TRACER9GT編 其の伍
- 投稿日時:2022年02月09日
- カテゴリー:TRACER 9GT
★忠男のマフラーは走り出した瞬間、ほっとする安心感があるんだ★
やったね!やっぱりうちの開発メンバーは天才だ!
きっちり、4000から5000rpmのトルクラインを仕上げてくれた。
スタートから4000rpm台は、
まるで往年のXJR1300を彷彿とさせる
雄大なトルク特性、高いギアでグングン走る。
そしてそこから、一才滞ることなく、
5000,6000,7000rpmと伸びていく、『気持ちイー!』
そして。サウンドも『気持ちイー!』
こんなに『気持ちイー!』 特性は久しぶりだ。
思い切りパワフルだけど、常にライダーのコントロール下に置ける。
また、このマフラーの秀逸な点は、
アクセルにほんの僅かなラグを作りエンジンを反応させていくところだ。
そう、このラグが大切なんだ。
大排気量の場合、この絶妙なラグを作らないと、
常にマシンに急かされているような、
一瞬たりとも、気が抜けないような、本当に疲れるマシンになってしまう。
また、ラグが大きすぎてもギクシャクし、
タイミングが合わせづらく神経が疲れる。
大体マフラーを交換すると、この嫌な特性がどちらか顔を出す。
うちのメンバーはこの絶妙なタイムラグを作らせたら天下一品!
というか、すごく時間をかけて調整をする。
よくユーザーから『忠男のマフラーは走り出した瞬間、
ほっとする安心感があるんだ』って、言ってもらえる。
それが、これなんだ。
長いツーリングから帰ってきたのにまたすぐに出かけたくなる、
不思議な気持ちよさを作っているんだ。
さあ、これでちょっと週末のライディングから
日本全国を走り回る雄大な旅まで楽しんでもらえるマフラーになった。
完成だ。
きっと、今よりもっとあなたにとって、TRACER9GTが可愛い存在になってくれると思うな。
あれっ!?話は変わるけどこの特性、
新型のMT-09にもマッチしているように感じる。もしかして。
TRACER9GTのPOWERBOX FULL RS 完成です
製品化までもう少しお待ちください。
SP忠男開発チーム