忠さんが陣頭指揮をとってマフラーを開発していく実際のストーリー|マフラー開発奮闘記

KLX230 SHERPA編 その1

★多分、似て非なる存在だと思う。★

シャルパを見た時に生産終了して空席となった
セロー250の後釜を狙って開発されたのかなって勘繰ったんだけど・・・ 違うね。
多分、似て非なる存在だと思う。
なにしろ車体の完成度が高い! 
フレームの剛性がさすがkawasakiって感じだね。
エンジンも今までのKLXからは想像できないくらいトルクフルですごくいい。
東南アジアではこんなトルクフィーリングは受けないと思うけど、
日本専用のセッティングにしてくれたのだろうか?

230cc単気筒とは思えないほど心地よい豊かなトルク。
あまり速度を上げずにオフロードを楽しむにはとても良い。
逆に一般道でツーリングを楽しもうとした時に
中速域の回転の上昇が若干心許ないかも・・・
なんて感じてしまうほどだ。

とはいえ、この完成度の高さをより一層、
SHERPAがオーナーのあなたに可愛がられるようにするには
どこをどうすれば良いのか、もう少し深く付き合う必要がありそうだね。 

SP忠男開発チーム

 
klx230sherpa_0100.jpg

 
klx230sherpa_0001.jpg

CL250 POWERBOX サイレンサー編 その1

★レイアウトが難しい★

いやぁ〜サイレンサーをあそこまで高い位置に
持って行こうとするとレイアウトが難しい。
純正やPOWERBOXパイプの位置から
繋げようと思うとクネクネ長くて形にならない。
更にライダーの足に当たって暑くて乗れない。

純正のようにヒートガードなんだか、
エキパイなんだかわからないっていうのもなんだしなぁ〜

SP忠男開発チーム

 
cl250_Silencer0100.jpg title=

ROYAL ENFIELD CLASSIC350 POWEBOXサイレンサー 編 其の参

★4速40Km/h付近の走りの快感が激落だ。★

すごいねCLASSIC350の秘めたる性能。
ざっと作った試作のサイレンサーだけど、
ここまで大きく性能が変化するとは驚きだ!
高回転域でグングン車速が伸びていく。これはすごい! 

一方、CLASSIC350の一番大切にしたい
4速40Km/h付近の走りの快感が激落だ。
このままでは全然ダメ。
サイレンサー内部のパンチングパイプ(網のように穴の空いたパイプ)と
通常のパイプの長さの組み合わせや太さの組み合わせで、
トルク特性を作っていくんだ。
まあこれだけ明確に反応してくれるからきっと開発はやりやすいね。

SP忠男開発チーム

 
classic350pbsilencer0300.jpg

Dax125 (8BJ-JB06)編 その2

  • 投稿日時:2025年05月27日
  • カテゴリー:Dax125 JB06

★Dax125に何故か一体感を感じない★

あれから毎日乗ってみて、なんか違和感を感じ始めた。
マフラーとは関係ないけどDax125に何故か一体感を感じない。 
普通のバイクにはタンクがあるから、
膝を締めて車体を押さえ込むことが出来る。
また膝で押さえ込まなくても
くるぶしのあたりで抑え込んだりもする。
Dax125はこれができない。それでか? 

車体とライダーの一体感がないから、
なんだか長い時間を走ると普通以上に疲れる。
いつも気が張っている感じ。
でも同じようにタンクを挟めないPCXやグリファスではこの違和感は感じない。
なんでだろう?

SP忠男開発チーム

 
dax12506_0200.jpg title=

 

CL250 POWERBOX サイレンサー編 プロローグ

★これだけ喜んでもらえるなら、作ってみようかな!★

POWERBOXパイプを購入してくださったCL250オーナーの皆さんから、
俺たちが想像していた以上に喜びのメッセージがたくさん送られてくる。
嬉しい。
こんなに喜んでいいただけるなら、サイレンサーも作ってみたいな。

実際、CL250のオーナーのほとんどの方は、純正サイレンサーの形状が好きで、
サイレンサーは交換するつもりはないんだって意見も聞いている。
だから作ってもたいして売れないと思う。
だけど、これだけ喜んでもらえるなら、作ってみようかな!

SP忠男開発チーム

 
cl250_Silencer0000.jpg title=

ROYAL ENFIELD CLASSIC350 POWEBOXサイレンサー 編 其の弐

★叩き台になる試作を作ってみようと思う・・・★

このゴールデンウィークを挟んでツーリング好きなCLASSIC350オーナーから、
POWERBOXパイプのオーダーが入り始めた。
最高に気持ちイー!走りが、少し口コミで広がってきたみたいで嬉しいね。
では、さらなる気持ちイー! を求めて、
POWERBOXパイプの性能をさらに1ランクも2ランクも高め、
そして心地良いサウンど引き出せるように
まずは今までの経験から叩き台になる試作を作ってみようと思う・・・

