MT09 2021~ | 忠さんのマフラー開発奮闘記

MT-09 2021~ 編 其の拾

  • 投稿日時:2022年02月09日
  • カテゴリー:MT09 2021~

★雄大なトルクがリッターネイキッドの走りの風格を作り出している★

並行して、データを共有しながら、進めているTRACER9GTの開発は、
往年のネイキッドマシンを彷彿とさせる、
雄大なトルク特性と、5000,6000,7000rpmと
気持ちよく伸びていく、回転数を引き出すことに成功をした。
この性能が最高に『気持ちイー! 』
早速、このマフラーをMT-09に装着してみる・・・・。

なんだこれは? 
MT-09持ち前の軽さに、さらに輪をかけて圧倒的に軽い。
しかも、雄大なトルクがリッターネイキッドの走りの風格を作り出している。
すごい。これは絶対面白い。これは最高に『気持ちイー!』 

OKこれならいい、完成だ。 
早速、市販モデルに仕上げて 販売開始だ。
なるべく早い段階で、快感体感試乗会ライドオンキャンペーンに
持ち込めるようにするから、絶対一回は体験してほしいな、ぜひ。 

SP忠男開発チーム
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MT-09 2021~ 編 其の玖

  • 投稿日時:2021年12月06日
  • カテゴリー:MT09 2021~

★エンドパイプの太さと長さが、高速域に大きく影響を及ぼしていたことが判明★

最後の最後、高速域の伸びを引き出すのに物凄く時間がかかった。
エキパイ、box、色々見直したけど・・・。
結局、エンドパイプの太さと長さが、
高速域に大きく影響を及ぼしていたことが判明。
ここを見直す事で、徐々に高速域の伸びが、顔をのぞかせてきた。
もう少し、もう少しかもしれない。

SP忠男開発チーム
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MT-09 2021~ 編 其の八

  • 投稿日時:2021年11月26日
  • カテゴリー:MT09 2021~

★高速域の伸びていく感覚が、ちょっと足りない・・・。★

やっぱりだ。
2500rpmから5000rpmまでのトルクライン
更に豊かに更に逞しく、引き出してあげたら、
なんだか、リッタークラスらしい爽快な走りが現れた。
本当に気持ちいいんだ。
スタンダードでも最高に楽しいMT-09だけど、
ここまで思い通りに走ってくれると、なんだか愛おしくなる。いいぞいいぞ。

まずは、クラッチミートとすぐに感じる。
ライダーをほっとした空気に包み込む忠男マジック、
そして、そこから右手に追従するうような心地よいトルク。
トップギアにホールドで田舎道を心地よく走るフラットな特性。
う〜ん、高速域の伸びていく感覚が、ちょっと足りない・・・。

SP忠男開発チーム

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MT-09 2021~ 編 其の七

  • 投稿日時:2021年11月12日
  • カテゴリー:MT09 2021~

★BOXの容積徹底的にいじってみよう。★

膨張室(BOX)の 容量を大胆に変えてみた・・・。
へ〜、結構変わる。これは面白い。
『 気持ちイー!』を求めて、BOXの容積徹底的にいじってみよう。

SP忠男開発チーム

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MT-09 2021~ 編 其の六

  • 投稿日時:2021年11月10日
  • カテゴリー:MT09 2021~

★太さ長さでの調整だけでは限界のようだ★

2500rpmから5000rpmまでのトルクラインの
澱みはかなり良くなってきた。
しかし、これ以上はもう、エキゾーストパイプの
太さ長さでの調整だけでは限界のようだ。
今度は、膨張室とサイレンサー内部の構成を
色々、変更して、特性を細かくいじってみる・・・・。
面白い、どんどん変化して、その都度、僕らを楽しませてくれる。
MT-09最高。
 
SP忠男開発チーム

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MT-09 2021~ 編 其の伍

  • 投稿日時:2021年11月05日
  • カテゴリー:MT09 2021~

★そう、案外大切な回転域の特性なんだ★

いいね、1500rpm前後の少しフラットで、
豊かな乗り心地のトルクラインが現れてきた。
なんとなく感じることは、900ccのビッグネイキッドならではの雄大さ、
綺麗に整えたトルクラインがライダーの右手に従順に反応する。
この感覚が、マシンとライダーの絶対的な信頼関係を生み出してくれるんだ。
この回転域の特別な特性が、SP忠男のファンが、マシンを乗り換えても
また、SP忠男のマフラーを選択していただける理由の一つだって、
あるライダーが言っていた。
そう、案外大切な回転域の特性なんだ。

