2022~MT-10(RN78J)編 其の壱
- 投稿日時:2024年10月15日
- カテゴリー:MT-10 22
★合いそうなトルクラインを探し出してこいつを中心に開発開始だ★
YAMAHAってすごいよね。
エンジンはMT-09とXSR900GPどちらも一緒。
カタログ上エンジンスペックも一緒。
なのに走ったら全然違う乗り物。
そのせいか、兄弟車のMT-09と違って、
なかなか開発の方向性が定まらず、
毎日のように乗って、もやもやしていた。
そんな中、最近なんだか感じることがある。
もしかしたら、このXSR900GPって、
4サイクルのFZRとかではなくてどこかRZVのような、
2stのフィーリングを忍ばせているんじゃなかって、そんなふうに感じるんだ。
なんとなくクラッチミートから、
3000もしくは4000rpmまでの間にモヤモヤを感じる。
決して調子が悪いわけではない。
決して乗りづらいわけでもない。
吹け上がりが悪いわけでもない。
しかしながら、なにかあの時代の2stのような不安定なフィーリングを感じるんだ。
モヤモヤ・・・
とは言え、XSRは立派な4サイクルマシンだ。排気量は900ccもある。
車重だって200Kgだ。モヤモヤしている場合じゃない。
4stネイキッドスポーツらしく、シャッキっと爽快に心を解放できるように
右手とマシンの一体感を追求する。
常にライダーの心に忠実に思った通りにエンジンが追従してくる。
ここが大事だ。ってことで開発の方針が固まった。
今まで何本か作った試作の中から、
2000rpm手前から4000rpm付近までの方向性に
合いそうなトルクラインを探し出してこいつを中心に開発開始だ。
面白くなるぞ!
SP忠男開発チーム
★今よりももっとMT-09が可愛い存在になりそうな予感★
5000rpmから上のパワーを引き出すのは至難の業だった。
BOX内の隔壁をいじって、バランスを取り直すことでか、
なりいい線にまでは上がってくるけど、
なかなか納得のラインまでは上がらず苦労したよ。
最終的にBOXの内圧調整用の穴を二つにして、
それぞれのパイプ穴径を変えながら調整して、
なんとか『気持ちイー!』パワーを引き出すことが出来たんだ。
よかった。
しかしながら、まずはこのマフラーの気に入ったところは、
スタンダードのストリートモードでも
2000rpmから急激に盛り上がるトルクライン
(きっとエクストリームでホイールスピンしたり、
0から急にフロントアップなんかに有効な特性)
これを少し抑えるために、少し低い1500rpm付近から、
トルクを引き出し、少しフラットにトルクラインを整えたことで、
回転の上昇を全てライダーのコントロール下に置けるように微調整を行なったんだ。
すると走り出した直後からライダーのリラックス感がハンパない。
ほっとした感覚で走れるようになったんだ。
この特性がとても秀逸なんだ。
この特性に変えたことで、僕はこの軽量で、
パワフルなMT-09にほぼほぼ毎日乗るようになった。
長距離のツーリングもめちゃくちゃ快適だ。
そしてツーリング帰りの渋滞に巻き込まれた時、
特にこの特性のありがたみを実感できる。
ワインディングも同様にめっちゃくちゃパワフルだけど、
この特別なトルクラインのおかげで常にライダーは、
リラックスした状態で極限まで攻めることもできる。
あんまりやらないか・・・
いいね、このマフラー。『気持ちイー!』
きっと、今よりももっとMT-09が可愛い存在になりそうな予感。
完成だね。
またいつものようにSP忠男の浅草店(TEL03−3845−2009)か
週末行われる快感体感試乗会ライドオンキャンペーンで、
乗れるようにしておくので、
オーナーのあなたには絶対試してほしいな。
快感体感試乗会ライドオンキャンペーンの情報はこちらから
SP忠男開発チーム
製品の詳細はこちらからご覧いただけます
★ここのトルクを盛り上げないと★
エキゾーストパイプの長さ調整は、ほぼやれることはやった。
おかげで4000rpm前後までの特性が、かなり秀逸に仕上がった。
それまで少し刺激が強すぎて、ちょっとそこまでとか、
仕事のついでについつい乗りたいって、
いう感じにはなれなかったけど、
最近このトルクラインのおかげで、
毎日、用もないのに乗っている。
仕舞いには週末のツーリングまで、わざわざMT-09を引っ張り出すほど。
いいよ、すごくいい。これなら毎日乗りたいね。
あとは逆に5000rpm前後のパンチが落ちていて、
