CRF250L 2021〜編 其の拾四
- 投稿日時:2021年07月21日
- カテゴリー:CRF250L 2021~
★微妙な回転の澱みが生じる★
2500rpm~4000rpmまで、ライダーとマシンが一体となる
POWERBOX特有の上質なトルク特性を作ることができた。
そして、このパイプ6000rpmから上は最高に気持ちよく回転が上昇していくのに、
未だ5000rpmを超えたところに微妙な回転の澱みが生じる。
スタンダードはもっと広い範囲に澱みがあるので、
気にしなくてもいいのかもしれないが・・・・。
実際に走らせると、ここで気分が落ちる。
やはり、ここまで完成度が上がってくると、
どうしてもこの澱んだ感覚は気にかかってしまう。
気持ち悪いんだ。
過去のデータをやテストピースを取り出して、
開発の方向性を検証していく。
この検証作業がまた楽しい。
SP忠男開発チーム