TRICKER編 其の四
- 投稿日時:2018年05月15日
- カテゴリー:TRICKER
★中速域の直線上に整えられたラインと高速域の伸びこの二つが合わさって★
更に、特性を科学するために
出力特性測定機(シャーシダイナモ)で測定してみた。
基本的にSEROW250と同じようなパワーラインが測定出来た。
Aの写真が5速時の中速域だ。
青がノーマル40Km/hまで盛り上がってきたのにこれを超えたところから
角度が微妙に緩くなっているのが確認出来る。
このラインの角度にライダーは敏感だ。
40km/hまでと45km/hから上とではシビアに言うと
わずかに違う正確を持ってしまっているのだ。
特にここの速度域は一般道でよく使う。
だからこそ、知らないうちに神経を使ってしまうのだと思う。
一方赤いラインPOWER BOX PIPEだ。
スタートから40km/h台を若干下げ、
45km/hからを盛り上げることでラインを一直線にしている、
このラインが描けるとライダーがどこからアクセルを開けても
同じ感覚で加速をしてくれる。
マシンの次の動きが読めるようになる結果、なんだか “ホッ” とするみたいだ。
そしてBの写真
ごらんのように凸凹を埋めながら登っていったPOWER BOX PIPEのパワーライン赤は
ノーマル青を大きく引き離て高く伸びていく。
これが高回転域の爽快感の源だ。
中速域の直線上に整えられたラインと高速域の伸びこの二つが合わさって、
メチャクチャ気持ちイー 快感性能を持ったPOWER BOX PIPEを構成しているんだ。
これを見て気になった人はぜひ、ライドオンキャンペーンで試乗してみてくれよな。
きっと、気に入ってくれると思うぜ
忠
★まるでオートマチック感覚だ! ★
ほ~んとだ。
Kさんが話していた通り、すっごくい~!
ギアチェンジがとってもスム~ズになった。
パワーラインを整えた出力特性のおかげで、
各ギアごとに使える回転域が極端に広くなったんだ。
今までだったら、3速4速をがちゃがちゃやってたところを
5速ホールドでスイスイ走れる。まるでオートマチック感覚だ!
微妙なパワーラインの山や谷をきれいに一直線上に整えることの出来るパイプだから
どこからアクセルをあけても同じようにエンジンが反応してくれる。
いつでも次の動きが読めるからドキドキしない。
何も考えずにいつもの通り乗っただけなのに
なぜだか “ほっ” としてしまう。
心地良いから “いつまでも乗り続けたくなってしまう”
そう、POWER BOX PIPEは不思議な “快適性能” を持った
気持ちイー! エキゾーストシステムなんだ。
忠
★スムーズに繋がる回転域がとても狭いように感じるんだ★
セローとは結構違う。
クイックに動いてこれはとっても思い白い。
だけど、SEROW250にはなかったギアチェンジの違和感を感じる。
なんだ?
1速1速のギアのつながりがわずかに変だ。
ギアがスムーズに繋がる回転域がとても狭いように感じるんだ。
ある程度回転を上げたりして、
その回転域をはずれるとなんだか気持ち悪い。
結局、この特性のおかげでちょっとだけ神経質に感じてしまう。
トリッカーはギヤ比がLOWに振ってあって、
エンジンの癖が極端に出てしまうんだ。
SEROW250にもこの癖はわずかながらあったのだが、
違和感を感じる程強くはなかった。
逆にSEROW250の時にこの特性をうまくいじったので、
トリッカーにもうまくマッチングしているのかもしれないな。
今回はココがチェックポイントだね。
忠
★部品が共通なのでSP忠男のPOWERBOX PIPEを装着してくれたそうだ★
YAMAHAのお膝元静岡県にお住まいの
トリッカー乗りのKさんからメールが届いた。
SEROW250とトリッカーで純正エキパイの部品番号が同じ、
要は部品が共通なのでSP忠男のPOWERBOX PIPEを装着してくれたそうだ。
パイプが初期型だったためにオプションのアンダーガードへの干渉以外、
走りの特性にことのほか、気にいっていただけたようだ!
しかも、優しい心遣いでトリッカー用としての販売を勧めていただいた。
そこまで言ってくれるならっていうことで、
トリッカーを借りてきて自社でもデータ取りをすることになった。
忠
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