峠道での爽快感が激落している。
ここだね、ここ。
ここのトルクを盛り上げないと。
SP忠男開発チーム
★パイプ一本でここまで秀逸なトルク特性に仕上がるとは。★
その後、このパイプにエンデューロのプロレーサーや
メディアの関係者など沢山のライダーに体験してもらった。
みんなすごい反響なんだ。
パイプ一本でここまで秀逸なトルク特性に仕上がるとは、
まるで心とエンジンが直結しているみたい。
今まで、タイヤが空転して登れなかったウェットな斜面をスルスル登っていくとか。
いやいや、そんなもんじゃないよ。
野原に行ったら、もっともっとすごい特性に出会えることになるんだ。
ほんとすごいし、ほんと気持ちイーパイプが出来たよ。
”2023~CRF250LPOWERBOXパイプ SANPO”
ぜひ、2023以降のCRF250Lにお乗りで、
トコトコトコトコ野山を
気楽に気持ちよく走り回りたいあなたは、この快感を体験してほしいな。
またいつものように快感体感試乗会ライドオンキャンペーンで、
試乗車を用意しておくので、一回体験してみてね。
割と元気にパワフルにオフロードを走る人には、
現行のPOWERBOXパイプもすごい人気だから、
パイプを2本持って、TPOに応じて交換するっていうのもありだと思うよ。
交換はサイレンサーを外さずにできるので、
至って簡単だからね。試してみてね。
SP忠男開発チーム
製品の詳細はこちらからご覧いただけます
★このPOWERBOXパイプは、『最高に 気持ちイー!』 それだけだ。 ★
すごい!ほんとうに気持ちイー!
完璧にイメージした通りの性能が完成した。ほんとすごいね!
クラッチを繋いでトントントンとトップギアにシフトアップ。
40Km/hから右手の捻りに心地良くエンジンがついてくる。これはいい。
スタンダードをもっと軽快にもっと心地良くした感じ。とてもいい。
そのまま50Km/hへ速度アップ。
うん、これも逞しく、そして快適。すごくいい。
そして、課題だった50Km/hから60Km/h。
ホッとするねこの感覚。
スタンダードでは右手を大きくひねらなければ得られなかった加速感が、
ほんの少し右手を捻るだけで、トットットッて、エンジンの鼓動がついてくる。
気持ち良く加速してくれる。
右手とエンジンの連動感が、
ライダーとRoyal Enfield CLASSIC 350の一体感を生み出し、感動ものだ。
Royal Enfield CLASSIC 350が愛おしくなる。
そしてここからが、更にすごい。
スタンダードでは60Km/hをすぎると、何となく速度の伸びが尻窄みな感じで、
あまり速度を上げて行くことを良しとしていない。
そんなフィーリングを感じるが、
POWERBOXパイプは全く違う、
Royal Enfield CLASSIC 350本来の心地良さを維持したまま、
日本の交通の中で爽快に速度を伸ばして行く、最高速の120Km/hに向けて。
あの50Km/h前後のゆったりとしたスピードでどこまでもどこまでも走り続けたい。
他バイクではなかなか味わえない、Royal Enfield CLASSIC 350 唯一の
心地良さをそのままに。いや、それ以上に。
そして日本の交通の中で感じていた、一通りのストレスを一つ一つ解放し、
永くながく付き合っていけそうなそんなフィーリング感じる。 良い。すごく良い。
このPOWERBOXパイプは、『最高に 気持ちイー!』 それだけだ。
また、各地で行われる快感体感試乗会ライドオンキャンペーンで試乗車を用意するので、
Royal Enfield CLASSIC 350オーナーのあなたは、
ぜひこの傑作に触れてほしいな。
また、遠方のユーザーさんはショップさん単位で、
試着用POWERBOXパイプの貸し出しもするので、
車両を購入されたショップさんに相談してみて欲しいな。
SP忠男開発チーム
製品の詳細はこちらからご覧いただけます
スペシャルパーツ忠男(SP 忠男)| オートバイ・バイク・二輪車、オリジナルマフラー公式サイト
オートバイのオリジナルマフラーを中心にバイク・二輪車のスペシャルパーツを開発しお届けします。
”気持ちイー!”で世界中のライダーを愉快にさせるために。
MT-09、MT-07、YZF-R25、XSR900などの交換用マフラーを取り揃えています。
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