NinjaZX-25R編 其の弐
- 投稿日時:2020年10月29日
- カテゴリー:Ninja ZX-25R
★夢の様に気持ちイー!6000rpmからのワープ感が落ちた★
徹底的にメガホンサイレンサーの可能性を探ってみた。
すっごい気持ちイー!
2000rpmから5000rpmまでしっかりトルクが上がっている。
1000ccらしい力強い走りだ。
そうこれを求めていたんだ・・・。5000rpmまではね。
しかし、6000rpmからのワープ感が減った。
明らかにパワーバンドが低い回転域に移って
夢の様に気持ちイー!6000rpmからのワープ感が落ちた。
そしてもう一つ、もっと大きな問題が・・・・。
1500rpm~2000rpmのトルクラインが乱れて
ドンツキ発生、クラッチミートに神経を使う。
これはマフラー交換をするとよく経験する特性だけど、
SP忠男では絶対にこれは許されない。
この回転域のトルクラインからライダーとマシンの信頼関係を築いていくんだ。
この回転域で信頼関係が作れないと,
どんなに頑張ってもチグハグな感じになってしまう。
とても重要な回転域の特性なんだ。
しかし、シンプルなメガホンサイレンサーの限界はここまで、
ここから先のきめ細やかな設定は、
POWERBOX(排気ガスを膨張させて排気流の脈動をコントロールするBOX)の出番だね。
★消音に必要なサイレンサー内の膨張室の容量がどんどん削られていく★
まずはシンプルにメガホンサイレンサーの実力を探る。
な、なんだこれ? 音でかっ!
そうか、Ninja H2SXと違ってサイレンサーの前方に音を消すための膨張室がない。
今頃、気づくか。
ある程度Ninja H2SXの内部部品を踏襲しようと思ったけど、
まった使えない、全て一からやり直しだね。
メガホンの中の構造を全て変えて、
あれれ、サイレンサーの中にNinja H2SXにはなかった、
排出ガス発散防止装置、そうキャタライザーがガッツリ入っている・・・。
これはやばい。
消音に必要なサイレンサー内の膨張室の容量がどんどん削られていく。
気持ちイー!が遠のいていく・・・
SP忠男開発チーム
スペシャルパーツ忠男(SP 忠男)| オートバイ・バイク・二輪車、オリジナルマフラー公式サイト
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”気持ちイー!”で世界中のライダーを愉快にさせるために。
MT-09、MT-07、YZF-R25、XSR900などの交換用マフラーを取り揃えています。
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