2018〜CB250R編 序章
- 投稿日時:2018年11月11日
- カテゴリー:CB250R 18
★低い回転から綺麗にパワーがつながっていく★
ハイスペックなスパルタンマフラーを作ろうって、
言ってもちゃんと街中を走って爽快感が味わえなければ意味がない。
何しろSP忠男は気持ちイー! なんだから。
だからよくある短いエキパイで大きな穴の開いたサイレンサーで
思いっきり半クラを使って・・・
なんて安直なマフラーは元から作る気は全くない。
昔ビッグバイクでやっていたモンスターパワーバージョンのように思
いっきりピークパワーを引き出しておいて、
ちゃんとエキパイを絶妙な長さに調整し
低い回転から綺麗にパワーがつながっていく
そんなイメージで開発に取り組んでいるんだ。
絶対すごいマフラーを作ってやる。
まずはピークパワーだな。
忠
★一速、上のギアでの走行を楽しくしてくれる。★
いやぁ〜結構長かったけどやっと出来た。
素晴らしい最高傑作だ!
出力特性がまるで人間と会話しているようにナチュラルに反応してくれる。
全てがスムースで気持ちイー!
ストレスがないんだ。
この特性のセローは本当に愛おしくなる。
自分のマシンが次どのように動くのかが手に取るように感じ取れる。
走り出した瞬間ホッとする。
まるで体の一部のように感じとれる。
これがよくできたエキゾーストシステム最大の特徴なんだ。
最後の最後まで諦めないで30Km/h付近の特性を更に良くするために
細いパイプから太いパイプへ徐々に太くしていくテーパー部の長さをミリ単位で調整した。
それに合わせて、パイプの長さも付け足したりカットしたり、
通常走行域の豊かなトルクが
一速、上のギアでの走行を楽しくしてくれる。
また高速にパンチの効いた伸びが本当に楽しい。
走り出した瞬間から笑顔になる。すっごく嬉しいしすっごく楽しいんだ。
2018セローオーナーなら絶対一度は試してもらいたいな。
毎週末、どこかの量販店の駐車場をお借りして
ライドオンキャンペーン試乗会をやっている。
当分はセローも試乗ように持ち運ぶから気軽に声をかけて欲しいんだ。
きっときっと喜んでもらえると思うよ。
また、POWERBOXサイレンサーとのマッチング最高にパワフルで楽しいんだ。
忠
体感試走会ライドオンキャンペーンの情報はこちらかご覧になれます。
★30Km/h付近のトルクラインに違和感を感じているんだ★
あれからまた地味な作業の繰り返しで忍耐の毎日が続いている。
5mm単位でパイプの長さを調整し溶接でつなぐ
何十回も下手すると百に届くことすらある。
ここまでくるとシャーシダイナモ(出力特性測定器)では
全く差を確認することができない。
人間の感覚は多分測定器の100倍くらい繊細だ。
だから、この間テストライダーは工場に毎日張り付かなければならない。
開発のメンバーには本当に頭がさがる。
少し課題を抱えていた60Km/h手前のパワーは
細い方のパイプを絶妙に縮めることで解決ができた。
しかしまだ30Km/h付近のトルクラインに違和感を感じているんだ。
ここはなかなか改善できない。
普通ならこれくらいは気にせずに製品化してしまうくらいの
ほんのわずかな感覚なんだけど、真の気持ちイー! は
ここに隠されているように感じている、もう少しだ。
もちろんこの間もパイプの中間にBOXと呼ばれる膨張室を着け、
位置を変え、この域の特性変化を探るがこの新型では
どこに付けてもせっかく引き出した高速行きのパワーが少し落ちてしまう。
残念だけど一旦BOXの装着は見送ることにした。
忠
★全ての回転が綺麗に繋がる様にできたら★
エキゾーストパイプの太さを途中から変化をさせ
排圧のかかり具合とタイミングを変化させたんだ。
結構手間のかかる作業だけど新型にはこれが効いたね。
クラッチミート直後からどんつきを抑え
絶妙な感覚で回転が立ち上がる。
そして心地よいトルクを残しながら
爽快に回転が立ち上がっていくセロー250、
かなり気持ちよく特性が変化してきた。
これでもう少し低い速度域からトルクがついてくると
市街地走行が楽しくなる。
そして最高速付近のパワーもかなり上がってきたので
60Km/h手前の出力をあげて全ての回転が
綺麗に繋がる様にできたら
多分このエキゾーストパイプも完成だ。
さあ先が見えてきた頑張るぞ。
★思った通りにパワーが立ち上がる★
POWERBOXサイレンサー
こいつはすごい。
実際に走らせると特性も見事だ!
ライダーが欲しい回転域から思った通りにパワーが立ち上がる。
ほんの軽くクラッチを合わせるだけでフロントが易々とリフトアップする。
こいつは気持ちイー!
全く別物の元気でパワフルなマシンに生まれ変わる。
以前の車両で開発した時にすごく苦労をして
かなりイケてる性能に仕上げたと思っていたけど
新型に装着したこっちの方が全然すごいかも
最高速だって俄然あっぷする。
なんでこいつをいままで新型用に発売しなかったんだろう・・・・。
重量もサイレンサーを変えるだけで3Kgもの軽量になるこれはいい!
新型になってキャニスターや触媒装置で増えた3Kgを
これで帳消しにできるしかなりいいぞ。
POWER BOX サイレンサーの詳細はこちらからご覧になれます。
スペシャルパーツ忠男(SP 忠男)| オートバイ・バイク・二輪車、オリジナルマフラー公式サイト
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”気持ちイー!”で世界中のライダーを愉快にさせるために。
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