感じは全く損なわれていない。
これはいいマシンだ。

でも、基本の性能はクラシック350とは全然違う。
クラシック350より更に高回転域の伸びも良く、
圧倒的にスポーティーな感覚だ。さてそうなると・・・

今まで低速域に不満を感じていた、
メテオ君専用に開発してきたパイプを改めて、
最新のECUをバージョンアップしたMETEOR 350に装着してみた。

あらら、これはまずいな 
低速域を中心に逞しく引き出したトルクが今度はかなり鬱陶しい。
そして中速域のトルクラインを高くフラットにセットしたおかげで、
元々あった走りから、一切の清々しさが消えて、
ただただ、鈍臭さだけが残ってしまった。
それなりに時間をかけて。このパイプを開発をしてきただけにすごく残念。
また、一からやり直しか?

SP忠男開発チーム

 
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ROYAL ENFIELD METEOR 350編 其の伍

  • 投稿日時:2025年02月12日
  • カテゴリー:METEOR350

★最新のデータにアップデートしていただきました★

メテオ350専用として割と低い回転域から
おおらかにトルクを引き出すため、全力で開発しながらも
クラシック350と同じエンジン同じ性能という情報に
なんだかモヤモヤした気持ちが収まらず。

そんな時に友人から、ROYAL ENFIELDを日本で
一番多くの台数を販売しているって、いう噂の
ロイヤルエンフィールド東京ウエストの道岡さんを紹介していただいた。
道岡社長とは以前から面識があったのだけれど、
まさかROYAL ENFIELDの販売をされていたとは知らなかった。

いてもたってもいられず道岡さんを尋ねると・・・・
ROYAL ENFIELDともう一つの顔、
頂点を極めるカスタムショップオーナーの立場からも
沢山のアドバイスをいただくことができました。

その中で一点、ROYAL ENFIELDは日本に入ってきた車両を
常に最良の状態に保つため、
まるでPCのようにインドからアップデート用のデータが送られてきて、
点検の際に車両をバージョンアップしてくれるとのこと。

では、ということで我が社のMETEOR350とクラシック350も
ロイヤルエンフィールド東京ウエストさんにお願いして、
最新のデータにアップデートしていただきました。
その結果は・・・・へ〜なるほど。

SP忠男開発チーム

 
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ROYAL ENFIELD METEOR 350編 其の四

  • 投稿日時:2025年02月10日
  • カテゴリー:METEOR350

★クラシックとメテオのパイプは共通にならない★

なるほどね・・・・
少しだけ想像はしていたけどこんな感じか。
クラシック350は割と低い回転からゆたかで、
おおらかなトルク特性を持っている。
トップ5速50Km/h前後が気持ち良く走れたので、
この速度域までは少し上乗せする程度のトルクを引き出し、
60Km/h以上のパワーを上乗せしていくことで、速度を伸ばす。
そんな特性にこのPOWERBOXパイプを開発したんだ。

だけどメテオ350は、圧倒的に低速域のトルクが薄く、
クラシック350の様に5速50Km/h前後で
走っていてもそんなに気持ち良くない。
この状態でクラシック350用POWERBOXパイプを装着すると
低速のトルクが余計細く感じて、ただただ高回転型になってしまう。
しかしフライホイールが重いので、
高回転域まで上手くつながらないし全然気持ち良くない。

巷の情報では、クラシックもメテオもどちらも
エンジンから特性まですべて同じって、聞いてたけど全く違う。
どうなってるんだ?
この状態だとクラシックとメテオのパイプは共通にならない。
メテオ用はもっと低い回転域雄大なトルクを引き出し、
そのトルクを高回転域に上手く繋げるように工夫をしなけばいけないな・・・。

SP忠男開発チーム

 
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  • 〒111-0033 東京都台東区花川戸2-17-10
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