DN-01編 其の七
- 投稿日時:2018年05月18日
- カテゴリー:DN-01
★走ることが楽しくなるサウンドさ★
えっ?
なんで、たかだかサイレンサーを作るだけなのに
こんな時間がかかってるのかって?
毎日のようにメールや電話で問い合わせがくるって!
それはだな〜・・・・・。“音”
いったん音質にこだわりだすと、
これが結構奥が深くて、なかなかokが出せないんだよ。
室内でいい音が作れたからって、
張り切って、外に出たら全然“音”が変わってしまうし、
空ぶかしで最高の音を出していても、走り出したら下品な音に
変わってしまうとか結構おもしろいのよ!
でも大丈夫。出来たから!!!
最高のサウンド
最高の低音
この音はこのいかしたマシンにビッタリの迫力と
最高の質感を演出してくれるぜ!
しかもけっしてうるさくない!!
走ることが楽しくなるサウンドさ!
忠
★この“穴”はどんな音を轟かせてくれるんだろう★
ということで、音と性能はある程度めどが立ったんだ。
そこで問題はデザイン!
これだけ挑戦的なスタイル。
かなりおっかない顔してるフロントマスク。
確かにノーマルのマフラーのデザインはドンピシャリだけど、
そこには“ワル”を感じない。
せっかく、ここまでの面構えをしているんだから。
サウンドと同時にマフラーのデザインも“ワル”をイメージさせたいんだ。
で、俺が考えたのはそいつを見た瞬間“ウワッ”と思わせるデザイン。
“このバイク、エンジンをかけたらどんな爆音を轟かせるのだろう!”って、
おそるおそるでもスターターボタンを
押してみたくなるような誘惑にかられるデザイン!
キーワードは“穴”
・・・・大きな声を出すのは大きな口をしたやつに決まってる!
だから排気口を今まで考えられなかったくらいに
お〜きく設定してもらったんだ。
でもこれが、以外とたいへんで、
今までにそんな大きな穴の型がないから
一から叩き出して作ってもらった。すごいだろ!
一体全体この“穴”は、どんな音を轟かせてくれるんだろう・・・・・。
忠
★驚きだねホンダの底力★
まずは、新車出荷時に装着されている、
消音機(サイレンサー)の性能チェック!
サイレンサーを完璧に外して音をチェックしてみた。
ふ〜ん、そうか。
このままでもふつうに走れそうな音量だな。
規制値には収まらないかもしれないけど、
ほとんどサイレンサー手前の大きな黒いボックスで、消音されているって訳か!
ということは、サイレンサー自体の消音性能は、
あまり高い必要がないってことだよな・・・・!
では、排気効率だけを考えて、
なるべく大きな穴でストレートに排気ガスを抜いてみますか・・・。
結果は?
いいじゃん・・・。
ちゃんと低音が聞いているし、結構ワイルドな音が出ている。
音量はいくつ?
えっ!95dB。
おしいね、規制値は94dB以下だからあと3dBぐらいダウンさせようか!
・・・・こんどは?
92dB
OK!基本はこれで行こうか・・・。
走りも変わるのかな?
へえ〜!いけるね!
今回サイレンサーをかえることで伸びが出たね。
これが結構、好印象。
今までは50km/h〜90km/hまでが快適ゾーンだったけど、
サイレンサーをかえることで、
これが50km/h〜120km/hまでが快適ゾーンに変化したんだ。
驚きだねホンダの底力。
よ〜しそれでは、
このサイレンサーをたたき台にして、
楽しいサイレンサーを創るとしましょうかね!!
忠
★サイレンサーの開発をしようと思うんだ★
ずっーと、走って感じたことがあるんだ。
このバイクもう少し加速を上げたら楽しいだろうなって・・・。
でも、実際このポジションで加速力を上げるとハンドルで
体を支えるようになるから以外と不快だろうな、っとも思うんだ。
あともうひとつ。
なんか走っている最中、いつもなにかモヤモヤ感を感じていたんだ何なんだろう・・・。
あ〜そうだ!
格好は最高にワイルドで近未来的なのに
音が貧弱でメカノイズしかしないんだ!
確かにアイドリングや極低速域では迫力のある音がし
てホンダの開発力の高さを感じるんだけど、
やはり実際に走り出してしまうとエンジンからの
ノイズしか耳に入ってこない。
これがなんかとってもストレスなんだ。
そこで今回はあえて今までにあまりやってこなかった手法だけど、
音を作るってことでサイレンサー(消音機)の部分に限った開発をしようと思うんだ。
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