忠さんが陣頭指揮をとってマフラーを開発していく実際のストーリー|マフラー開発奮闘記

レブル250 NEWパイプ編 其の六

★理想的なトルク特性に仕上げることが出来た。★

すごい、気持ちイー!  
完璧にトルクラインが繋がった。
豊かなで逞しいトルクが。『気持ちイー!』を連発させてくれる。
ほんと、気持ちイー!
クラッチミートからすぐに低い回転で、どんどんシフトアップして行く。
5速や6速にギアをホールド。
あとはほんのわずかアクセルに右手を添えるだけで心地よい速度を維持できる。
最高だね!

普段から、1速高いギアを選択して トットット心地よく走る。
車の後ろを走っても捻ったか捻らないか、わからなくらい少しのアクセル開度で、
しっかりと追従できるから、安心だし、楽ちんだ。
しかもライダーの意思を追いかけるように、絶妙なタイミングでエンジンの回転がついてくる。
これがファンを虜にするSP忠男ならではの特別な味付けなんだ。
シャーシダイナモでは全く表現されない、
ライダーの感覚だけが頼りで開発される特別な特性なんだ。
ほんと『気持ちイー!』
今回は、パイプ内に確保したインナータイプの膨張室の容量にまでメスを入れ、
さらには膨張室への排気取り出し口の穴径まで色々試して、
最も体感の『気持ちイー!』設定を探って調整をしたんだ。
走っては変え、走っては変え、ものすごく時間のかかる作業だったけど、
結果正解、理想的なトルク特性に仕上げることが出来た。
高速域も『気持ちイー!』逞しくグングン伸びる、これはいい、これはいい出来だ。

また、製品が出来上がったらいつものように快感体感試乗会ライドオンキャンペーンで
試着用のパイプを用意するから、ぜひ自分のレブル250に装着して体験して欲しいな。

SP忠男開発チーム

試乗会の日程はこちらから 
製品の詳細はこちらから 

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MT-09 2021~ 編 序章 

  • 投稿日時:2021年08月23日
  • カテゴリー:MT09 2021~

★せっかくだから、マフラー作りますか★

我が社に早くも新型MT-09 SPがやってきた。
ていうか、営業の小川くんが購入した愛車!
かっこいい!
せっかくだから、マフラー作りますか。

SP忠男開発チーム

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レブル250 NEWパイプ編 其の伍

★もう少し、雄大さと逞しさが欲しいんだ★

う〜ん 惜しい!
レブルらしい、大らかさは引き出せた。
でも、何だか4速50Km/hあたりが、ふぁ〜っと、しすぎて頼りない。
もう少し、雄大さと逞しさが欲しいんだ。
スタートから早め早めにシフトアップして、
6速55Km/hくらいからギアをホールドで、
アクセルもほとんど動かすことなく、
どこまでもどこまでも、淡々と淡々と、田舎の道を走り続けるんだ。
そんなフィーリング。
そして、そこから上はビューンと伸びて、
今度は高速道路も快適に余裕で走る。
多分、もう少し、特性をつめていけばそれも可能になりそうな感じだ。
楽しみだね。

SP忠男開発チーム

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レブル250 NEWパイプ編 其の四

★カチッカチッとした走りが、感じ悪い★

おっと、これはやりすぎだ。
まるで、レプリカのようなダイレクト感・・・・・ 速い。

トルクラインはアフターマフラーに良くある、
スタートがドンっと立ち上がって、あとはしりつぼみ的な、
速度をあげるとともに、どんどんアクセル開度を余計開かなくてはいけなくなる。
ああいうのとは全く違う。
ちゃんと常に右肩上がりのトルクラインで、
スタンダードより少ないアクセル開度でも、
しっかりと、増速して行ってくれる理想的なトルクラインが引き出せている。

しか〜し、 トルク&パワーが、きっちりアクセルについてきすぎる。
常に急かされている感じで、カチッカチッとした走りが、感じ悪い。
レブルに求められる雄大さとか、おおらかさとか、
『気持ちイー!』とは、ほど遠い。こりゃダメだ。

しかしながら、基本的な特性はとても良くできている。
多分これは、排出ガスを膨張室に送り込む導入口の位置を
調整すれば何とかなると思うんだ・・・。
そう、あともう少しだ。

SP忠男開発チーム

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2021~PCX160篇 其の六

  • 投稿日時:2021年08月16日
  • カテゴリー:PCX160 2021~

★50Km/h付近にトルクの谷が発生した★

思った通りだ。
前半分のパイプを細くすることで、高速に『気持ちイー!』伸びが生まれた。
これはいい。
しかし、今度は50Km/h付近にトルクの谷が発生した。
多分、特別に意識をしなければわからない程度の谷だけど、
走りの質感には確実に影響を及ぼす。
さあどうする?

SP忠男開発チーム

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レブル250 NEWパイプ編 其の参

★今までにない最高のトルクラインを引き出した★

レブルには沢山のノウハウがあるから割と順調に開発は進んでいる。
今回、二重構造のエキゾーストパイプのインナー部分の長さと太さ、
そして、膨張室の排気を取り出す位置など、
細かくいじってシャーシダイナモ(出力特性測定器)上で、
今までにない最高のトルクラインを引き出した。
これは楽しみだ・・・・。

SP忠男開発チーム

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レブル250 NEWパイプ編 其の弐

★スタートのトルクの盛り上がりが、マイルドになった★

最初から、結構いい感じで反応してくれるから、結構楽しい!
更に、レブルに合った特性にするために、根本的な長さを変えてみる。
これも結構反応してくれる。
うん、スタートのトルクの盛り上がりが、マイルドになった。
まだ、ライダーが心許せる感じまではいかないけど、いい方向に進んでいる。
楽しい。

SP忠男開発チーム

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2021~PCX160篇 其の伍

  • 投稿日時:2021年08月02日
  • カテゴリー:PCX160 2021~

★高速域の繋がりと伸びる感覚を磨いていきたいんだ。★

同じ太さのパイプとバイパスパイプの位置で、
引き出せる『気持ちイー!』特性は、この辺が限界。
さて次は、割と簡単そうで、
でも結構、ドツボにハマる、パイプの太さに着手しよう。

パイプの前半分をワンサイズ細いものを使い、
その長さの組み合わせで出力特性を探っていく。
結構、変化を楽しめるのでこの作業はとても楽しい。

今回、スタートから、中速域までの
『気持ちイー!』トルク特性はかなり気に入っているので、
そこから高速域の繋がりと伸びる感覚を磨いていきたいんだ。
さあ、やってみるか。

SP忠男開発チーム

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2021~NMAX125篇 序章 

★さてさて、走りはどうかな。★

へ〜!なんかかっこいいね! 質感がすごいね
125ccで、この風格。
さてさて、走りはどうかな。

SP忠男開発チーム

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2021~PCX160篇 其の四

  • 投稿日時:2021年07月30日
  • カテゴリー:PCX160 2021~

★高速域の胸のすく回転の伸び・・・。★

よっし! パイプの長さバイパスの位置によって、
引き出せる特性のチェックは全て終わった。
開発スタート時の性能はかなりのハイレベルなので、
パイプを少し長めに設定したところで、ほぼ納得の性能を引き出せた。

でも、ほぼ納得なので、完全な納得ではない。
排気量を大きくしたような豊かなトルク大らかな特性はとてもいい。
でも、高速域の胸のすく回転の伸び・・・。
これでいい? 

SP忠男開発チーム

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