2023~CRF250Lパイプ(トレッキングタイプ)編 其の四
- 投稿日時:2024年04月26日
- カテゴリー:CRF250L 2023~PIPE
★2000rpm〜4000rpmの特性が重要。★
なるほどね、初期型CRF250Lに比べたら、
全然フラットな大人な特性になっていたと思っていたけど、
本質はあまり変わっていないんだ。
回転計で4000rpm手前から少しエキサイティングな吹け上がりを演出するために
2000rpm付近から3000rpmに向けてトルクの谷を作り、
回転の上昇を一旦ここで貯めるんだ。
そして、4000rpmから一気に回転を上昇させる。
こうやって少しエキサイティングな特性を作ってるんだな。
初期型に比べたらかなり穏やかになっていて、
最初の頃はあまり気にならなかったけど、
ここのところ毎日毎日乗っていることで、この特性がとても気になってきたんだ。
僕らが風景を楽しみ、風を感じて、香りを楽しんで走る時は、
2000rpm〜4000rpmの特性が重要。
ここをもっともっとフラットで豊かで神経を一切使わせない、
そう、のほほ〜んとした気持ちで走れる、
心を空っぽにできるくらいの安心感を創らなければいけないんだ。
現在販売しているPOWERBOXパイプで、かなりいい線に行ってるんだけど、
目指したものが違うから、お散歩感覚で心を解放させられるところには行っていない。
やるべきことは見えてきた、CRF250Lライダーの心の解放のために頑張るぞ!
SP忠男開発チーム