DUCATI SCRAMLER | マフラー開発奮闘記

DUCATIスクランブラーがやってきた!編 其の拾四

★これがあるからマフラー創りはやめられないよな。★

いいぞ! すっごいのが出来上がった。
これは本当に気持ちイー!

まず、クラッチを繋いだ瞬間ほっとするんだ。
回転の上昇具合が予想できるから安心してクラッチをつなげる。
これは微々たることなんだが、
ライダーの精神的疲労を相当和らげてくれる。結構いいぞ。

そして、日本の一般道路で使う回転域に
とことんこだわった出力特性と
上質なパルス間が自分で言うのもなんだけどすっごくいい。
田舎道を淡々と走るのもいいし、また都内を走るにも、
すこしオートマ感覚で走れて心地いいんだ。

そして最後になって結構苦労した70Kmからの
スピードもかなり元気に伸びてくれる。
楽しくて楽しくて走っていたら、いつの間にかとんでもなく遠くまで来てしまった。
やっぱり、これがあるからマフラー創りはやめられないよな。

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DUCATIスクランブラーがやってきた!編 其の拾参

★全てがうまくつながり始めた。★

そうか、バイパスか。
なるほど〜
BOXとメインパイプの間にバイパスをつけて特性を探るんだな!
スクーターの開発のときによく使っていた手だな。
造作は複雑になるけど、効果は期待できるな。 
さあ、どうだ!?   

いいね! これはすごいぞ!!
全てがうまくつながり始めた。
後は、バイパスの連結する位置と太さを詰めれば
更に良くなる予感がするぜ。

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DUCATIスクランブラーがやってきた!編 其の拾弐

★その上の回転域をいじるのはかなりハードルが上がる★

いやいやいや。
ここまではうまくいっているが、まだ完成には早いだろう!
なんだかんだ言ったって、このエンジンの得意分野は
高速域の元気良さ、気持ちいい回転の伸びだ!

特にスタンダードは70Km/hから上は絶好調だ!
まあ、ここまで通常走域の特性とパルス感を
気持ち良く仕上げたのだから
逆にその上の回転域をいじるのはかなりハードルが上がる。
手をつけたくないのはわかるが、ここが腕の見せどころってやつだろ!
ガンバレ!

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DUCATIスクランブラーがやってきた!編 其の拾壱

★『ドゥルドゥルドゥルッ』 どこまでもどこまでも走っていける★

こんどはそうくるか!
ループの途中にboxをいれて豊かなトルクを引き出し
さらにフラットな特性に仕上げる。
クラッチミート直後のナチュラルな感覚も戻ってきた。
このクラッチミート直後の特性がマシンに対する信頼感を高める。
クラッチミート直後にライダーをホッさせる安心感が
大排気量の二気筒にはとても大切なんだ。

そして、この特性を創ることで新車の時からどこかに感じていた
『ゴソゴソゴソ』っとしたガサツなエンジンのパルス感を
『ドゥルドゥルドゥル』ってDUCATIらしいまろやかで
上質なものに変えることができるんだ、
これが最高に心地いい! 
これだけでも走ることが楽しくなるし、
とても高い価値がある。
これはいいね。すごくいい。

都内を走っていてもギアチェンジが少なくなった。
快適だ。 
田舎道を走っていてもTOPギアのままで
『ドゥルドゥルドゥルッ』 どこまでもどこまでも走っていける。 
絶好調!

これで完成?

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DUCATIスクランブラーがやってきた!編 其の十

★どちらかを満足させるとどちらかがダメになる。★

何度も何度も何度も何度も 
嫌になるくらい作って乗って、作って乗って、
でも、思うようにいかないんだ。

トップギアでどこまでもどこまでも 
おおらかに走り続けることのできるフラットなトルク感。
そして、気持ちいい高速の伸び、
どちらかを満足させるとどちらかがダメになる。
しまいには、クラッチミート直後のあの絶妙なフィーリングすら
再現できなくなってきた。
まいったぜ。
これ以上打つ手はないのか?

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DUCATIスクランブラーがやってきた!編 其の九

★トップギアで使える速度域が広くなってきた。★

エキゾーストパイプの長さを調整しやすいように
ループの巻を変えてみた。
こうすることで性能の変化とともにバンク角を稼ぎ出そうって考えだ。
俺は簡単に口で言うだけだけど、
ここまで内容を変更をして作るのは一から作ることになるので
めちゃくちゃ大変なんだ。
開発スタッフには頭がさがるぜ。
でも、走りの方は少し理想に近づいたようだ。
クラッチミート直後の特性が安定したので
ホッとした感じが生まれたし、
ほんの少しだけ中速域のパワーが向上したことで
トップギアで使える速度域が広くなってきた。
まだ完璧というには程遠いが、いい方向に向かっていると思うな。

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DUCATIスクランブラーがやってきた!編 其の八

★低速トルクが上がりすぎて逆にギクシャクしてしまう。★

エキゾーストパイプをループさせて 
マフラーの全長を長くした。
ショートなスタイリングを創りながら
性能はフラットでトルクフルな出力特性を作る。
これは、SP忠男が良く使う手法だ!

しかし、今回これが効きすぎた。
低速トルクが上がりすぎて逆にギクシャクしてしまう。
長さを調整してなんとか改善しようとしたが 
この構造だとそれにも限界がある。

やめるか!

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DUCATIスクランブラーがやってきた!編 其の七

★サイレンサーに集中していじってみるか!★

エキパイいじって 
センターパイプをいじって 
サイレンサーをいじって ・・・・ 。

今のところ、サイレンサーでの出力特性の変化が最も著しい
少しサイレンサーに集中していじってみるか!

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DUCATIスクランブラーがやってきた!編 其の六

★キーコンセプトは「Freedom」★

キーコンセプトは「Freedom」
基本元気な特性は残しておいて
現在、70Km/h付近から楽しくなる出力特性を
60Km/h付近からでも楽しく味わえるようにしたいんだ。

これができると田舎の道を坦々と坦々と日本中のあらゆる道を
自由気ままに何事にもとらわれることなく、
おおらかにおおらかに、そんな感覚で走らせられるようになるって想像している。

どこをいじると どこの出力特性が変わるのか
ありとあらゆることをやってチェックしている。
なんとなく、 どこをいじると理想の特性になるかがわかってきた! 

これからが楽しみだ

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DUCATIスクランブラーがやってきた!編 其の伍

★2,000rpm前後がうまく調教できればきっともっと楽しくなる★

あれから色々走り回って、だんだん分かってきた。
キーワードは2,000rpm。
なんだか、この域がスクランブラーを神経質にさせている。

全体的に素晴らしく綺麗なパワーラインを描いているエンジンで
元気で気持ちいい走りは、
このパワーラインと車重の軽さのおかげ!
あとは 2,000rpm前後がうまく調教できればきっともっと楽しくなる。
毎日だって乗りたくなる。
今以上に可愛い存在になる事が間違いないと、思っているんだ。
楽しみだ!

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