Ninja1000 14 POWERBOX HP編 其の六
- 投稿日時:2018年05月16日
- カテゴリー:Ninja1000 14 POWERBOX HP
★出力特性を若干フラット気味に盛り上げる事で解決出来そう★
今度のPOWER BOXはさらなるハイパフォーマンスを求めてHPという呼称で読んでいる。
メガホンの前端部に少し大きめな膨張室を儲け、ここの容積、
形状、バイパスの取り出し位置、バイパスの太さ、長さ、
これらの変更によって生まれる性能の変化を使って、
最高のパフォーマンスを引きだそうとしているんだ。
おれが新車の状態で試乗して感じた事は性能云々より
ギアチェンジがあまりスムーズではないなってこと。
ギアチェンジのフィーリングはあたりが出ていないか、
その回転域の出力特性が少し乱れていて
回転を合わせにくいかどちらかの場合がほとんどなんだ。
今回の場合は後者を強く感じるので、出力特性を若干フラット気味に
盛り上げてあげる事で解決出来そうな感じがするんだ。
特に2,000〜3,000rpmの特性をフラットに整えながらトルクを引出してあげると、
少しがさつさを感じるエンジンもKawasakiらしくカチッとした。
また雄大で “気持ちイー” ものに変化させられるような気がするんだ。
あくまで今までの経験から来る予感だけどね!
★ダブルパワーボックス構造の性能進化が凄いんだ★
Ninja1000 POWERBOXの誕生から、はや2年と6ヶ月。
超軽量を売りにして数えきれないほど沢山のファンから支持され、
いまだに増産を続けている。
いいものは長く愛され続けるものだね。
でも、だからってこれに甘んじていてはならない。
この2年と6ヶ月でSP忠男の開発スキルは格段に成長している。
サイレンサーの内側に膨張室を作り左右で繫ぐ
ダブルパワーボックス構造の性能進化が凄いんだ。
なにが言いたいかっていうと、せっかくだからこれを使ってみたい!
膨張室の容量と形状。
なんだか、2STのチャンバーを開発しているみたいで面白いんだ。
スペシャルパーツ忠男(SP 忠男)| オートバイ・バイク・二輪車、オリジナルマフラー公式サイト
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