今、この状態では1500rpmから2500rpmまでは、
綺麗なトルクラインが仕上がっている。
そして、一息ついて5000rpm付近からパワーが湧き上がってくる感じ、
ここからの課題は2500rpmから5000rpmの間のトルクラインを
綺麗に繋げることかな、面白いぞ・・・・。

SP忠男開発チーム

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MT-09 2021~ 編 其の四

  • 投稿日時:2021年11月02日
  • カテゴリー:MT09 2021~

★今までにない、レイアウトだけど、結構いけてると思う★

ルックスをショートに仕上げるために全体をコンパクトにまとめあげ、
その上で、しっかりと気持ちイートルク特性を
引き出せるレイアウトを見つけ出した。
今までにない、レイアウトだけど、結構いけてると思う。

その上で、1500rpm付近からSP忠男らしい
独特のトルクラインを引き出すために
少し長めのエキゾーストパイプを設定してみた。
この回転域のトルクライン次第で、ライダーと
MT-09との信頼関係がググッと高めることができるんだ。
想像しただけでワクワクする。

SP忠男開発チーム

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MT-09 2021~ 編 其の参

  • 投稿日時:2021年10月29日
  • カテゴリー:MT09 2021~

★1500rpm付近に案外キーワードが、ある気がしているんだ★

MT-09は全開で走ると最高にエキサイティングで気持ちイー!
だけど、1500rpm付近は、ビッグバイクらしい大らかさにかけている気がする。
ヨーロピアンライダーは、昔からこの辺はあまり気にしていないようで、
大体ヨーロッパをメインターゲットにしたマシンは、こういう傾向だと思う。
今、同時に開発をしているMVアグスタのブルーターレなんて、
もっと全然極端だ。別に中高速が楽しいから良いのだけれど、
日本で、MT-09がもっと可愛がってもらえるためには
1500rpm付近に案外キーワードが、ある気がしているんだ。
この回転域のトルクを綺麗に整えて、ライダーの意思と
エンジンの周り方がうまく同調してくれると、
ライダーの緊張が一瞬でほぐれ、マシンとの一体感がとても高まるんだ。
これが、SP忠男のマフラーというか、エキゾーストパイプの創り方なんだよね。
うちのファンはここをすごく高く評価してくれるんだ。

なんか、少し開発の方向性が見えてきた・・・。楽しみだね。

SP忠男開発チーム

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MT-09 2021~ 編 其の弐

  • 投稿日時:2021年10月19日
  • カテゴリー:MT09 2021~

★これ以上の性能を引き出すのはかなり難しいよね★

こういった完璧なバランスのマシンは、開発の方向性を見出すのがとても難しい。
とはいえ、このマシンは過激だ!
ある回転数にフラットなトルクを引き出して、より広い範囲で楽しめるように、
今以上に日本の道を愉快に走れるように、色々探ってみたいと思う。
やるだけやって 方向性を探ってみよう。

しかし、このマシンスタンダードが、
車体に合わせて特殊な形状で容量を稼いでいるから、
これ以上の性能を引き出すのはかなり難しいよね。
さあ、どうしようか。

SP忠男開発チーム

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MT-09 2021~ 編 其の壱

  • 投稿日時:2021年09月28日
  • カテゴリー:MT09 2021~

★今のところ全く不満が見つからない★

小川くんのMT-09、慣らしも終わったし開発開始!
まずは、スタンダードで走って感じてみた。
あれれ?なんだかまったりしてるぞ、なんだぁ〜?
そうか、パワーモードが4って、
1番パワフルかと思いきや、最もまったりモードだった!

今度は3、2、1と数字を下げていく、このマシンに最もしっくりくるのは1、もしくは2、だな。
いままでのMT-09だと、Aモードはスパルタン過ぎて乗りづらかった。
しかし、21モデルは全く違う。
圧倒的にパワフルになっているのに、ちゃんとコントロールが、出来る。
出力特性が上質なんだ。見事だ、ハイエンドマシンの仕上がりだ。

サスペンションもとてもいい動きだけど、基本硬い。
少し馴染むまで時間が必要か?
今のところ全く不満が見つからない。さあ、困った・・・・。

SP忠男開発チーム

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  • SP 忠男 浅草本店
  • 〒111-0033 東京都台東区花川戸2-17-10
  • 平日 10:00~19:00  土日曜/祝日 9:30~18:00
    定休日 毎週水曜日 第三火曜日
  • SP忠男 業販部
  • 〒111-0033 東京都台東区花川戸2-17-10
  • 定休日 毎週日曜日 祝日

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