2003 CB1300SF編 其の伍
- 投稿日時:2018年05月18日
- カテゴリー:CB1300SF 03
★ 「高気密一体構造」 ★
実際このマシンを生かすも殺すも
5000rpmまでの特性にかかってると思うんだ。
だいたいこのマシン、どんなマフラーをつけても
5000rpmからのパワーは勝手に盛り上がって行く。
でも実際、ホンダの作ったこのエンジン、
そんなに回さなくっても充分速い!
なにしろ1300ccもあるんだから・・・。
そこで、一番特性造りに重要なのはスタートから5000rpmまでの域、
とくに2800rpm付近から4000rpmまでの域が最も重要。
まぁここの回転域はシリンダーの充填率によって
特性を造っていかなければならないから、
一般の集合管と呼ばれるようなマフラーではまず造れないよな。
ここに高気密一体構造の意味が存在するんだ。
と、言うことで、今回は集合部の容積・形状を中心にいじって、
前回の問題点をクリアーしてきた。さ〜あ、どんな感じかな。
う〜ん、かなり意図する特性に近づいてきたぞ。
スタートからのパワーも良い、伸びもかなりでてきた。
特に2800rpmからがかなり楽しい。いいぞ。この勢いだ!
この特性をさらにもっともっと強化すればパーフェクトだ!
さあ、頑張ってやってもらいましょうかね!
忠