忠さんが陣頭指揮をとってマフラーを開発していく実際のストーリー|マフラー開発奮闘記

NinjaZX-25R編 其の拾壱

  • 投稿日時:2020年12月24日
  • カテゴリー:Ninja ZX-25R

★クラッチミート直後からの加速が気持ちイー!★

やっぱりな! 全長だった。
これで一気にブレークスルーだ。

微妙に長すぎたんだ、これをきもちよ〜くバッサリ短く。
この瞬間、4000回転手前のトルクがスゥーっと下がって
綺麗に右肩上がりのトルクラインに。
するとクラッチミート直後からの加速が気持ちイー!
そして、そのまま6000rpmから上へと綺麗につながっていく。
最高に楽しい、最高に気持ちイー!

ほぼ、完成だけど、もう少し微調整をして完璧に仕上げようか。

SP忠男 開発チーム 

ninjazx25r1100.jpg title=

ninjazx25r1101.jpg title=

18~YZF-R3/MT-03 POWERBOXパイプ編 其の壱

★ある時はおおらかに、ある時はエキサイティングに★

う〜ん、以前に乗った時とはかなりイメージがちがうなぁ〜。
想像以上にフラットトルクでどちらかというと大人なフィーリングだ。
豊かなトルクでゆったりと走る感じ・・・。

最近ZX-25Rの開発にハマってて、
あのエンジンのワクワクが基準になっているせいかもしれないな。
そう、俺たちはYZF-R25のパイプの開発を通して、
このエンジンのポテンシャルは知っている。
更に力強く、更に躍動感あふれる、ワクワクのパフォーマンスを。

ある時はおおらかに、ある時はエキサイティングに
う〜ん、あの爽快な走りのパフォーマンスを
18~YZF-R3/MT-03オーナーに堪能してもらいたい。
やっぱり創ろう!

SP忠男 開発チーム 

yzfr3mt10pb_pipe0100.jpg title=

yzfr3mt10pb_pipe0101.jpg title=

MT-10 POWERBOXサイレンサー編 其の伍

★サイレンサーの全長を根本的に変えてみた★

シフトチェンジの度に、どんつき感が出る。
クイックシフトを使えば誤魔化せるけど、それじゃダメだ。
ライダーとエンジンのコミュニケーションが、うまく取れていなんだ。
これではライダーが疲れてしまう。

サイレンサーの全長を根本的に変えてみた。
これは効いた!かなりいい感じだ。

SP忠男 開発チーム 

mt10pbsilencer0500.jpg title=

18~YZF-R3/MT-03 POWERBOXパイプ編 序章

★1番のネックはコスト★

本当に走りが変わる『気持ちイー!』YZF-R25 POWERBOXパイプの
口コミを聴いた、YZF-R3のオーナーの皆さんから
毎日のようにPOWERBOXパイプのリクエストが入る。
あの走りの変化を味わってしまったら、
欲しくなってしまう、気持ちはとてもよくわかります。

しかし、1番のネックはコスト
YZF-R3は小型自動二輪、車検対応には厳しい、
WMTCモードの排出ガス試験をクリアーしなければならない。
そのためには高額な触媒装置を内部に組み込まなくてはいけなくなる。
ネックはコストだ。
試算してもかなり高額な価格帯になってしまう。
作るべきかやめるべきか・・・。

SP忠男 開発チーム 

yzfr3mt10pb_pipe0000.jpg title=

yzfr3mt10pb_pipe0001.jpg title=

NinjaZX-25R編 其の拾

  • 投稿日時:2020年12月22日
  • カテゴリー:Ninja ZX-25R

★全長を短くして高速タイプに振ってみようか★

かなり行き詰まった・・・・。
メインパイプをぶった切るか!
メインパイプをぶった切って全長を短くしてみよう。

マフラー開発のセオリー通り、全長を短くして高速タイプに振ってみようか。
せっかくここまで仕上げたけど、根本的に何かが違うんだ。
多分、全長だと思う。

SP忠男 開発チーム 

ninjazx25r1000.jpg title=

MT-10 POWERBOXサイレンサー編 其の四

★軽さがさらに強調された★

さあ、やっと右肩下がりのトルクラインから抜け出せた!
しかし、今度は思いっきりアクセルに対して敏感で、
低速でギクシャクしてしまう。
変化が極端なんだよね。

ただ、言えることはマシンがなんだか、すごく軽く感じる。
このMT-10はもともと見た目のゴージャスな感じとは反対にものすごく軽い。
さすがYZF-R1の兄弟車って感じなんだけど、
サイレンサーで特性が変化したことで、軽さがさらに強調された。いいね!

