CB400SB/SF (2BL-NC42) | 忠さんのマフラー開発奮闘記

CB400SB/SF (2BL-NC42) TwoTailマフラー編 其の伍

★心からの『気持ちイー!』を手に入れることができた★

すっごいなあ! 
うちの開発チームは集合部を徹底的にいじって
4000rpmの滞りを完璧にクリアーにして
更に綺麗なトルクラインに仕上げてくれた。

ものすごい時間をかけ、何度も何度も集合部を作り変えて、
容積を変え、4in2in1の2の集合タイミングを
ミリ単位で調整し素晴らしい特性に仕上げてくれた。
全くコストなんて考えていない 職人の意地だ。

おかげで心からの『気持ちイー!』を手に入れることができた。
まるで、600ccクラスのマシンに乗っている感覚だ。
力強い走りの質感が半端ない。
このマシンすでに400ccの領域ではない。価値あるマフラーだ。
サウンドも今までのマフラーとは全く違う低音の中に凄みが存在する。
この性能にバッチリあっている。
さあ、このtwotailのマフラーがついた車両を今月末から試乗車として
各地のイベント会場に持ち込むぞ。
CB400オーナーのあなたには絶対乗っていただきたい一本だ。

ただ、性能に思いっきりこだわって
各部にコストを無視した作りになっているから、いくらになるかわからない。
多分金額を気にする人にはあまり勧められないかな・・・。
でも、半端な性能の製品は出したくないし仕方がないか。

SP忠男開発チーム

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CB400SB/SF (2BL-NC42) TwoTailマフラー編 其の四

★回転の滞りが残っている★

元の性能はそんなに悪くない。
ただ、バルブが切り替わる事前の4000rpm前後に
回転の滞りが残っている。ここをなんとかしたい。
そこで、今回は集合の位置と容積をいじってみた。
この部分の調整でこの悪い特性を一掃できるといいのだが。

SPTADAO開発チーム

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CB400SB/SF (2BL-NC42) TwoTailマフラー編 其の参

★特性がイマイチしっくりこない★

前回あのヒット商品CB400SB/SF TwoTailマフラーを
必死になって開発していた頃からはや10年が過ぎている。
今、またこの最新のCB400SB/SF (2BL-NC42) TwoTailマフラーを
開発しながら昔を思い出し感じることは・・・・。

あれ!? やっぱり違う。 
スタンダードでかなり良くなっている。
REVOが効くまでのトルクが、かなり上がってきているように感じるんだ。
メーカーもターゲットに合わせてそれなりに大人の味付けにしてあるんだなって。

旧タイプのTwoTailマフラーを加工して着けてみても
特性がイマイチしっくりこない。
最新の規制に合わせて排気ガスを浄化するために
触媒装置の容量を大きくしたので、
レイアウト変更を大胆に行ったことも要因の一つだと思う。
う〜ん、なんだかモヤモヤしてるんだ。

SPTADAO開発チーム

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CB400SB/SF (2BL-NC42) TwoTailマフラー編 其の弐

★高価な触媒が、ふんだんに使用されている★

しかし、このマシン最初のインジェクション化されてからも
すでに10年以上経っている。
それまでに時代は数度の排出ガス規制を経て今に至る。
その都度、このマシンはエンジンの基本設定は変更されず、
ほぼECUとマフラー内の触媒だけで厳しい規制に対応してきている。
そう、ECUと触媒だけで・・・。

とういう事で純正のマフラーの中には
高価な触媒が、ふんだんに使用されている。
そうしないと現在の排ガス規制はクリアが出来ないんだ。
そうなると当然これから開発を始めるマフラーの中にも
この高価な触媒をふんだんに組み込まなくてはならないんだ。
これが今まで、なかなかこのマシンのマフラー開発に
手をつけてこなかった理由の一つでもある。
ふんだんに使わなければいけない触媒の原価を想定すると・・・。

まあ、今回はそのハードルを越えるくらい
ファンのみなさんからの熱いリクエストが、
たくさん寄せられたので開発に踏み切ったってわけだ。

まずはなるべく少ない量の触媒を使って、
効率よく排出ガスを浄化するための配置を
専門家立会のもと設定しているところなんだ。
これが決まったら性能の確認をしながら、
同時に数度のモード試験を繰り返し確認をし、公式の試験に持ち込むんだ。
手間のかかる作業だが頑張ってやてみるか。

SPTADAO開発チーム
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CB400SB/SF (2BL-NC42) TwoTailマフラー編 其の壱

★Vテックが切り替わる前までのトルクアップしかないよね★

CB400SB/SF 久しぶりにこのマシンに乗ったけど
やっぱりすごいねこのマシン!
半端なくパワフルだし早い。
また走りの完成度が素晴らしく、設計の古さを微塵も感じさせない。
やはり、高くても売れている理由がよくわかる。

このマシンをもっと気持ちよくするには
3000rpm手前から6000rpm付近まで
Vテックが切り替わる前までのトルクアップしかないよね。

SPTADAO開発チーム
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