SP忠男開発チーム

 
classic350pbsilencer0200.jpg

Dax125 (8BJ-JB06)編 その1

  • 投稿日時:2025年05月20日
  • カテゴリー:Dax125 JB06

★ここで少し走りがシラける。ポイントはここかな!★

やっぱりDax125楽しいね。
小さいホイールでキビキビ走る。楽しい楽しい。
近所に出かけるにもわざわざ引っ張り出して出かけたくなる最高の相棒だ。

じゃあ、俺たちがどうチューニングを進めていくかっていうと、
基本小さなホイールのせいもあって、4段変速が割と合っていると思うんだけど・・・・

忠男風に考えると、1〜3速はエンジンとギア比がベストマッチング。
リズミカルにタンタンタンと走っていく。そして4速に
ここで少し走りがシラける。ポイントはここかな!
もう少し走りながら、ストレスがすぅーーーーって、
消えてくような『気持ちイー!』走りを探求してみようかな。

SP忠男開発チーム

 
dax12506_0100.jpg title=

 

CC110 クロスカブ編 プロローグ

  • 投稿日時:2025年05月16日
  • カテゴリー:CrossCub 110

★期待を込めたリクエストをたくさんいただき・・・・★

以前からパーツメーカー仲間で、
気持ちイー!シートを創っているK&Hさんにそそのかされ、
『せっかくハンターカブもやってるんだからクロスカブのマフラーも作ろうよぉ〜』って
言われその気になっていたんだよね。

そして、追い討ちをかけるように先日4月27日に茨城県で行われた、
カブオンリーのミーティングで沢山のクロスカブオーナーさんから
『マフラー待ってるよ!』って、期待を込めたリクエストをたくさんいただき・・・・
やっぱり作ろっか!という話になって、
開発をスタートしようと思います。

SP忠男開発チーム

 
cc110croscub0000.jpg title=

 

 

GB350C 編 其の九

  • 投稿日時:2025年05月13日
  • カテゴリー:GB350C

★回転域のトルクラインがバッチっときまって綺麗な右肩上がりに★

奇跡だね! 
やっぱり俺たち持ってるね。
なかなか前半分の細いパイプと太いパイプの組み合わせだけでは、
うまくトルクラインが引き出せなかったんだ。
そしてもう諦めかけた時にダメ元で、今まで限界までいじってきたメインパイプのBOXより
後ろの部分の長さを変えてみたんだすると・・・・
奇跡だね! 
求めていた回転域のトルクラインがバッチっときまって綺麗な右肩上がりに
これ、これ、これー、この走り。
いいね、気持ちイー!

例えばスタンダードのエキゾーストパイプだと
4速40Km/h5速50Km/h付近の右手に対して、
エンジン回転が全くついてこない、歯痒い感じがとても嫌だった。
要は4速50や60Km/h以上まで回さないと快適に走れない。
これではHONDAのビッグシングルらしい、
雄大なおおらかな愉快な走りが全くできていない状態。

それが一度このPOWERBOXパイプに変えるだけで、
トントントンと低い回転でどんどんギアを増速4速40Km/hから、
ビッグシングルらしい雄大な加速が、
5速50Km/h手前から心地よいパルス感を伴って逞しく心強い走りが・・・
最高だね。
この感覚が最高速に向けてずっと続くんだ。
これはすごいね、最高に気持ちイー! 
あとは外観を整えて製品化へ

よかった、よかった。完成だ。
またいつものようにこのパイプ
SP忠男浅草本店やライドオンキャンペーンの会場で体感できるように準備するから
ぜひ、冷やかし半分で構わないから体感してほしいな。

SP忠男開発チーム

 
gb350c_0900.jpg title=

 

 

GB350C編 其の八

  • 投稿日時:2025年05月12日
  • カテゴリー:GB350C

★ほとんど変化を感じられない。★

やっぱりダメかな?
ほとんど変化を感じられない。

でもほんの少し何かが変化したような。 
う〜ん、もう少しもう少しだけもがいてみようか。
細いパイプと太いパイプの組み合わせを微妙に変えながら、
もう少しだけ探ってみよう。

SP忠男開発チーム

 
gb350c_0800.jpg title=

 

 

  • SP 忠男 浅草本店
  • 〒111-0033 東京都台東区花川戸2-17-10
  • 平日 10:00~19:00  土日曜/祝日 9:30~18:00
    定休日 毎週水曜日 第三火曜日
  • SP忠男 業販部
  • 〒111-0033 東京都台東区花川戸2-17-10
  • 定休日 毎週日曜日 祝日

スペシャルパーツ忠男(SP 忠男)| オートバイ・バイク・二輪車、オリジナルマフラー公式サイト

オートバイのオリジナルマフラーを中心にバイク・二輪車のスペシャルパーツを開発しお届けします。
”気持ちイー!”で世界中のライダーを愉快にさせるために。
MT-09、MT-07、YZF-R25、XSR900などの交換用マフラーを取り揃えています。
オートバイ、バイクのマフラーの交換、カスタムチューニングはお任せください。