SP忠男 開発チーム 

mt10pbsilencer0400.jpg title=

MT-10 POWERBOXサイレンサー編 其の参

★まったりした特性からなかなか抜け出せない★

やっぱりなぁ〜! 
トルクラインが右肩下がりになってしまい、
まったりした特性からなかなか抜け出せない。
焦る、焦る。焦る・・・・。

今度は大胆にサイレンサー内部の構造を変えてみた。
今までにトライしたことのない内容だ。
さあ、どんな風に変化が現れるのか、楽しみだ

SP忠男 開発チーム 

mt10pbsilencer0300.jpg title=

mt10pbsilencer0301.jpg title=

Z H2 POWERBOX編 其の拾

★これぞリッタークラスのゆとりのトルク。★

凄い! これぞリッタースーパーチャージャーだ!
2000rpm手前から6000rpmまで綺麗なラインで
ガッツリトルクを引き出した。気持ちイー!
これぞリッタークラスのゆとりのトルク。

そして6000rpmからやばい このパワー! 凄い。
爽快な吹け上がり いいね いいねぇ〜。
最高に楽しい 最高に気持ちイー!

このトルクならトップギアホールドで長旅にも使えるね。
しかも速い。
ライダーの意思に従順にほんのわずかなラグを作り反応させるから、
ライダーに安心感を与えてくれる。
これがPOWERBOXシリーズ特有の特性で人気の秘訣なんだ。
そう簡単には真似のできないオリジナルな特性さ。

この特性がマシンとの信頼関係を高めて、
可愛い存在にしてくれる、一体感が半端ないんだ。

オーナーのあなたには絶対この気持ちイー!を体感して欲しいな。
また体感快感試乗会 ライドオンキャンペーンに試着用のマフラーを用意して待ってるよ。

ライドオンキャンペーンの日程などの情報はこちらからご覧いただけます。

製品の詳細はこちらから

zh21000.jpg title=

zh21001.jpg title=

zh21002.jpg title=

NinjaZX-25R編 其の九

  • 投稿日時:2020年12月08日
  • カテゴリー:Ninja ZX-25R

★トルクラインが右肩下がりになってしまう★

いやぁ〜ZX-25R 難しい。
何なんだろうこいつ。 
6300rpmから上の回転域のパワーは割と簡単に上がってくる。
これはいいことなんだけど、
何故だか一緒に4000rpm付近のトルクもおまけにグングン上がってくる。

これが曲者、この付近のトルクが上がると、
6000rpm付近に向けてトルクラインが右肩下がりになってしまう。
こいつがZX-25Rの走りを悪くさせる、ここがすっごいストレスなんだ・・・。
しかし、いまのところ何をしてもここのトルクラインが綺麗にいかない。
パワーラインで見ると僅かに盛り上がっているだけで、
全く問題に感じられないが、走って見れば一目瞭然。
こんなマフラー絶対に売りたくないね。
さあ、どうすればいいんだろうか?

SP忠男 開発チーム 

ninjazx25r0900.jpg title=

ninjazx25r0901.jpg title=

MT-10 POWERBOXサイレンサー編 其の弐

★ある程度ダイレクトでパワフルな方がいいかなって思う。★

MTー10は割とサイレンサーだけで特性変化をしてくれるね。
反応が良い。
基本、このマシンはサイレンサーを変えるとまったりした方向に変化する。
せっかく、POWERBOXパイプでトルクラインを整えたのだから、
あまりまったりとした性能よりも、
ある程度ダイレクトでパワフルな方がいいかなって思う。

ダイレクトだけど常にマシンをライダーのコントロール下におき、
『気持ちイー!』特性を作りたい。
サイレンサーでどこまで出来るかが楽しみだ。

SP忠男 開発チーム 

mt10pbsilencer0200.jpg title=

  • SP 忠男 浅草本店
  • 〒111-0033 東京都台東区花川戸2-17-10
  • 平日 10:00~19:00  土日曜/祝日 9:30~18:00
    定休日 毎週水曜日 第三火曜日
  • SP忠男 業販部
  • 〒111-0033 東京都台東区花川戸2-17-10
  • 定休日 毎週日曜日 祝日

スペシャルパーツ忠男(SP 忠男)| オートバイ・バイク・二輪車、オリジナルマフラー公式サイト

オートバイのオリジナルマフラーを中心にバイク・二輪車のスペシャルパーツを開発しお届けします。
”気持ちイー!”で世界中のライダーを愉快にさせるために。
MT-09、MT-07、YZF-R25、XSR900などの交換用マフラーを取り揃えています。
オートバイ、バイクのマフラーの交換、カスタムチューニングはお任せください。